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冬の運動で子どもを守る!寒さ対策完璧なスポーツウェアの選び方

更新日: 2024.01.10
投稿日: 2024.01.19

寒い冬でも子どもが快適にスポーツを楽しむためには、服装選びが大切です。
冬の季節に子どもがスポーツをするときの服装の選び方について、シーン別、種目別に紹介。
持っていると便利なスポーツ小物やバッグについても知っておきましょう。

冬のスポーツウェアで気を付けるポイント


寒い季節ですが、スポーツをすると汗をかくこともあり、子どもにどのような服装をさせるか悩みますよね。
子どもは大人と比べて体温調節能力が低いため、スポーツをするときの服装選びは、以下3つのことに気をつけましょう。

乾きやすい素材の服装を選ぶ

寒い冬ですが、子どもはもともと汗をかきやすいため、スポーツをするときは、速乾性の高い素材の服装を身につけることが大切です。汗をかいてもすぐに乾く吸汗速乾を備えた下着やアンダーウエアを選びましょう。
また、スウェット生地の服装よりも、ナイロン生地やポリエステル生地の服装を何枚か重ね着するほうが、冬のスポーツ時には適しています。

着脱しやすい服装を選ぶ

最初は寒くても、体を動かしているうちに体が温まってきますので、着脱しやすく重ね着しやすい服装を選ぶといいでしょう。
着脱のしやすさで選ぶなら、フルジップタイプのスポーツウェア。
前を全開にし、袖を通して羽織るだけなので、温度調節も楽にできます。たくさん動いて体が熱くなったら、ジップを開けて風通しをよくすれば、簡単にクールダウンできます。

チャックが苦手な子どもには、ハーフジップタイプのウェアが便利です。

動きやすい服装を選ぶ

丈が長すぎるパンツ、フードや飾りが多い上着などは、ケガにつながる可能性があります。例えば、サッカーではフードを掴まれてしまい転倒するおそれがあるため、シーンによって服装を選ぶとともに体にフィットした動きやすい服装を心がけましょう。
活動場所や活動の種類によっては、滑り止めがついた手袋や帽子などが、ケガを防いでくれるのに役立ちます。

シーン別に適した服装を知っておこう


ひとことで「スポーツをする」といっても、移動、ウォーミングアップ、プレー中、待ち時間、練習後と、さまざまなシーンがあります。
それぞれのシーンに適した冬の服装について紹介します。

移動中

車での移動、電車での移動、徒歩での移動などさまざまな手段がありますが、体を冷やさない服装選びが基本です。
ダウンジャケットやベンチコートなど、しっかり風をさえぎることができるアウターがベストです。
着丈も、膝下くらいまであるロング丈のコートなどを選ぶと良いでしょう。

ウォーミングアップ

準備運動では、ウィンドブレーカーやピステと呼ばれるナイロン生地のアウターが適しています。
保温性の高い素材のものを選びましょう。
ジャケットなどのアウターは、動きにくく汗もかいてしまうので、ウォーミングアップ中は脱ぎます。

プレー中

プレー中は動きやすい服装が必須。
汗をかいてもべたつきなど不快感が残らないよう速乾性に優れたポリエステル生地のアンダーシャツを、ユニフォームの下に着るとよいでしょう。

待ち時間

練習の待ち時間や試合の合間などは、一気に体が冷えます。
待ち時間は移動中と同じように、ダウンジャケットやベンチコートなどアウターをしっかり着ましょう。

練習後

体を冷やさないように汗をかいたウェアのままではなく、汗を拭いてしっかりと着替えましょう。また、移動中と同様、ダウンジャケットやベンチコートなどアウターを着用しましょう。

種目別 冬の活動時に適した服装を知っておこう


習い事で人気の屋外スポーツのサッカー、野球、屋内スポーツのバスケットボール、水泳、体操の練習のときに適した服装を一例として紹介します。

屋外で行うスポーツ

サッカー、野球など屋外で行うスポーツの際は、防寒のため、アンダーウェアとしてタイツを着用するのもおすすめです。

サッカー

インナー、長袖の練習着、ウィンドブレーカー(ピステ) か薄手のジャージ、ベンチコートが基本です。
防寒のため、手袋、ネックウォーマー、タイツを着用することもあります。

