【2025年版】サンタの財布事情!クリスマスプレゼントの予算とリアルなエピソード大公開!
投稿日: 2025.12.02
もうすぐクリスマス。
「今年のプレゼント、どうしよう」「我が子は『〇〇が欲しい』と言っているけれど、正直、予算オーバー・・・」などと悩むご家庭も多いのではないでしょうか。
この記事では、最近のアンケートデータをもとに、幼児〜小学校低学年くらいのお子さんを持つ家庭で参考になる、クリスマスプレゼントの予算の目安やプレゼント渡し方、サンタさん演出のコツなどをまとめました。
ぜひ、今年のクリスマス準備の参考にしてください。
もくじ
子どものクリスマスプレゼント、どう選ぶ?クリスマスプレゼントにかける予算は?
まずは「みんなはどれくらいの予算でクリスマスプレゼントを用意しているのか」を見てみましょう。
G-PLAN株式会社 と オクルヨ(ocruyo) が行った「子どもへのクリスマスプレゼントに関する意識調査(2024年)」によると、子ども一人あたりのクリスマスプレゼント予算は、年齢別で下記のとおりでした。
•小学生全体:平均 10,921円(ただしこの平均には低〜高学年が含まれます)
このデータから、幼児〜小学校低学年の子どもを持つ家庭では、5,000〜7,000円前後を目安に考えるケースが多く、少し余裕があれば 7,000〜10,000円前後まで出す家庭も少なくないことがわかります。
また、「いこーよ総研」の調査では、クリスマスプレゼントの予算のボリュームゾーンは「4,000〜6,000円」で、平均は約 5,688円という報告もあります。
「高すぎず、無理のない予算」でプレゼントを選ぶ家庭が多数を占めており、経済状況など家庭それぞれの価値観に応じて購入していることがわかります。
加えて同調査によると、クリスマスプレゼントを準備する時期として最も多かったのは「12月1日〜7日」(33%)。
およそ3人に1人がこの時期に購入していることがわかりました。
次いで「12月8日〜14日」(21%)、12月上旬から中旬にかけて購入する家庭が全体の5割以上を占めています。
一方で、「11月以前に購入する」(20%)という早めの行動を取る家庭も。
人気商品や抽選販売などの影響もあり、早めの準備を意識している保護者も少なくないようです。
年末ギリギリになって焦るよりも、早めに「大体これくらい」の予算を決めておくと安心、と考える家庭が多いようです。
子どもの年齢別の予算、プレゼントの内容

続いて、年齢別に多く見られる予算とプレゼント内容の傾向を紹介します。
幼児(0〜6歳前後)
プレゼントにかける予算は、平均約 6,585円というデータがあります。
内容としては、電車やクルマのおもちゃ、おままごとセット、ブロックや積み木、ヒーロー変身グッズ、人形・ぬいぐるみ、図鑑などが人気。
電車・クルマのおもちゃは0〜3歳、3歳〜5歳、両方の年齢層で1位で、乳幼児期の子どもに高い人気を誇っていることがわかります。
小学校低学年
プレゼント予算のボリュームゾーンは「5,000〜7,000円」です。
平均で5,887円という調査もあります。
内容としては、この年齢になると、「ゲーム(46%)」が一気にトップに。
他の回答を大きく上回り、小学生になると、遊びがデジタルへと広がっていく様子がわかります。
次いで「電車・車(16%)」「ブロック・積み木(14%)」が続き、ゲーム以外でも“つくる”“考える”といったおもちゃが人気です。
中学年以上でも、ゲームが圧倒的に一位。
高学年になると、「タブレット」や「スマートフォン」といったデジタル機器をプレゼントする家庭も増えるようです。
高学年になると、一人で行動する場面も増えたり、友達とのコミュニケーションを大切にするようになるなど、成長の変化がプレゼントの内容にも表れています。
子どもから高すぎるプレゼントをお願いされた場合、どうしてる?

