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「うちの子、メンタル弱いかも?」すぐにできる子どものメンタルを育む声かけ

更新日: 2025.08.04
投稿日: 2025.08.22

「うちの子、メンタル弱いかも?」すぐにできる子どものメンタルを育む声かけ

子どもが取り組んでいるスポーツの習い事。
親としては、せっかく始めたのだから上達してほしいし、試合や発表会などでも活躍してほしいと思いますよね。
しかし、練習ではうまくできるのに、試合では緊張しすぎて力を発揮できない、発表会が近づいてくると「おなかが痛い」と言い出すなど、ふだんどおりのパフォーマンスを発揮できない子もいます。
子どものスポーツのパフォーマンスは、メンタルと大きな関係があります。

メンタルが強い子の特徴


「メンタルが強い」と聞くと、生まれつきの性格だと思われがちですが、実は日々の経験や学びの中で育まれるものです。
では、具体的にどのような特徴を持つ子どもを「メンタルが強い」と呼ぶのでしょうか?

自信に満ちていて、前向き

強いメンタルを持つ子どもは、自分に自信があります。そのため、何事にも「きっとうまくいく」「なんとかなる」と前向きに取り組めます。新しいことや難しいことにも臆することなく、「まずはやってみよう」と挑戦することができます。

気持ちの切り替えが早く、粘り強い

たとえ失敗しても、すぐに気持ちを切り替えて「次はどうしよう?」と建設的に考えることができます。
目標に向かって粘り強く努力を続ける力もあり、困難に直面しても最後まで諦めずにやり遂げようとします。

良好な人間関係を築ける

周りの人と積極的にコミュニケーションを取れるため、良い人間関係を築くのが得意です。
自信を持って日々を過ごすことで、刺激的で楽しい毎日を送ることができます。

子どものスポーツメンタルを育む親の関わり


子どものスポーツメンタルを育むために、親はどのような関わりを心がけたら良いのでしょうか。

4つの方法を紹介します。

「今日の練習、どうだった?」と聞き「なりたい自分」をイメージ

メンタルとスポーツは、切っても切り離せない関係にあります。
メンタルが強いと、練習で身につけたことを本番で発揮でき、不安や緊張があってもポジティブな思考に切り替えることができます。
逆に、メンタルが弱いと、本番に弱く練習できていたことができなかったり、周りの人と比べて「自分は劣っているのではないか」などと気にしてしまいがちです。
あなたのお子さんは、どちらのタイプですか?

「気が弱い」「引っ込み思案」など、子どもにはそれぞれ生まれながらの気質や性格がありますが、スポーツをするときのメンタル=スポーツメンタルは、言葉のかけ方など、親の関わり方次第で鍛えることができます。

子どものやる気を引き出し、スポーツメンタルを育てるのにいちばん大切なのは、親の「質問力」です。

質問力といっても、「良い質問を考えることや、良い答えを引き出せる質問をする力」ということではなく、「子どもが自分で感じたことや考えたことを率先して話せるような言葉をかける力」ととらえると良いでしょう。

まずは、練習が終わり、集中や緊張から解き放たれリラックスしているタイミングで、
「今日の練習、どうだった?」と聞くことから始めてみましょう。
「楽しかった」「つまらなかった」などと答えたら、「どんなところが?」と尋ね、対話します。

「つまらなった」と答えたとき、「つまらないと思っているようじゃ、上手になれないわよ!」などと叱りつけるのはNGです。

・ 練習が楽しかったか、そうでなかったか
・ どんなところが楽しかったか
・ どんなところがつまらなかったか
・ なぜ、楽しいと思ったのか
・ なぜ、つまらないと思ったのか  etc.

先入観を持たずに子どもの素直な気持ちを引き出すことで、子ども自身もスポーツを通して“なりたい自分”を知ることができ、“強いメンタルの源”であるモチベーションのアップにつなげることができます。

子どものマイナス思考をポジティブ思考に変換

「やる気がある」「自信がある」「楽しい」「面白い」などと感じるポジティブ思考により、メンタルが強化され、良い結果に結びつきやすいものです。

子どもの言動からマイナス思考が感じられたら、それをプラスに変えるような言葉を心がけましょう。
たとえば、子どもがきつい練習から帰ってきて「筋肉痛になっちゃった」などと疲れた様子を見せているときは、「痛みは練習を頑張っている証拠だよ。やったね!ママが痛いところマッサージしてあげるよ」といった具合です。
このようなやりとりを積み重ねていくことで、きつい練習もポジティブに取り組むことができるようになり、失敗してもすぐに立ち直れるようになります。

園や小学校低学年の子どもたちには、“ごっこ遊び”を応用するのもおすすめです。
子どもが練習前にだらだらしていたり、集中できずにいるときは、ウルトラマンがビームを浴びせるときのように、両腕で十文字を作って「プラスビーーーム!」などと、子どもに浴びせましょう。

楽しい雰囲気で行うことで、子どものマイナスな気分を吹きとばし、ポジティブ思考に変えていくことができます。

指導は監督やコーチにまかせ、試合に負けた時は決して責めない

親自身も子どもが習っているスポーツの経験があると、知識があるだけに、監督やコーチの指導について疑問に思ったことを、子どもの前で口にしてしまいがちです。
「コーチはこう言ってたけど、ママ(パパ)は〇〇だと思うから、そうしなさい」などと指示してしまうと、子どもはコーチと親の板挟みになり、すっきりした気持ちで練習に励むことができません。