野球

ハイネックのアンダーシャツ、ウインドブレーカー、ジュニア用ロングパンツ、アウターが基本です。
アンダーシャツは、裏起毛のあるタイプがおすすめです。
防寒のため、手袋、タイツを着用することもあります。

陸上

インナー、防寒性や防風性のある素材を使ったランニングジャケット、ジュニア用ロングパンツが基本です。
防寒のため、手袋、ネックウォーマー、イヤーウォーマー、タイツなどを着用することもあります。
 

テニス

保温性の高い長袖や長ズボンのテニスウェアが基本です。寒さに応じ、トップスはアンダーシャツやアームカバー、ボトムスはタイツを着用します。
手が冷える場合は、手のひら部分に穴が開いていてグリップをしっかり握ることができるテニス用グローブを着用しましょう。

屋内で行うスポーツ

屋内とはいえ、冬は気温が下がりますので防寒対策が必要です。用意しておくと安心なアイテムを紹介します。

バスケットボール

ユニフォームだけで寒いときは、ネックウォーマー、ロングTシャツ、スウェット地のロングパンツ、インナー、スリーブやハイソックス、指なし手袋などを着用して防寒します。

水泳

濡れた身体や髪の毛を乾かさずにそのままにしておくと、気化熱で体温がどんどん奪われ、風邪をひきやすくなります。プールのあと、すぐに髪の毛を乾かせない状態のとき、頭からかぶるだけで、水滴をキャッチするタオルキャップを用意しておくとよいでしょう。

体操

体操は「半袖半ズボン」のスタイルが多いですが、寒さを感じたときは、薄手の長袖トレーナーや長ズボンを着用しましょう。

バレーボール

長袖シャツ、ハーフパンツが基本ですが、体温の低下を防ぐため長袖のアンダーウエア、インナーパンツ、タイツを着用するのもよいでしょう。
寒い時期には体育館の温度もかなり下がるので、ウィンドブレーカーやスウェットも活用しましょう。

武道(空手、剣道)

空手着や剣道着のインナーとして、アンダーウェアやロングパンツを着用しましょう。
体の冷えを防ぐことができます。

ダンス

スウェットの上下、ジャージのセットアップ、ロングTシャツなど、動きやすくて防寒性の高いウエアを着用します。
あまり厚着だと動きにくくなる可能性もあるため、「インナー・Tシャツ・アウター」の3点セットで着脱しやすさも心がけるとよいでしょう。

保護者も防寒対策を

スポーツ教室への送迎や見学する保護者の場合は、運動する子どもよりも体感温度が低いため、よりしっかりした防寒対策が必要です。
ニット帽やイヤーウォーマーを活用するほかにも、足元は暖かいブーツにしたり、膝掛け用のブランケットや肩掛け用の厚手のストールなどを用意したりしておくと便利です。
風邪などをひかないようにしっかり防寒してスポーツを頑張る子どもを応援しましょう。

冬のスポーツ時、あると便利なアイテムと選び方のポイント

体をあたためる小物

冬のスポーツ時に欠かせないのが、手先、首、頭部の防寒。あると便利なアイテムと、選び方のポイントを紹介します。

手袋
屋外のスポーツシーンに欠かせないのが、スポーツ手袋。特に指先などの末端は体温が奪われやすく冷えやすいので、しっかりと防寒対策をする必要があります。
スポーツ手袋を選ぶ際には、どんな場面で、何のスポーツで使うかによって選び方が変わってきます。
サッカーなど走るスポーツでは、身体も温まりやすいので、薄く軽量で、素材はニットやフリース起毛のものがおすすめです。
実際に試着し、手のサイズにしっかりあったものを選ぶようにしましょう。

ネックウォーマー
防寒具として使用されるため、ニット、フリース、ボアなどの保温効果の高い布地で作られているものが多いです。
通常は頭からかぶって装着しますが、ボタンやマジックテープなどで着脱するタイプもあります。
頭からかぶって装着するタイプは、頭の大きさが入るかどうかも確認しましょう。

サイズが大きすぎると、首とネックウォーマーの間に隙間ができてしまい、防寒効果が半減してしまいますので注意しましょう。

帽子
体温消失の約50%は頭部といわれているため、防寒具として欠かせないのが、ニット帽です。
ニット帽は、素材に注目しましょう。
天候優先ならアクリル素材、防寒や吸水性を優先するならウール素材、ファッション性を優先するならコットン素材がおすすめです。購入する際は、必ず試着し頭にフィットしたものを選びましょう。
ちなみに、6歳以上の子どもの頭のサイズの目安は、54~58cmです。

