プール、海、川。水遊びのときの安全対策とマナー
更新日: 2022.11.08
投稿日: 2022.07.12
水遊びが楽しい季節がやってきました。
プール、海、川で遊ぶのには最高のシーズンですが、毎年水難事故が発生しています。
それぞれの場所での安全対策や、周りの人に迷惑をかけないためのマナーをおさらいしておきましょう。
もくじ
プール、海、川で遊ぶときの安全対策をおさらい!
夏になると、園や学校のプール以外でも、家族で水遊びに出かける機会も増えてくるでしょう。
水辺のレジャーは楽しいものですが、いっぽうで、水の事故がたくさん起きていることも忘れてはなりません。
大前提として、体調が悪いとき、睡眠不足のとき、疲れているときは、水に入らないこと。
また、遊ぶ前に、やってはいけないことや注意することを、子どもに伝えます。
以下、プール、海、川で遊ぶときの安全対策を紹介します。
プール
浅い幼児用のプールでも、足を滑らせたりしたことが原因で溺れることがあります。
また、はしゃぎすぎてプールサイドで転んで頭を打ったり、プールの吸水口が足に吸い付いて動けなくなったりして事故につながるケースもあります。
・ 子どもから目を離さない。浅い場所で遊んでいても油断せず見守る。
・ 走ったり飛び込んだりさせない。
・ 浮き輪をして遊ばせる。
・ 排水口など、プールの構造に関わる箇所にさわらない。
海、川
海や川の状況は、天候により大きく左右します。
水温や水流が急に変化したり、急に深くなったりすることもあり、「ちょっと足を浸して遊ぶ」くらいのつもりでも、大事故につながることがある「ちょっと足を浸して遊ぶ」くらいのつもりでも、大事故につながることがあると心得ておきましょう。
・必ず保護者がそばに付き添う。
・ 天候が悪いとき、前日に天候が荒れた日は水辺に近づかない。
・ 危険箇所を確認してから遊ぶ。
・ 泳ぐ予定がなくても、ライフジャケットを着用させる。
暑い中での遊びですので、どこで遊ぶ際も、こまめな水分補給を忘れずに。
プール、海、川で遊ぶときのマナーをおさらい!
暑さが厳しくなればなるほど、水遊びの場はこみあいます。
お互いに気持ちよく過ごせるよう、基本マナーをおさらいしておきましょう。
プールで遊ぶときの基本マナー
プールで定めらている規定を守ることが大前提。
おむつのとれていない子どもの入水については事前に必ずチェックし、OKエリアで遊ぶようにしましょう。次のことに注意しましょう。
・プールに入る前にシャワーを浴び、トイレに行かせる。・水遊び用のオムツは、ルールに従って使う。
・(大人は)化粧、整髪料やなどは洗い流してから入る。
・アクセサリーははずし、長い髪はまとめる。
・無断でカメラ、ビデオ撮影はしない。
海、川で遊ぶときの基本マナー
自然の中で遊ぶからこそ、ルールを守り、「美化」を心がけることが第一です。
海や川を汚したり、周りの人の迷惑になる行為はNGです。次のことに注意しましょう。
・遊泳区域で遊ぶ。・駐車禁止区域での路上駐車はしない。
・自然を大切にし、ゴミは必ず持ち帰る。
・バーベキューや花火をする場合は可能なエリアで行い、必ず後片付けをする。
場所別・水遊びに行くときの持ち物チェックリスト
これさえあれば安心! 水遊びに行くときの持ち物を紹介します。
⚫️プールに行くとき
⬜水着、ゴーグル、水泳帽
⬜バスタオル、フェイスタオル
⬜レジャーシート、ビーチマット
⬜浮き輪、ビーチボール、プールフロートなど
⬜小銭入れ
⬜濡れた衣服を入れるビニール袋
⬜ゴミ入れ用レジ袋
⬜サンダル、ビーチサンダル
⬜着替え
⬜日焼け止め
⬜ばんそうこう、消毒液、目薬など救急用品
⬜常備薬
⬜(下の子用オムツ)
⬜水分、お弁当、おやつ
海、川に行くときは、上記に加え、
⬜ライフジャケット
⬜ウォーターシューズ
⬜水中のぞきめがね、防水カメラ
⬜虫除けスプレー
水遊びをするときは、「泳ぎが得意でも油断しない」「体調が悪いときは無理しない」のが鉄則ですが、何よりも大切なのは、親は子どもから目を離さないこと。
「いつ、何が起こるかわからないから油断しないようにしよう」と肝に命じた上で、家族で楽しく遊びましょう。
・ 体調が悪いときは、無理に遊ばない
・ それぞれの場所でのルールを確認し、守る
・水遊びグッズ、着替えなど、事前準備は万全に
(参考文献)
「海で遊ぶときの注意」(出典:海上保安庁)
「プールマナーはこんなにたくさん! 守られていますか?」(出典:オールアバウト)
「知ってる?川のルール。楽しく川遊びするためのマナーを知っておこう!」(出典:Greenfield)