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子どもの才能を伸ばす習い事:費用をかける前に知っておくべきこと

更新日: 2023.12.06
投稿日: 2023.09.15

「習い事に通っている」「これから習い事を始めようと思っている」という子どもは多いもの。
習い事には、子どもの才能を伸ばす、子どもの興味・関心をより深める、先生や周りの友達と関わりながらコミュニケーション能力を養うなどさまざまなメリットがありますが、気になるのが費用面です。
この記事では、子どもの習い事の決め方と費用についての考え方について紹介します。

子どもの習い事にはいくら費用をかける?


子どもの習い事は、子どもの心身の成長やスキルアップに役立つものである一方で、費用もかかるものです。

子どもの習い事の費用には、主に以下のようなものが含まれます。

・月謝(授業料)
・教材費(道具代)
・発表会や遠征などの参加費
・送迎費
・その他(保険料など)

月謝は、習い事の種類や場所、習い事のレベル、週に何回通うかといった習い事の子どもの年齢などにより異なります。
例えば、未就学児の習い事の費用は、小学生と比べて比較的安い傾向にあります。
また、スポーツや音楽は、学習塾や英会話スクールと比べて習い事の費用が高くなりやすい傾向にあります。

さらに、習い事によっては、教材費や道具代がかかったり、発表会や遠征などへの参加費がかかることがあります。例えば、サッカーならばユニフォームやシューズ、靴下などこまごまとした道具の費用、ピアノならば、楽譜などの教材費がかかります。

習い事をする場合は、月謝はもちろんその他の費用などの相場も調べ、どのくらいの金額がかかるのか知っておきましょう。

子どもの習い事費用の月額平均

ここでは、子どもの習い事費用の月額平均について紹介します。
「株式会社バンダイ 子どもの習い事に関する意識調査」によると、一般的な家庭(父親、母親、小学生の子ども、園に通う子どもの4人家族)の場合、

・習い事の数:1.5~2.5個
・子どもの習い事にかける月額の平均金額(1 人あたり)¥13,607

ということです。

ただし、上記はあくまで平均であり、本格的に取り組むような場合は同じ習い事でも費用が平均を大きく上回ったり、習い事の内容や地域などによっては平均より少なく済んだりすることもあるでしょう。
習い事の数や月謝によっては、月額で5,000円以下という家庭もあれば、月に5万円以上かけているという家庭もあります。

習い事別費用相場

ここでは、習い事のジャンル別の費用相場について紹介します。
以下で紹介する費用相場はあくまでも目安であり、実際の費用は教室や地域によって異なります。
また、発表会や遠征などの参加費や、教材費なども考慮すると、実際の費用はさらに高くなる可能性があります。

スポーツ・ダンス(運動系)

月謝:4,000円~10,000円
教材費:10,000円~30,000円
発表会や遠征などの参加費:10,000円~50,000円

スポーツの習い事は、部活動やスポーツクラブ、スポーツ教室など、さまざまな形態があります。
月謝は、教室の種類やレベルによって異なります。
また、スポーツによっては、ユニフォームや用具などの教材費がかかる場合があります。
発表会や遠征に参加する場合は参加費がかかることも多いです。

音楽・書道(芸術系)

月謝:5,000円~15,000円
教材費:10,000円~30,000円

音楽や書道の習い事は、音楽教室やカルチャースクール、書道教室など、さまざまな形態があります。
月謝は、教室の種類やレベルによって異なります。
また、音楽や書道では、楽器や書道用紙などの教材費がかかる場合があります。

塾・英語(学習系)

月謝:5,000円~20,000円
教材費:10,000円~30,000円

学習塾や英会話スクールは、学習や英語の習得を目的とした習い事です。
月謝は、教室の種類やレベルによって異なります。
また、学習塾や英会話スクールでは、テキストや教材などの教材費がかかる場合があります。

家庭の負担にならない習い事費用の考え方


子どもの習い事にかかる費用の負担感は、子どもの年齢、子どもの人数、家庭の経済状況によっても異なります。
ここでは、家庭の負担にならない習い事費用の考え方について紹介します。

子どもの年齢

ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査2017」によると、子どもの習い事の費用が最も安いのは3歳のときで3,200円、最も高くなるのは中学3年で25,900円です。※あくまでも調査内容での平均値のため異なる場合があります
中学生になると、多くの子どもが高校受験対策のために学習塾に通うため、費用がかかるようになるのです。
一般的に、子どもの年齢があがると共に習い事費用負担も高くなると思っておくとよいでしょう。

子どもの人数

子どもの人数が多いほど、習い事費用はかさみます。
2人以上の子どもがいる家庭は、1人あたりの習い事費用を抑えるために、同じ習い事を複数の子どもに習わせたり、割引制度のある習い事教室を利用したりするなどの工夫がおすすめです。

