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非認知能力

挨拶ができる子になるために

更新日: 2025.04.02
投稿日: 2025.04.04

「相手が挨拶してくれているのに、わが子が挨拶を返せず、気まずい雰囲気になってしまった」
「おしゃべりならできるのに、挨拶だけはなぜかできない」etc.
子どもの挨拶に関する悩み、ありませんか? 
挨拶は、コミュニケーション能力の基本中の基本。
日本では、礼儀の一環としても大切に考えられています。

周りの人とお互いにあいさつをして存在を認められることで自己肯定感が高まり、社会の一員として存在しているという安心感が得られるようになります。

子どもは、家族や友達、先生に対してはもちろん、近所の人など周りの人に元気な挨拶ができるように育てたいですよね。

この記事では、挨拶や礼儀の大切さと、挨拶ができる子になるための、親の関わり方のヒントについて紹介します。

挨拶は、人との信頼関係を築く第一歩


「おはようございます!」
「こんにちは!」
「ありがとう!」
「いただきます」
「おやすみなさい」etc.

これらはすべて、挨拶です。
そもそも挨拶とは、「出会った人がお互いに心を開き、相手に近づく」ことを意味します。
周りの人から元気に挨拶されると嬉しい気持ちになり、こちらも挨拶を返します。
そこからコミュニケーションが生まれ、少しずつ関わりが深まっていきます。

また、挨拶は、「あなたの存在を認識しています」「あなたを大切に思っています」というメッセージを伝える行為です。
相手に対する敬意や好意を示すことで、良好な人間関係を築くことができます。
よい関係性を築けている相手には、自分の意見もいいやすくなるでしょう。

さらに、挨拶は、「社会の基本的なルール」と認識されています。
ビジネスマナーの1つとして挨拶ができなけば、「コミュニケーションが取れない」と思われてしまう場面もあります。
社会人になった時、コミュニケーションが取れないと、周りの人と協力しながら仕事を円滑に進めることができない場合があります。

大人になってから困らないためにも、子どものうちから挨拶を習慣にすることが重要だといえるでしょう。

子どもが挨拶できない理由


子どもが挨拶できない理由は、発達段階や性格、環境などさまざまな要因が考えられます。
主な理由としては、以下の5つが挙げられます。

挨拶をする意味を理解していないから

子どもの発達には個人差がありますが、一般的に3歳~4歳頃に自然と挨拶ができるようになると言われています。
3歳以下の場合、なぜ挨拶をする必要があるのか、挨拶をすることで相手がどう感じるのかを理解していない場合があります。

恥ずかしがり屋だから

恥ずかしがり屋の子どもは、目があったり声をかけられたりすると、緊張して挨拶ができなくなってしまうことがあります。
また、人見知りや場所見知りで緊張して、声を発するのが難しい場合もあります。

挨拶の仕方やタイミングがわからないから

人と関わる機会が少なかったり、経験が少ないと、挨拶の仕方そのものを知らないこともあります。
また、いつ、どんなときに挨拶をしたらよいのか、そのタイミングがわからない子もいます。

相手に気がついていないから

他のことに気を取られていたり、目が合わなかったりすると、相手の存在に気がついていない場合もあります。
特に相手が大人の場合は目線を合わせることが難しいため、挨拶が自分に向けられていると気がついていない可能性もあります。

気分がのらないから

子どもの行動は、その時に気分に大きく左右されます。
いつもは挨拶していても、遊びに夢中な時や叱られた後などは、挨拶にまで気持ちが向かないことが多いものです。

子どもが挨拶をしない時の親のNG行動

 

子どもが挨拶をしない時、親としてどのように対応すれば良いか悩むこともあるでしょう。ここでは、避けるべきNG行動をいくつか紹介します。

無理強いをする

「挨拶しなさい!」と叱ったり、無理やり挨拶させようとするのは逆効果です。
挨拶をすること自体に抵抗を感じてしまい、ますます挨拶をしなくなる可能性があります。

他の子と比べる

「〇〇ちゃんはちゃんと挨拶できるのに、どうしてあなたはできないの?」など、他の子と比べるのは避けましょう。
子どもの自己肯定感を下げてしまい、自信をなくしてしまう可能性があります。

挨拶をしないことを責める

「挨拶もできないなんて、恥ずかしい子ね」など、子どもを責めるのはNGです。
子どもは傷つき、心を閉ざしてしまう可能性があります。

挨拶は、誰かから押しつけられてするものではなく、子どもが自分の意思でするものです。
親である大人が手本を見せながら、「今はできないけれど、いつかはきっとできるようになるだろう」と子どもを信じ、見守りましょう。

挨拶ができることで非認知能力を高める

 

挨拶は、単なる礼儀作法にとどまらず、子どもの成長において重要な「非認知能力」の発達にも深く関わっています。
非認知能力とは、学力テストやIQなどで測定できない、人が生きていく上で重要な能力のこと。
具体的には、リーダーシップ、協調性、自己管理能力などの能力があげられます。

これらの非認知能力を育む上で、

・主体的に挨拶を重ねることで、リーダーシップをとれるようになる。
・挨拶により周囲との調和を意識するようになり、協調性が高まる。
・勇気を出して挨拶をすることで、感情をコントロールする自己管理能力が高まる。

