実は知らない、夏休みに注意しなくてはならないこと5つ
更新日: 2022.11.08
投稿日: 2022.08.04
熱中症や生活習慣の乱れなど、夏休みに注意しなくてはならないことは、テレビなどでも取り上げられたり、親同士でも話題にのぼりますね。
しかしいつもとは生活リズムや遊びの種類が変わる長期休みでは、意外な場面で「ヒヤリ」や「ドキッ」とすることが増えます。
また子どもの体調が変化することもあるので、回避できるよう事前に親子でルールを作ることも必要。
そんな夏休みに注意しなくてはならないことを5つ紹介します。
子どもの「やる気」が原因のヒヤリもある
朝起きて保育園や幼稚園、学校へ行き、勉強や活動をして夕方に帰宅する。
そんないつものリズムが崩れてしまう夏休みや冬休みの長期休みには、想像していないことが突発的に起こる可能性が高まります。
今回は夏休みに要注意なポイント5つを挙げてみます。
◯ 体調不良からの意欲低下
◯ 子どものヒヤリ行動
◯ 「親の仕事」「子どもの勉強」への影響
◯ 健康トラブル
◯ 友人関係の変化
体調不良からの意欲低下
夏休みに生活習慣が乱れたり、運動量が減ってしまうことはよくあります。
学校に行かなくてもいいという気の緩みから、夜寝る時間が少しずつ後ろにずれて、朝が起きられなくなったり…。
毎日園庭や校庭で遊んでいたのに、冷房の効いた部屋でゲーム三昧になったり…。
不規則な生活や睡眠不足、3食きちんと食べない、運動をしないといった生活が続くと、子どもでも「体がなんとなくだるい」「食欲がわかない」といった体の不調につながることに。
そしてその体調不良は、子どもが前向きに何かに取り組む「意欲」を萎えさせ、好奇心や根気がなくなって「学力低下」にもつながる可能性があるのです。
夏休みになる前に毎日のスケジュールを親子で考え、それを守ることをおすすめします。
子どものヒヤリ行動
「朝起きたら、子どもが勝手に料理をしていた」
「目を離した隙に、ベランダのビニールプールに一人で入っていた」
など、一歩間違えば大事故になりかねないことも、夏休み中は起こります。
子どもにとっては、「一人でできる」「お母さんやお父さんに褒められたい」というやる気や前向きな気持ちから出た行動でも、大人にとってはヒヤヒヤしますね。
花火やお祭り、旅行など、いつもとは違うイベントが目白押しで、親も子どももつい気が緩んでしまうのが夏休みの怖いところ。
「料理をする時はお母さんやお父さんと一緒に」
「子ども一人では絶対にベランダに出ない」
と約束することはもちろん、包丁などを子どもの手の届かない場所に置いたり、ドアや扉の鍵を上部にも鍵を取り付けるなどの予防をしておくと安心です。
「親の仕事」「子どもの勉強」への影響
いつもは家にいない子どもが夏休みで在宅をしていると、リモートワークで仕事をしているお母さん・お父さんにも少なからず影響します。
・オンライン会議中に子どもが仕事部屋に入ってきてしまった。
・騒ぎ声やケンカの声が打ち合わせ中に聞こえてしまう。
・仕事中でも、「遊ぼう」「何してるの?」と中断されて集中できない。
仕方がないとはいえ、いつものペースが守れないことにイライラしてしまうことも。
同時に、子どものゲームやテレビの時間、宿題の進行が気になり、「宿題はやったの?」「ゲーム、やりすぎよ」などと子どもの生活に口を出しすぎて、親が子どものペースを乱したり、やる気を奪うこともあります。
夏休み前に大人と子どもの1日のスケジュールを決めて、それに則って動くのが理想です。
子どもは子どものペースがあるので、過干渉にならないよう気をつけることも大切。
リモートワークには「仕事の部屋には鍵をつける」「会議の時は “会議中”などの張り紙をして周知する」など、打てる手は打っておくのも必要ですね。
健康トラブル
冷房の効いた部屋で長時間動かずにいたり、扇風機に当たる時間が長かったりすると、子どもでも低体温症になることがあります。
本来、子どもは大人より体温が高めですが、近年は運動不足や睡眠不足の影響などで平熱が36度以下になる子も多く、子どもの低体温が心配されています。
朝起きてからしばらくは冷房なしで過ごす、ラジオ体操を日課にするなど、「長時間の冷房」や「体を動かさない生活」を改善する必要があります。
また夏休みはおじいちゃん・おばあちゃんの家や旅行先などで、アイスクリームやお菓子を食べる機会も増えますね。
熱中症対策で飲むスポーツドリンクも、多くの糖分が含まれているので夏休み後は虫歯になる子が急増します。
いつもなら「甘いものはあまり食べないように」「食べたら歯磨きを」と注意していても、つい「たまにはいいか…」と無法状態になりがちな夏休み。
夏休み前にフッ素などで予防をしておくのもいいでしょう。
友人関係の変化
1学期に友だちとの関係がぎくしゃくしたまま夏休みに突入していたり。
休みの間に仲良しの子が別の子と仲良くなっていたりと、長期休みの後は学校での交友関係が変化していることがあります。
また人見知りするタイプの子どもは、新たな友人関係を構築し直すような緊張感があり、「友だちの輪に入れなかったらどうしよう」「うまくやれるかな」と心配になることも多いようです。
夏休み最後の1週間で「一緒に宿題しよう」とお友だちを家に呼んでみたり、お母さん同士で連絡を取り合って一緒に遊ばせると、1クッションになって新学期への心の準備ができるかもしれません。
もし子どもが学校に行きたくないそぶりを見せたら、まずはしっかり理由を聞きましょう。
「体調が悪い」「意地悪されている」などの具体的な理由があれば、それを解決する必要があります。
それ以外であれば、「1日だけ行ってみよう」「午前中で帰ってきてもいい」と提案して、登校するように促してみましょう。
帰ってきたら、「楽しかった」とケロリとしていることも多いはずです。
・生活リズムの乱れや運動不足が、子どもの体調不調や意欲低下につながる。
・子どもの思わぬ行動で事故が起こらないよう、予防や対策は必須。
・夏休み明けは、子どもの気持ちにもプレッシャーがかかることも。
(参考文献)
Kufura | 夏休みも要注意!「おうち時間の増加」で親がヒヤッとした子どもの行動や発言を調査しました
徳島県医師会 | 子どもの低体温
こどもまなびラボ | 夏休み中の子どもの生活、気になるアレコレ。「ゲームのやりすぎ、テレビの見過ぎ」はどう防ぐ?
保育のお仕事レポート | 知らないと怖い…夏の《7つのキケン》から子どもを守ろう