Leifras SPORTS SCHOOL

Leifras SPORTS SCHOOL

ラージハート

スポーツ

子どもにスポーツを習わせたい方 必見! 習いごとの選び方

更新日: 2023.12.06
投稿日: 2023.02.03

サッカーや野球、バスケットボールからトランポリンやボルダリングまで、近年、スポーツの習い事の種類は増え続け、お母さんやお父さんには、

「なにを習わせたらいいの?」
「早く始めた方が身につく?」

といった、さまざまな疑問や迷いが生まれるでしょう。

4歳以上で習い事をやっている子どもの割合は約8割と、ほとんどの子どもが何かしらの習い事をしています。

特に外遊びの時間が年々減少している昨今、「体力づくり」「運動習慣」の面でもスポーツの習い事はおすすめです。

子どもに習い事は必要? なぜ、やらせた方がよい? その理由とは?

子どもは毎日幼稚(保育)園や学校で遊んだり、勉強をしたり、先生や友だちと関わることで成長していますね。

習い事は園や学校以外の場所で好きなことに熱中し、上達する喜びを感じたり、壁にぶつかって乗り越えたりと、より広く多様な経験ができる場です。

「園や学校での生活で十分」という子もいれば、「好きなことをもっと深めたい」という子もいるはず。

今回は子どものスポーツの習い事について、そのメリットから選び方までを紹介します。

スポーツの習い事では得られることがたくさん! その理由を解説


「興味がありそうだから」「お友だちが始めたから」と気軽な気持ちで始めることも多い習い事ですが、実はスポーツの習い事には得られるメリットがたくさんあります。

ここではスポーツの習い事で身につけられることを見ていきましょう。

スポーツを習い事にするメリットとは

○ 基礎体力や筋力がつく

「外で遊びなさい」と言っても、遊べる場所が限られたりなかなか叶わないことも多いですよね。

習い事で体を動かす機会を作れば、しっかりした指導で基礎体力や筋力が効率的に身につけられ、体の発達を促すことにもつながります。

特に運動に苦手意識がある子どもにも運動習慣がつき、「体を動かすことって楽しい」と感じられる貴重な機会になります。

○ 集中力が養われる

スポーツでは仲間と一緒に体を動かしたり、指導を受けることで自然にメリハリがつくので集中力が養われます。

スポーツの習い事は、集中力を養う環境が整っているといえるでしょう。

○ 脳の活性化

人間の脳は3歳頃までに大人の8〜9割の重さにまで成長するといわれます。

神経細胞がどんどんつながって増えていく時期にさまざまな動きのバリエーションを体験させることは、脳の活性化を促します。

親だけではなかなか体験させられない仲間とのスポーツ経験、そして人との交わりで脳がたくさん刺激を受けるでしょう。

○ ストレス解消

適度な運動、特に子ども自身が楽しんで行うものは、爽快感や達成感が感じられ、子どものストレス解消に役立ちます。

また体を動かすことで食欲もわき、適度な疲労が得られて夜はぐっすり眠れるという生活習慣を整えるうえでもスポーツは役立ちます。

「今日はゴールが決められた」「できなかったことができるようになった」など、自信がつけられるのもスポーツのメリットです。

○ 人間力(協調性・社会性・チャレンジ精神・コミュニケーション力)が身につく

チームスポーツならもちろん、個人競技であっても、指導者とのコミュニケーションや仲間との協力、目標を決めて努力すること、集団の中での自分の役割、できないことに挑戦することなど、スポーツの習いごとには人間力を鍛える場面がたくさんあります。

年齢が幼いほど、スポーツの技術面よりも、非認知能力といわれる挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などといった学力テストでは測れない力を身につける役割が大きいといえるでしょう。

スポーツを習いごとにするデメリット

いいことがたくさんあるスポーツの習い事ですが、デメリットもあります。

ここではスポーツの習い事のマイナス面について考えていきましょう。

○ ケガのリスク

発達段階の子どもの体は、筋肉や関節がまだ未熟な状態なので、練習をやり過ぎたり、特定の動きを過度に繰り返すとケガのリスクも高まります。

スポーツなのである程度のケガの発生はあると思いますが、団体がどの程度、安心安全への取り組みをされているかチェックできると良いですね。

そして睡眠や栄養が足りていないと、集中力や体力が落ちてケガのリスクが高まるので、日頃から規則正しい生活を心がけるなど家庭でもできることに取り組みましょう。

○ 親の拘束時間が多い

習い事への送迎や待ち時間など、親の時間拘束が多い点も、子どもの習い事のデメリットの一つです。

「子どもが頑張る姿を見られるのは今だけ」と楽しんだり、家族に協力してもらうなど、考え方をプラスにスイッチできるといいですね。

○ 金銭面の負担

習い事は長く続ければ経済的な負担も大きくなり、兄弟がいれば人数分だけかかります。

また学年が上がれば試合や遠征が増える場合があるので、費用面でも負担が大きくなる傾向があるようです。

新しい習い事を始める時に子どもの意思を確認する、今の習い事を見直すなど家族で話し合っても良いでしょう。

○ 自由時間の減少

子どもの毎日を習い事で埋め尽くしてしまうと、子どもはこなすことでいっぱいになってしまい、楽しむことや向上心を持つことが難しくなってしまいます。

子どもの様子をよく観察して、子どもが疲弊しない程度の習い事におさめるようにしましょう。

選び方で注意したいポイント


もしかしたら今始める習い事が、将来の仕事や一生続けられる趣味につながるかもしれません。

選ぶ時に注意したいポイントを挙げてみましょう。

子ども自身にやりたい気持ちがあるか

子ども自身の「好き」「やりたい」という気持ちは、何よりも強力なモチベーションになります。

親が主導になって選ばずに、子ども自身が希望しているもの、夢中になれる習い事を探しましょう。

また子どもは仲の良い友だちが習っていたり、流行にも流されがちです。

最初はいくつか体験に参加してみて、子どもが本当にやりたいと思っているかを見極める必要があります。

費用は家計の状況に合っているか?