指導は監督やコーチにまかせ、「さっきはいいプレーだったね」などポジティブな応援に徹しましょう。
試合に出るようになると、負けることも、もちろんあります。
負けた子どもに「ダメじゃない!」「何やってるの?」などと声をかけたら、メンタルはどんどんしぼんでしまいます。

決して責めず、「あのシュートは良かったよ」「パス回しは良くできていたね」など、いいところを見つけて励ますことで、折れない心を育むことができます。

40秒、否定せずに子どもと向き合う

心理学で推奨されている子どもの話を聞く方法に、「40秒の思いやり」
というものがあります。
これは、子どもの話に40秒間、ただひたすら耳を傾け、決して否定しないというシンプルな方法です。
親が期待するような答えが返ってこなくても心配いりません。大切なのは、「投げかけ」から「返事」までの間にお子さんが自分の考えを巡らせる時間があること。
言葉での表現が難しいようであれば、感想を書いてもらったり、絵に描いてもらったりするのも良いでしょう。
また、必要に応じて「こういうこと?」のように、子どもが答えやすいように手助けするのもOKです。

子どものメンタルを強くするために親ができる言い換え術


子どものメンタルを育む上で、親の「言葉がけ」は大きな影響力を持っています。
普段何気なく使っている言葉を少し変えるだけで、子どもの自己肯定感を高め、強いメンタルを育むことがができます。
具体的な「言い換え術」を紹介します。

「あの子のほうが上手かったよね、何やってるの?」→「昨日より3回多くリフティングできたね」

「お友だちの〇〇君は最後まで一人でできたよ」など、励ますつもりでつい周りの人と比べてしまうことはありませんか?
どんな場合においても、比べてよいのは「子ども本人の過去と未来」だけです。過去の子どもと比べてできるようになったことを見つけ、伝えましょう。

「なんでできなかったの?」→「次はどうしたらうまくいくと思う?」「頑張ったね!あと一歩だったよ」

「なんでできなかったの?」といった言葉は、かえって子どもの自信を失わせ、挑戦する気持ちをくじいてしまうことがあります。
できるだけポジティブな言葉で、子どもの自己肯定感を高めることが大切です。

「本当にできるの?」「また失敗するんじゃない?」→「〇〇(子どもの名前)なら、きっとできるよ!応援しているね」

子どもが新しいことに挑戦しようとしたり、以前うまくいかなかったことに再び取り組もうとしたりするとき、親として不安になる気持ちはよくわかります。
しかし、そこで「本当にできるの?」といった言葉をかけてしまうと、挑戦意欲が薄れてしまいます。
わが子の可能性や能力を無条件に信じているというメッセージを伝えましょう。

「結果はどうだった? 勝ったの?」→「練習、よく頑張ってたね!」「今回の経験でどんなことがわかった?」

結果ばかりに注目する言葉は、子どもに過度なプレッシャーを与え、結果が出なかった場合に自分を責める原因になります。
努力や過程をねぎらい、次のステップに向けて前向きに取り組めるような言葉をかけましょう。

温かい励ましの言葉で「強いスポーツメンタル」を育む


試合や進級テストなど、わが子がここぞという場面で緊張している姿を見ると、親としては「大丈夫かな」「もっとリラックスしてほしい」と心配になることでしょう。
しかし、ここで一つ大切な視点があります。それは、「緊張することは、決して悪いことではない」ということです。

適度な緊張は、集中力を高め、最高のパフォーマンスを発揮するために必要な心の状態とも言えます。
問題は、その緊張を「ネガティブなもの」「失敗のサイン」と捉えてしまうこと。
この捉え方が、子どもの持つ本来の力を出し切れなくさせてしまう原因となるのです。

子どもの緊張を肯定的に受け止め、認める言葉は、子どもに安心感を与え、「自分はこれで良いんだ」という自己肯定感を育むことができます。
これは、将来にわたってさまざまな困難に立ち向かう「強いスポーツメンタル」を育む上で、かけがえのない財産となります。

子どもが緊張している時こそ、温かい言葉と揺るぎない信頼で、その背中をそっと押してあげてください。
その一言が、子どもの未来を大きく拓く一歩となるはずです。

まとめ

・「今日の練習、どうだった?」と聞き、「なりたい自分」をイメージする
・ポジティブ思考を習慣づけ、メンタル強化につなげる
・負けた子どもにダメ出しせず、良かったところを見つけて励ます

編集部より

子どもが頑張っている環境で活躍できるようになるには、親から子どもへの声かけや関わり方がとても大切になることが分かりました!
まずは、親の意見を言うのではなく、子どもが経験したことに対して、子ども自身がどの様に感じたのかを聞き、子どもの気持ちを知ってみましょう!
また、うまくいかなかったことに対しても、指摘やダメ出しをするのではなく、頑張ったというプロセスや上手くできていたことを取り上げましょう!
親は子どもの素直な気持ちを引き出す聞き役に徹しながら、大きな心で受け止め、認めることで、子どもたちのメンタルは強く成長していきます!

(参考文献)
・スポーツメンタルコーチに学ぶ!子どものやる気を引き出す7つの質問(藤代圭一著 旬報社)
・スポーツキッズママになろう!|子どもの夢を実現するために、親ができること(高妻容一監修)
・スポーツキッズママになろう!|メンタルトレーニングでもっと強くなる!(高妻容一監修)
「メンタルが弱い子どもと強い子ども 心の強さを育むために保護者ができること」(出典:Gakken)
「メンタルが強い子どもの特徴と、親が気を付けるべき家庭で出来る育て方」(出典:Tenjin)

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