月謝以外でかかる費用

月謝以外にも、習い事には教材費や参加費など、さまざまな費用がかかります。
これらの費用も考慮して、総合的な習い事費用を把握しておきましょう。

児童手当の活用

子どもの習い事にかかる費用は、家庭の経済状況によっても異なります。
児童手当の給付を習い事の費用に活用するのもひとつです。

人気の習い事


学研教育総合研究所2022年の調査によると、最新「子どもの習い事ランキング」ベスト15は、以下のようになっています。

最新「子どもの習い事ランキング」ベスト15

第1位 :水泳
第2位 :音楽教室
第3位 :学習塾
第4位 :通信教育
第5位 :英語・英会話教室
第6位 :体操教室
第7位 :習字・書道
第8位 :そろばん
第9位 :サッカー・フットサル
第10位:ダンス(バレエ以外)
第11位:その他のスポーツ教室
第12位:武道(剣道・空手など)
第13位:バスケットボール
第14位:バレエ
第15位:プログラミングスクール・ロボット教室

以下、人気の習い事を紹介します。

水泳

水の抵抗を受けながら体を動かすため全身をバランスよく鍛えることができる水泳は、小学校低学年~中学年までに特に人気で、およそ3人に1人が通っていることになります。
ベビースイミングや幼児期から水泳教室に通う子どももたくさんいるようです。

音楽教室

ピアノがいちばん人気で、自宅で練習できることも魅力のようです。音楽を習うことで、リズム感や表現力、集中力などを養うことができます。

学習塾・通信教育

学習塾は小学校中学年から、始める家庭が多いようです。通信教育は、誰でも自宅で手軽に始めやすく、料金も手頃なのが人気です。
毎月届くワークブックや教材を使い、子どもに日々の学習習慣をつけてほしいという保護者の願いもあります。

スポーツ教室

体操教室、サッカー、野球、ダンスなどのスポーツ教室も人気があります。
スポーツ教室で運動を学ぶことで、子どもの基礎体力や運動神経の向上などが見込めるようになります。
また、運動することで集中力向上、ストレス解消などの効果も期待できます。

習い事の決め方


習い事は、子どもがやりたいことを尊重して決めることが大前提です。
子どもが興味や関心を持った習い事であれば、長く続けられる可能性が高くなります。

具体的には、以下の4つのポイントを参考にして決めるとよいでしょう。

子どもがやりたい理由

子どもに、どんなことをやりたいのか、なぜやりたいのかを聞いてみましょう。
子どもが自分で考えて決めることで、やる気やモチベーションが高まります。

親の希望

親としても、子どもの成長に役立つ習い事をしてほしいと考えるでしょう。
ただし、親の希望ばかりを押し付けてしまうと、子どもが嫌になって辞めてしまう可能性があります。
子どもの意見も尊重して折り合いをつけるようにしましょう。

環境(送迎、家からの近さ)

送迎や家からの近さなども考慮して決めましょう。送迎や通学に時間がかかってしまうと、子どもの負担になります。
また、家から遠いと、体調不良や急用があってもすぐに迎えに行けなくなる可能性があります。

評判・クチコミ

習い事教室の評判やクチコミをインターネット等で調べたり、既に習い事に通っている子どもやその保護者に実際に話を聞いてみるのも良いでしょう。
指導内容や雰囲気など、他の子どもや保護者の意見を参考にすると、教室選びの参考にできます。

習い事の特徴

習い事の特徴や費用なども考慮しましょう。
月謝が高い教室は、技術のみではなく教育指導に重点を置いているなど、高いなりの理由がある場合もあります。
家庭の状況や子どものライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で習い事を選ぶことが大切です。

親として子どもが大人になった時にどうなってほしいですか?


子どもが習い事をすることで、

・子どもの成長やスキルアップを促す。
・子どもの興味や関心を広げる。
・子どもの社会性を育む。

など、さまざまなメリットがあるとされていますが、ここで今一度、なぜ、子どもが習い事をしているのかを考えてみましょう。
その際、親として、「子どもが大人になった時にどうなってほしいのか」ということも、合わせてイメージすることが大切です。
できればお母さんお父さんで話し合う機会をもつといいですね。

それらをふまえ、いちばん大切なのは、子どもの気持ちを一番に考えること。それが結果的に、習い事の継続や、習い事をより好きになる、得意になるモチベーションにつながるのです。

まとめ

・習い事をさせる場合は月謝に加えその他の費用も把握しておく。
・習い事を決めるときにいちばん大事なのは、子どもの希望。
・わが子がどんな大人に育って欲しいかをイメージすることも大切。

参考文献
「【子どもの習い事】月々の費用の平均はいくら?家計の負担にならない額の考え方」(出典:ママソレ!)
「習い事費用はいくらまでならOK? 無理せず続けるお金のかけ方」(出典:たまちっぷす)
「習い事にかけるお金の平均はどれくらい?」(出典:ファイナンシャルワールド)
「子どもの習い事費用の実態、水泳や塾など人気の習い事は月額どれくらい?」(出典:ARUHIマガジン)

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