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協調性

子どもの「協調性」を育てる5つのポイント

2021.11.19

社会に出てから人と接するときの基本姿勢は、相手を理解し、相手を受け止めることです。

そのためには、他人ごとを自分ごととして理解し行動する「協調性」が必要です。

協調性は、非認知能力のひとつとして位置づけられています。

子ども一人ひとりの個性を伸ばすことはとても大切なことですが、同じように「協調性」を育んでいくことも大切です。

子どもの頃から、園や学校の先生、友達、近所の人など周りの人たちと上手に関わり、みんなといっしょに成長できる子に育てるためのコツを紹介します。

子どもの協調性は、いつからどのように育つもの?

非認知能力のひとつとして知られる協調性とは、文字通り「協力して調和する力」を意味します。

ただ周りの人に合わせるのではなく、さまざまな価値観や考えを持つ人たちを受け入れ、肯定し、時には周りを説得しながらひとつの目標に向かっていく力を表します。

現代社会では、職場や学校、地域のコミュニティなどさまざまなバックグラウンドを持つ人との協力が必要となる場面がたくさん存在します。

協調性は、私たちが社会生活を営む上で大切な要素のひとつです。

だからこそ、「わが子にも身についてほしい」と願う保護者の方も多いでしょう。

しかし当たり前ですが、協調性は、生まれたばかりの赤ちゃん時代から備わっているわけではありません。

親や周りの人との関わりやコミュニケーションを積み重ねていくことで、少しずつ身についていくものです。

子どもの心身の発達から考えると、協調性が本格的に芽生え始めるのは5、6歳ごろと言われています。

園で集団生活を送りながら、先生や友達と協力してひとつの作業を成し遂げたり、できるようになったり、周りの友達との遊びを通してケンカしたり仲直りしたりを繰り返したりしながら、自然と協調性が育まれていきます。

小学校に上がると、時間割に沿って生活することでより集団に慣れ、低学年で周りの様子に気を配ることができるようになることが多いものです。

集団行動の際のルールも理解できるようになります。

さらに高学年になると、“集団の一員”としての自覚も強まっていきます。

このように、子どもの協調性は、心身の発達に伴い、親や周りの人、園や学校の先生や友達、習い事の先生や友達など、その子が所属するさまざまな“場”での関わりを通して自然と育まれていくものです。

子どもの「協調性」を育てる5つのポイント

子どもの協調性を育てるために、親はどう関わっていけばよいのでしょうか。
ポイントを5つ、紹介します。

〇保護者自身が周りのさまざまな人と関わる姿を子どもに見せる

〇家庭での遊びに「ルール」を取り入れる

〇スポーツ系の習い事を始めてみる

〇子どもの自己表現力を高める関わりを心がける

〇自分以外の人の気持ちを想像する機会を作る

保護者自身が周りのさまざまな人と関わる姿を子どもに見せる

コロナ禍で対面でのコミュニケーションの機会が減ってきていますが、保護者自身が周りのさまざまな人と関わり、会話したりプロジェクトを進めたりしていく姿を子どもに見せるよう意識しましょう。

そうすることで、子ども自身も「お友達」や「仲間」を意識するようになります。

家庭での遊びに「ルール」を取り入れる

家庭で、トランプやボードゲームなど勝ち負けが決まる遊びを行う場合は、子どもの年齢に合わせ、ルールを守る意識を育てていきましょう。

自分の思い通りにならなくても、どこかで折り合いをつける経験を積み重ねていくことで、協調性を養うことができます。

スポーツ系の習い事を始めてみる


サッカー、野球、バスケットボールなどのチームスポーツは、ルールがあり、仲間を思いやりながら練習していきます。

これらのスポーツを習うことで、協調性が身につくことも多いものです。

スポーツが苦手な場合は、ダンス、グループ英会話、合唱など集団で活動する習い事を検討するのも一案です。

子どもの自己表現力を高める関わりを心がける

思っていることがうまく伝えられないとストレスをためやすくなり、人間関係においても問題を抱え込みやすくなるものです。

子どもと会話するときは、うなづいたり相づちをうったりしながら話したい気持ちを促しましょう。

子どもが話したい内容を、親が簡単でわかりやすい言葉で返すよう工夫していくことで会話が進み、自己表現力が高まります。

自分以外の人の気持ちを想像する機会を作る

親子で本を読んだりテレビを見たりしている時に、折にふれ、「この子は今、どういう気持ちになったと思う?」などと問いかけてみましょう。

相手の立場に立って気持ちを考える機会を作ることで、想像力が高まります。

うちの子、協調性が低いかも・・・。そんな時どうする?


わが子が、友達とのいざこざが多かったり集団に溶けこめなかったりする様子を見ると、「うちの子は協調性が低いのでは・・・」と悩む保護者の方も少なくありません。

親の立場からすると、「協調性が低い」という子どもの特性を「短所」と捉えてしまいがちですが、見方を変えると「自分の好きなことにこだわりが持てる」「周りに流されない」といった「長所」と考えることもできます。

周りの子どもたちと関わろうとしないわが子を、強制的に輪の中に飛びこませるのはNGです。

なぜ周りの人と関わろうとしないのか、その理由を聞くことから始めましょう。

その上で、長所を生かしながら、周りの人たちと関わりをもつ大切さを教えていきたいものです。

協調性は、生まれ持った気質や性格による部分も多いもの。

焦らず見守り、気になることがあれば、先生や信頼できる友人に相談するのもよいでしょう。

まとめ

・ 子どもの協調性が育ち始めるのは、5・6歳ごろ。
・親の関わり方を工夫することで、協調性を育むことができる。
・子どもの協調性が低い。見方を変えると長所になる。

編集部より

協調性について学ぶことができました。
日本は特に周りの仲間と一緒に仲良くするであったり、一緒にものごとを進めていったりする思考が強い国です。
そのため、「協調性」は、日本人の強みであり、特徴と言っても良いでしょう。
中には、自分の子どもは協調性がないと悩まれてしまう親御さんもいると思いますが、ネガティブに捉えるのではなく、「自分の意思をしっかり持っていて、あえて合わせない」というようにポジティブに捉えることも重要です。ですので、強制的に「一緒にやりなさい!」ではなく、まずは何でやらないのかなど話を聞いてあげることから始めていくのも1つです!
また相手がどんな気持ちになるかを想像させてみましょう。
家庭内での親子の関わり方でお子様の協調性は左右されます!

(参考文献)
・自分の気持ちが言える子に育てよう!(秦野悦子監修、PHP研究所「のびのび子育て」)
・ベネッセ教育情報サイト|遊びや家庭の中でもできる!お子さまが協調性を身につけるために保護者ができること
・伸芽‘sクラブ|子どもの協調性を育むために親が気をつけたいポイント
・cocoiro|子どもの協調性がない親が身につけておくべき3つのルール

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