以上のような効果をもたらします。

挨拶ができるようになる親の5つの関わり方


挨拶ができるようになる親の関わり方のポイントを紹介します。

近所の人に会ったら、親が元気に挨拶する

子どもは、親の言動をよく見ています。
子どもと買い物に行き、近所の人に会ったときなど、まずはお母さんが「こんにちは!」と挨拶をしましょう。
子どもがもじもじしていたら、さりげなく「なんていうんだっけ?」と誘導するのもよいでしょう。

子どもに挨拶するときは、最初に子どもの名前を

「⚪⚪くん、おはよう」と、子どもの目を見ながら最初に名前を呼んであげましょう。

習慣化することで、子どもは自分が認められているように感じ、挨拶されることの心地良さを感じます。

場面に応じ、事前に心の準備をさせる

習いごとに行くときなど、事前に「心の準備」ができるような声をかけるのも良いでしょう。

「先生にあったら、最初に何て言うんだっけ」「こんにちは、って言えるかな?」などと声をかけてみましょう。

挨拶できたらほめる

子どもが挨拶できたら、「元気にあいさつできたね」などと、ほめてあげることも大切です。

相手の人から「いい挨拶ね!」とほめてもらうことでも、子どもは嬉しい気持ちになります。

「挨拶すると気持ちいい」という経験を重ねましょう。

家庭の雰囲気も大切です。
食事のときに「いただきます」「ごちそうさま」と皆で言い合う、なにかをしてもらったときに「ありがとう」と伝え合うなど。

挨拶を大切にしている家庭環境の中で育った子どもは、「あいさつはこういうものだ」ということがすりこまれ、挨拶が自然とできるようになると言われています。
わが家は挨拶を大切にしているかどうか、この機会に振り返ってみましょう。

スポーツ系の習い事で礼儀を身につける

サッカー、野球、バスケットボールなど、スポーツ系の習い事は、複数の子どもが一緒に活動するケースがほとんどです。

レッスンがはじまるときに「こんにちは!」終わるときに「さようなら!」など、皆で声を合わせてあいさつすることで、挨拶が自然と身につくこともあります。

ふだんは引っ込み思案な子が、同じクラスの子どもたちから刺激を受け、元気よく挨拶できるようになったという声もよく聞かれます。

習い事を通して挨拶や礼儀を身につけるというのも、子どものすこやかな育ちにつながるでしょう。

「今日のレッスン、一生懸命頑張ってたね。あいさつも、大きい声で言えていたよ!」など、その都度声をかけてあげることで、自信が持てるようになります。

親が良いモデルになろう


子どもが自ら進んで挨拶できるようになるためには、親が良いモデルとなることが不可欠です。
子どもは親の行動をよく観察し、真似をすることで成長します。
外出先で子どもが挨拶できなくても、焦らず、子どものペースに合わせてサポートしましょう。
挨拶ができない原因は子どもによって様々なので、まずは共感し、少しずつステップを踏み出せるように促してあげてください。
親自身が気持ちの良い挨拶を心がけることで、子どもも自然と挨拶に興味を持つように、真似をするようになるでしょう。
身近なところから始め、温かく見守りながら、子どもの挨拶を促していきましょう。

まとめ

・挨拶から人とのコミュニーションが生まれる。
・挨拶は無理強いしない。
・挨拶できる子にするためには、親が手本となることが大切。
・家庭でも挨拶を大切にする。
・習いごとの環境で気づき、学ぶことも大切。

編集部より

挨拶は、いつでも、どこでも、だれにでも、簡単に取り入れて、行うことができる礼儀です。
まずは、家族内で積極的に取り入れてみるのはいかがでしょうか?
ぜひ!親が率先して挨拶を取り入れて、背中で見せてあげてみましょう!
また、お子様が主体的に挨拶できるようになるためには、長い目で見守り、支えることも大切です。

(参考文献)
「8歳までの子どもの脳にやっていいこと悪いこと(成田奈緒子著/PHP研究所)
「あいさつで人生を豊かに!「あいさつ」できる子になる方法」(出典:いこーよ!)
「子どもの習いごと、どう考える?」(出典:育児情報誌miku)
「あいさつができる子どもに育てるには?教え方のポイントや具体的なサポート方法をご紹介」(出典:CONOBAS)
「子供が挨拶できないのはなぜ?保育士が教える8つの理由と適切な促し方」(出典:キッズライン)

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執筆者プロフィール

長島 ともこ(ナガシマ トモコ)

フリーライター・エディター / 認定子育てアドバイザー / AEAJアロマテラピーアドバイザー

コメント

フリーライター・エディターとして、育児、教育、暮らし、PTAの分野で取材、執筆活動を行っています。息子が所属していたスポーツ少年団(サッカー)では保護者代表をつとめ、子ども時代に親子でスポーツに関わることの大切さを実感しました。PTA活動にも数多く携わり、その経験をもとに『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本 』(厚有出版)などの著作もあります。「All About」子育て・PTA情報ガイド。2 児の母。

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