イヤーマフラー
耳を体温に近い温度に保持するイヤーマフラー。
ランニングやウォーキングのときには、頭をぐるりと囲んでフィットさせ、走ったり頭を動かしたりとハードな動きをしてもずれ落ちにくいヘアバンドタイプがおすすめです。
動くときに使うことを想定して作られているため、汗をかいても快適に過ごせるように速乾素材のものが多いのが特徴です。

使い捨てカイロ
移動中や待ち時間などに、背中や腰、おへその下などに使い捨てカイロを貼って防寒する方法もあります。
ただ、貼るタイプの使い捨てカイロは、長時間肌に直接触れたままの状態でいると、低温やけどの危険性があります。
貼るタイプの使い捨てカイロを使用する場合は、直接肌に貼らずシャツの上に貼るようにしましょう。

収納力のあるスポーツバッグも欠かせない!


冬の季節は、防寒のためのウェアなどでかさばるため、収納力のあるスポーツバッグ選びも欠かせません。
リュックサック、エナメルバッグの選び方を紹介します。

リュックサック
スポーツ、アウドドア系ブランドのリュックは、機能性が高く丈夫で長持ち。ブランドロゴがシンプルにあしらわれたものが多く、長く使えます。スポーツ系の習い事に行くときはもちろん、遠足や家族旅行など、使い勝手も良いのが魅力です。
リュックサックを背負うとき、肩から肩ベルトがずり落ちてしまうと、歩きにくくなってしまいます。
肩ひもの幅がしっかりしているリュックを選びましょう。
また、背中の開け口にファスナーが2個ついているもの、大きめのファスナーがついているものなど、口が大きくあき、モノの出し入れがしやすいリュックを選びましょう。

エナメルバッグ
エナメルバッグを選ぶ上で最も大切なものの一つが、その容量です。
Mサイズ、Lサイズなどがありますが、同じサイズ表記でもメーカーにより収納力に違いがあるので、現物を見て正確な容量を確認しましょう。
長時間肩にかけても肩が痛くならないようパッドが肩と接する部分についているもの、持ち手部分が少し太めで手提げタイプとしても使いやすいものなど、さまざまなタイプがあります。
目的に適したものを選びましょう。

冬の外遊び。服装選びの注意点


寒い冬だからこそ、スポーツと同様外遊びでたくさん体を動かし、元気な体づくりをしたいもの。
冬、外遊びに行くときの服装は、以下の点に注意しましょう。

・ 体温を逃さないよう、保温性の高い服装を選ぶ。
・ 暑くなったら脱ぎ、体が冷えたら羽織るなど、脱ぎ着がしやすい服装を選ぶ。
・ 肘や膝の曲げ伸ばしがラクにでき、動きやすい服装を選ぶ。
・ フードやひもがついた服は、ひっかけて転ぶなどケガにつながることもあるため、シンプルなデザインの服装を選ぶ。
・ 必要に応じて帽子や手袋も用意する。

遊びに夢中になって体が温まり、上着を脱いで遊び続けるわが子を見ると「寒くないかしら」と思わず心配になりますが、

・顔や唇の色が青くなってきている。
・服のどこかがびしょ濡れのままで遊んでいる。
・体がふるえている。

などの様子がなく、機嫌よく遊んでいれば心配ありません。
寒さの体験をたっぷりさせ、外の気温の変化に強い体をつくることを心がけることが大切です。

まとめ

・冬にスポーツをするときは、シーンや種目により必要なものを揃えて快適に楽しむ。
・手袋、ネックウォーマーなどの小物も上手に取り入れよう。
・収納力のあるスポーツバッグ選びも大切。

(参考文献)
「子どものスポーツウェアの種類。半袖など季節にあわせた選び方」(出典:KIDSNA STYLE)
「キッズジャージのおすすめ人気ランキング19選【男の子向け】」(出典:マイベスト)
「何枚着せる? 冬の洋服選びの注意点。親が神経質になるのはNGです」(出典:こどもまなびラボ)
「冬も元気に過ごす『運動習慣と体温調節のポイント』」(出典:ママとこタイム)
「習い事に行くのが楽しみになる! 園児におすすめ!リュック5選〜男の子篇〜」(出典:たまひよ)

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