子どもが「クリスマスプレゼント、これがほしい!」と強く言ってきたとき、予算オーバーになってしまうこともありますよね。
そんなときの、上手な“軌道修正”のコツをいくつか紹介します。
「まず書いてもらう」ことで気持ちを受け止める
すぐに「それは無理」と言うのではなく、「サンタさんへのお願いをカードに書いてみよう!」と提案してみます。
カードは枕の下にしまうだけにして、「本当に届くかな~、どうだろうね」と、そっと現実も添えておくと良いでしょう。
子どもの“夢”を壊さず、親が判断する余白が作れます。
選択肢の“幅”をあらかじめ伝えておく
12月に入る前くらいから、「サンタさんはだいたい○○円くらいのものをくれるみたいだよ」と“価格帯の目安”を少し早めに伝える方法です。
子どもはその枠の中で選ぶようになるため、後から軌道修正する手間が減ります。
“ランキング方式”にする
「第1希望〜第3希望まで書いてみよう!」という形で、お願いに幅を持たせる方法も良いでしょう。
サンタさんはその中から選ぶ、という設定にすると、“第1希望じゃなかった”場合もスムーズに気持ちを切り替えやすくなります。
「楽しい別案」を出して方向転換
予算が合わないときは、子どもがワクワクできる別案で気持ちを切り替えるのも手。
たとえば、「その代わり、サンタさんから“宝探しゲーム”が届くらしいよ!」「一緒にプレゼントを選びに行くクリスマスショッピングはどう?」など、“楽しい体験”を示すと納得しやすくなります。
正直に「今年は予算が難しくてね」と話す
どうしても調整ができないときは、素直に伝えるのもひとつの方法。
「今年はちょっと予算が厳しいから、来年のお楽しみにしようね」
と落ち着いて話せば、子どもも案外すんなり理解してくれることがあります。
親が“やりくりする姿”を見せることは、子どもにとって小さな金銭教育にもなります。
大切なのは、「子どもの願いを一から否定しない」こと。
代案を出したり、話し合ったりすることで、「親も大切に思ってくれている」「夢を一緒に叶えようとしている」という気持ちを伝えられるようにしたいですね。
プレゼントを置くのは24日?25日?購入してからの隠し場所

プレゼントをいつ渡すか、どこに隠すか。これもご家庭によってさまざまですが、多くの家庭で選ばれている方法を紹介します。
多くの家庭では、24日夜〜25日未明にプレゼントをそっと準備して、25日の朝、子どもが起きたときに気づくのが定番です。
「クリスマスツリーの下」
「靴下に入れてドアノブやリビングの椅子にかける」
など、置き場所はご家庭の環境に合わせてOK。
ツリーがある家庭はツリーの下、ベッドが分かれている・スペースが限られている場合はリビングや玄関にするなど、状況に応じで工夫しましょう。
•プレゼントはラッピングして、子どもに見つからないよう「高い棚」「鍵のかかる場所」「子どもの手の届かない収納」などに隠すのがおすすめ。
•音を立てないように、深夜の行動は静かに。スリッパを脱ぐ、照明を極力使わないなどさりげない配慮を。
•ツリーの下に置く場合は、ツリーの飾りつけと一緒にラッピングも終わらせておくと、設置がスムーズ。
家庭によっては「24日夜に置く派」「25日朝に置く派」「イブに少し早めに渡す派」などさまざまですが、「子どもが寝ている間に忍び込む」という“サンタ演出”のわくわく感を大切にするなら、夜〜朝のタイミングが一番人気のようです。
プレゼントを渡すときにできる一工夫
ただ渡すだけでなく、演出にひと工夫すると、子どもの喜びもひとしお。
以下は、実際に多くの家庭で取り入れられているアイデアです。
ツリーの下にお菓子を添えて
プレゼントと一緒に、小さなお菓子やチョコレートを添えるだけで、見た目に華やかさが出て、「サンタさん、ちゃんと来てくれた!」という実感がアップ。
お子さんのワクワク感も高まります。
サンタさんからの手紙を添える
子どもの名前を書いた「サンタさんからの手紙」を添えると、特別な気持ちに。
英語で書いてみたり、ちょっとしたメッセージをしたためたりすると、より“夢”を感じられる演出になります。
宝探しゲーム形式でプレゼントを探す
プレゼントを隠しておいて、「さあ、これはどこかな?」とヒントを出しながら探す“宝探しゲーム”形式も楽しいアイデア。
幼児〜小学生くらいの子どもなら、ワクワク感と達成感で大喜びするはずです。
サンタやトナカイ役の人に登場してもらう
もし可能なら、家族や親戚、友人に協力してもらって、サンタやトナカイになってもらう演出もおすすめ。
「本物のサンタさんが来た!」というサプライズは、子どもにとって忘れられない思い出になります。
こうした「ひと手間」を加えることで、ただのプレゼントから“夢の体験”に変わるのが、この時期の醍醐味。無理のない範囲で、ぜひ楽しんでみてください。
サンタさんについて、いつ話す?子どもとのエピソード

