夏休みにぴったり!子どもと一緒に作れる簡単ご飯メニュー3選
投稿日: 2025.08.20

夏休みは子どもと一緒に過ごす時間が増える季節。
ゆっくり過ごせる時間を使って、親子で一緒にご飯づくりにチャレンジしてみませんか?
この記事では、小さな子どもも 簡単に作れるご飯のメニューを親子で楽しめる料理、子どもだけでも作れるレシピに絞ってご紹介します。
お料理初心者のお子さん、ご兄弟で作る場合でも楽しく、そしてお母さんが少しでも休めるよう配慮したメニューになっています。
夏休みの1日3食作りに少しでも参考になりますように。
もくじ
子どもと一緒にごはんを作るメリット
子どもと一緒にごはん作りをすることには、たくさんのメリットがあります。
• 自立心が育つ
• 親子のコミュニケーションが深まる
• 「自分で作ったから食べたい」という意欲を育てられる
そして何より子どもが自分でごはんを作れるようになると
お母さんお父さんがゆっくりできる時間が増える!
このメリットが1番大きいでしょう♪
夏休みという長く特別な期間だからこそ、日常とは少し違う経験を積むチャンス。
普段は時間に追われて子どもの「作りたい!」にこたえてあげられないお母さんお父さんも、ぜひ夏休みに時間を作ってみてください。
料理は遊び感覚で学べる最高の実践型学びです。
そして料理は科学。
「こうしたらこうなる」をぜひ一緒に体験してみましょう。
簡単メニューの選び方と注意点
簡単メニューといっても、子どもの年齢や習熟度(日頃から料理に慣れているか)によって内容は変える必要があります。
そして「失敗しない」ことも満足度に大きくつながります。
「失敗」から得られる経験はとても有意義ですが、やはり失敗してしまって「食べる」まで行きつかなかった時のリスクは大きいですよね。
ですので、初めて子どもが料理をするとき、まだ慣れていない間は「失敗しない」「失敗しにくい」メニューをぜひ選んであげてください。
もちろん子どもが「作りたい!」メニューを選ぶのも大事です。
以下のポイントに気をつけてメニューを選びましょう。
☑火を使わず、電子レンジやトースターで完結するものか
☑味付けがシンプルで失敗しづらいか
☑食材のアレンジがきくか(苦手なものを省いても作れる)
また、安全面・衛生面への配慮も忘れずに。
・袖が大きな服は鍋の取っ手などにひっかけてしまいがち
・エプロンを着用する
・髪の毛は結ぶ
・爪は切っておく
など作業する前に注意点を確認しておくと安心です。
小さな子どもが作れる簡単メニュー3選
初級:トースターで簡単!はちみつバナナトースト(調理時間:約10分)
《材料》(1枚分)
食パン | 1枚 |
バナナ | 1本 |
はちみつ | お好みで |
シナモンシュガー | お好みで |
ミントなど | なくても良い |
《作り方》
1.食パンにバター(分量外)を塗る。
2. 1㎝巾に切ったバナナを並べる。
3. はちみつ、シナモンを乗せてトースターで3~5分焼く。
《ポイント》
バナナは補食にもOK。ピーマンやトマト、ピザ用チーズなどを乗せてピザトーストにするのも◎。具材の組み合わせを親子で話しながら選ぶと楽しいです。
中級:2種の具材のぱたぱたおにぎり(調理時間:約15分)
《材料》(1人分)
ごはん | 茶わん1杯分 |
焼き海苔 | 1枚 |
お好みの具2種類 | 鮭フレーク+炒り卵など |
《作り方》(動画を確認しながら作りましょう)
1. 海苔の下半分の中央に縦に切り込みを入れる。
2. ラップの上に1. を置き、ごはんと具をのせる。
3. 左下からぱたぱた畳む。
《ポイント》
具材は事前に用意しておけば、子どもが好きなものを選んで楽しく作ることができます。和え物など普段は子ども手を付けてくれないような副菜もぱたぱたおにぎりなら食べてくれますよ。
上級:フライパンで10分!ふわとろスクランブル丼(調理時間:約10分)
《材料》(1人分)
シーフードミックス炊込みごはん | お茶碗1杯分 |
卵 | 2個 |
牛乳 | 大さじ1 |
バター | 5g |
ケチャップやソース | 適量 |
《作り方》
1. 炊飯器に米とシーフードミックス、塩少々入れて炊く。
2. 卵を割りほぐし塩少々(分量外)、牛乳を混ぜる。フライパンにバターを溶かし、卵液を入れて半熟に仕上げる。
3. ごはんにのせて、ソースをかける。
《ポイント》
卵料理は実は料理の中でも中級~上級クラス。出来上がったらぜひたくさんほめてあげてください。フライパンは大人がサポートして、安全第一で。シーフードミックスの代わりにミックスベジタブルでも◎。
ごはん作りを通して得られる学びと成長
料理は食事づくりだけでなく、子どもの成長に大きく役立ちます。
• 食材の変化→科学的な観察力
• 工程を追う→段取り・手順の理解
• 食べる→達成感
また、「自分で作れた」という成功体験は、子どもの自己肯定感を高めます。
途中途中で写真を撮ったり、動画に撮っておくと夏休みの良い思い出にもなりますね。
まとめ
夏休みという特別な期間に、親子で一緒にキッチンに立つ時間は、何よりの思い出になります。YouTube動画やInstagramなどでもたくさんのレシピが出されていますので、メニューの選び方に注意して、楽しみながら一緒に作りましょう。
記事で紹介したレシピはすべて10〜15分程度で完成するものばかり。忙しいお母さんお父さんにもおすすめです。
ぜひ、この夏は「子どもと一緒に作る楽しさ」をご家庭で味わってみてくださいね。
専門家コメント
スポーツを頑張る子どもを持つ母親として、子どもたちの体つくり、怪我予防、健やかな成長に欠かせない大切なことを 広く伝えていくべく活動をしています。保護者の皆様がお子さんの一番のサポーターとなれるよう、お子さんの成長を末長くサポートできるよう、「お母さんが、無理をしない」をモットーに掲げて 毎日のごはん作りはもちろん、2018年からはスポーツを頑張るお子さんをお持ちのお母さんの個人サポートに取り組んでいます。