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3歳、7歳、10歳が決め手! 子どもの成長に合わせた「甘えさせ方」のポイント

2022.05.13

子どもを「甘えさせる」ことは、「甘やかす」こととは異なります。

成長過程で上手に甘えさせてもらった子どもは、自分も周りの人ものことも大切に思いやることができます。

そして、自らを信じて自ら頑張れる大人になり、社会で活躍することができると言われています。

また、上手に甘えさせてもらった子どもは親への信頼感ができ、「この世の中っていいものだ」と感じ、自立へと向かう土壌ができるといわれています。

子どもの成長に合わせた「甘えさせ方」のポイントを知っておきましょう。

「甘えさせる」と「甘やかす」の違いとは?

「甘えさせる」と「甘やかす」。

言葉の響きはよく似ていますが、その意味は、大きく異なります。

・「甘えさせる」とは
「抱っこして」「ねぇねぇ、聞いて」など、子どもが親に求めてくる愛着行動に対し、温かみをもって受け入れることで、精神的な要求を満たしてあげる行為をさします。
 

子どもがくやしい思いや悲しい思いをしたりなど、マイナスの感情を抱いたとき、それらの感情を受け止め、共感し、寄り添うのも、「甘えさせる」行為です。
 
 

「甘やかす」とは
「おもちゃやお菓子がほしい」と言ってきたときにすぐに買い与えてしまったり、自分でできるはずの着替えや園・学校の準備を親の都合で手伝ってしまったり…。
 

「甘やかす」とは、子どもの物理的・金銭的な要求を無条件に受け入れたり、子どもが身につけておかなければいけない行動を親がやってあげてしまったりする行為をさします。

もうおわかりですね?

「甘えさせる」と「甘やかす」は“似て非なるもの”。

子どもは、甘えさせてもらうことで、
・親から愛されていること
・親から守られていること
・「家」という安心できる場所があること
を実感し、安心感と自信を土台にして、自立の道を歩んでいきます。

一方で、甘やかしてばかりいると、子どもの自立心は育ちにくく、いつまでも親に頼ってしまいがち。

わがままがエスカレートしてしまうこともあります。

「甘えさせる」と「甘やかす」の違いを知り、子どもにしっかり「甘えさせる」ことを心がけましょう。

3歳、7歳、10歳が決め手! 子どもの成長に合わせた甘えさせ方

子どもの成長に合わせた甘えさせ方のポイントを、年齢別に紹介します。

〇3〜6歳頃 子どもの言葉や行動を、おおらかに受け止める

 

〇7〜9歳頃 子どもの意見を聞き入れつつ、失敗させることも大切


〇10歳頃 つきはなさず、共感して安心させる

3〜6歳頃 子どもの言葉や行動を、おおらかに受け止める

食事、睡眠など基本的な生活習慣が身につき、親に対する愛着が形成される時期です。

「いやだ!」「⚪⚪️がしたい!」など自分の欲求をそのまま言葉や行動に表すことが多いと思いますが、「⚪⚪がしたいんだね。でも、△△だから、明日にしてみない?」など、おおらかに受け止め甘えさせましょう。

少しでもがまんできたら、「できたね!」「えらいね!」と言葉かけを。ごほうびとしてモノやお金を与えるのはできるだけ避けましょう。

7〜9歳頃 子どもの意見を聞き入れつつ、失敗させることも大切

学校や家庭で勉強したり、友だちと遊んだりなど活動範囲が広がるぶんさまざまな刺激を受け、やりたいことが増えてくる時期です。

「宿題は後でやるから遊びに行ってもいい?」と甘えてきたら聞き入れ、任せてみましょう。

結果的に宿題ができなかったとしても、「次からはどうしたらいいと思う?」など、「失敗を機に考える→行動を変える」ことができるようサポートするとよいでしょう。

10歳頃 つきはなさず、共感して安心させる

自分や周りの人の立場を理解して判断し、思いやりのある行動がとれるようになります。

そのいっぽうで、本音と建前が少しずつ理解できるようになる時期。家族と距離を置くようになりつつ、ポロリと本音を吐くこともあります。

「今日は学校に行きたくないなぁ」となどとつぶやいてきたら「そうなんだ。行きたくないんだ」とまずは共感し、さりげなくスキンシップをとって安心させましょう。

「甘えさせ上手」な親になるための4つのヒント


子どもにとって、親は、自分の気持ちを受けてもらえ、甘えさせてもらえる安心基地。

安心基地があるからこそ、親から離れて世界を広げたり、挑戦したりできるのです。

「甘えさせ上手」な親になるためのヒントを、4つ紹介します。

〇スキンシップやコミュニケーションを大切に


〇いつも甘えさせられなくても大丈夫


〇ときには自分自身を甘えさせる


〇周りに甘え、感謝する

スキンシップやコミュニケーションを大切に

抱っこしたり、手をつないだりといったスキンシップに加え、子どもが会話ができるようになったら、嬉しかったこと、悲しかったことなど子どもからの言葉を受け止め、共感しながら話を聞くようにしましょう。

いつも甘えさせられなくても大丈夫

「常に子どもの甘えにこたえなくてはいけない」ということではありません。

対応できないときは、「今、⚪⚪だからちょっと待っててね」「今は△△だからできないの」など、理由を伝えるようにすれば大丈夫。その上で、「最近がまんさせることが多かったから、今日はめいっぱい甘えを受け止めよう」など、バランス感覚を大切にしましょう。

ときには自分自身を甘えさせる

完ぺきな育児・家事を目指さず、「今日はつかれたから夕飯はスーパーのお惣菜にしよう」など、ときには手を抜き、自分自身を甘えさせましょう。

そうすることで心に余裕が生まれ、子どもの甘えを受け入れることができます。

⚫周りに甘え、感謝する
下の子をベビーカーに乗せて外出中に階段で「手伝いましょうか?」を声をかけてもらったら、「ありがとうございます」と伝えるなど、周りの人からの善意は遠慮なく受け取り、感謝しましょう。

やさしさをもらうことで、やさしさを与えることができるようになるでしょう。

まとめ

・「甘えさせる」のはOK、「甘やかす」のはNG。違いを知っておこう

・子どもの成長に合わせ、甘えさせ方を変えていく

・お母さん自身も自分や周りに甘えることが大切

編集部より

親として子どもと接しているとこれは甘やかしすぎではないのか?甘えさせ過ぎではないのか?子どもの成長にとって良くない気がする・・・など思うことがありますよね。
今回、「甘えさせる」と「甘やかす」という言葉の意味の違いが分かりました!「甘やかす」!のではなく、「甘えさせる」ようにすることが大切な様です。また「甘えさせる」ということに関しても年代に合わせた甘えさせ方がありましたね。常に子どもが親から愛されている、守られていると感じられる安心できる場所を作りながら、年齢に合わせて甘えさせてあげましょう。

(参考文献)
・PHPのびのび子育て|成長に合わせた甘えさせ方で、幸せ脳に育つ!(成田奈緒子監修)
・PHPのびのび子育て|まずはお母さんが、自分自身に優しくしてあげましょう(窪田容子監修)
・ぐずぐず、ダラダラが減る! 子どもが甘えていいとき、悪いとき(東ちひろ著、PHP研究所)
・こどもまなびラボ|子どもは『甘やかす』よりも『甘えさせる』!甘えさせてもらえない子は将来こうなる(佐藤めぐみ:監修)

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