「サンタさんの正体をどう話すか?」は、多くの家庭で悩みどころだと思います。G-planの最近のアンケートでは、子ども時代にサンタクロースを信じていた年齢は、以下のような傾向があるようです。
•「0歳〜小学校入学前まで」も約24.7%
•次いで「小学校中学年」が約22.3%
子どもの9割以上が、小学校を卒業するまでにサンタクロースを信じなくなるという結果となりました。
以下、保護者から寄せられた、サンタさんについてのエピソードを紹介します。
こうしたエピソードから、「サンタの正体を’真実’として話す/話さない」は家庭ごとの価値観によるものですが、大事なのは “子どもにとっての夢”と“家族の思いやり” を尊重することなのではないでしょうか。
無理のない範囲で、家族に合ったスタイルを選ぼう

クリスマスは、子どもにとって特別な一日。
そして、プレゼント選びに悩むのは、多くの家庭で共通の「あるある」です。
実際には、他のご家庭の予算や準備の仕方、サンタさんの演出などはなかなか聞きにくいもの。
でも、今回紹介したデータやエピソードからもわかるように、どの家庭も試行錯誤しながら、我が子の笑顔を思って準備をしています。
無理のない範囲で、家族に合ったスタイルを選ぶことがいちばん大切。
今年のクリスマスが、あなたのご家庭にとっても、あたたかくて思い出深い一日になりますように——。
この記事の内容をヒントに楽しみながら準備し、我が家流のクリスマスを楽しみましょう!
・クリスマスプレゼントの定番は、電車・クルマのオモチャやままごとセット。
・年齢が上がるにつれ、ゲーム、タブレットとデジタル化が進む傾向に。
・プレゼントを渡すタイミングや置く場所は家庭環境に合わせて。
・クリスマスは家族の楽しいイベント。我が家流を大切に。
参考文献)
「子供へのクリスマスプレゼントに関する意識調査2024年版の 結果を公開!小学生の平均予算1万円超え~6割がクリスマスの1ヶ月前までにプレゼントを準備~」(出典:G-PLAN)
「【クリスマスプレゼント2025年調査!】人気TOP10と平均予算は?親の困りごと&ほっこりエピソードも/いこーよ総研ユーザーアンケート」(出典:いこーよ総研)
「クリスマスプレゼントはいつ渡す?気になるみんなのタイミングを紹介」(出典:ギフトモール&アニー)
「クリスマスプレゼントを子供に渡す日は24日?25日?喜ぶ渡し方は?」(出典:暮らしのニュース)
「クリスマスプレゼントはいつ渡す?赤ちゃんや子どもが喜ぶタイミングと演出アイデア」(出典: 幼児教室うまれの木製知育玩具 GENI公式オンラインショップ)