費用が家計の状況に合っているか、無理のない範囲内におさまっているかは、習い事を継続させるための大切な要素です。

月謝以外にユニフォーム代や遠征費なども加味する必要があります。

経済的負担を理由に、子どもが志半ばで辞めなくてもいいように、始める際によく考えてからスタートさせましょう。

家から通いやすいか?

特に幼児や小学校低学年の場合、習い事には親や祖父母が送迎したり、付き添う必要が出てきます。

小学3~6年生になって、一人で通えるようになればなおさら、電車やバスが使えるか、自転車でも危険がないかなど通いやすさは大切な要素です。

また練習やレッスンの前後に子どもが待てる場所があるかなど、柔軟な対応ができるかどうかもチェックできるといいですね。

子どもの目的や目標、雰囲気に合っているか?

「のんびりしている子なのに、教室は技術力を重視した教室だった」
「上手くなりたいと思っている子なのに、教室は初心者向けだった」

など、子どもの性格や目的に合っていないと、途中で教室を変えることになってしまうことも。

体験会やお試し期間があれば積極的に参加し、子ども自身がどう感じたかを聞いたり、大人目線でわが子に合うかを確認しましょう。

習いごと選びの失敗談


子どもの習い事は、実際にやってみないとわからないことがたくさん。

ここでは先輩のお母さん・お父さんたちの「習い事選びの失敗談」から学び、わが子に活かしましょう。

兄弟姉妹だからと同じ習い事に決めてしまった

「お姉ちゃんのバレエを妹が熱心に真似するので同じ教室に入会させたら、お姉ちゃんと比べられるのが嫌らしく、“私は別の習い事をやりたかったのに…”と文句を言われた。小さくても本人に確認することは大事」(8歳・5歳の女の子のお母さん)

「送迎の手間を考えて兄弟で同じサッカー教室に入れたが、ほどなく兄は塾に通うことになり、結局バラバラに送迎することに…。どうせ別々に送り迎えするなら、最初から二人がやりたいものをやらせてあげればよかった」(11歳・7歳の男の子のお母さん)

子どもの習い事を増やしすぎた

「私自身がやりたくてもやれなかった習い事を、次々と子どもに習わせたら、子どもが“友だちと遊ぶ時間がほしい!”と爆発。旦那にも“子どもには子どもの人生がある”と注意されました…」(11歳女の子のお母さん)

「次々と新しい習い事を始めたがる娘。結局、長続きせず転々として何も身についていないのが悲しい」(9歳女の子のお母さん)

子どもの習い事の先生と相性がよくなかった

「プロでも活躍した先生の教室と聞いて入会したが、飲み込みが遅い子の扱いが厳しく、子どもが置き去りにされがちでした。プレイヤーとしては優秀でも、教えるのがうまいとは限らないと思います」(8歳男の子のお父さん)

「幼児教室で落ち着きのないわが子は、長らく “困った子”でした。でも超元気な若い先生に変わった途端、“短期集中の子”に変身。先生も人間なので相性もあるし、子どもの特性のとらえ方次第で子どもが変わりますね」(6歳女の子のお母さん)

親も子どもも楽しむことが大切


子どものスポーツの習い事は「やる・やらない」も、「種目」も「始める時期」も自由な分、迷ってしまいますね。

スポーツの習い事は、子どもの人間関係や視野が広がり、社会性や協調性などの非認知能力を育むことができるなど、メリットがたくさんあります。

また幼い頃から体を動かす習慣があれば、歳を取っても健康的で活動的な生活を送ることができ、生涯の趣味として楽しめるかもしれません。

そして親子で試合を観戦しに行ったり、一緒に公園で楽しんだり…親子の絆を深めることができるのもスポーツのよいところ。

まずは「子どもの興味」や「親子で楽しむ」に軸足を置いて、スポーツの習いごとを考えてみましょう。

まとめ

・スポーツの習い事のメリットは、体力や集中力を身につけられて、人間力を養える点。また脳の活性化やストレス解消にもなる。
・反面、経済的な負担や親の拘束時間が増えるなどのデメリットもある。
・習い事を選ぶ時は、「子どもの意思」や「通いやすさ」「家計に合っているか」などに注意するとよい。

(参考文献)
『限界を越える子どもたち』アナット・バニエル著(太郎次郎社エディタス)
日本財団パラサポ | 脳の引き出しを増やす!3〜6歳に必ずさせておきたいこと
ベネッセ教育情報サイト | [習いごと入門]始める前に心得ておきたい5つのポイント
こどもまなびラボ | 多すぎる習い事のデメリット。習い事の上手な選び方と削り方のコツ
いこーよ | 2020年習い事調査

記事一覧に戻る

よく一緒に読まれている記事

無料で非認知能力を測定できます!

バナーをタップすると体験版の測定が可能です。

みらぼ

非認知能力を知ろう

非認知能力とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われる、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などのことです。園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で非認知能力を高める教育への関心度が高まっています。

  • 非認知能力とは?
  • 非認知能力が必要とされる理由
  • 非認知能力を高める5つの理由
  • 非認知能力を高める方法

非認知能力を知ろう

非認知能力とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われる、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などのことです。園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で非認知能力を高める教育への関心度が高まっています。

  • 非認知能力とは?
  • 非認知能力が必要とされる理由
  • 非認知能力を高める5つの理由
  • 非認知能力を高める方法

ラージハート公式Facebook