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夏のスポーツで快適さを追求!子どもの夏ウェア徹底解説

更新日: 2023.07.20
投稿日: 2023.08.04

暑い夏のスポーツは、子どもの熱中症や日焼けなど心配なことが多いですね。

夏はクーラーの効いた部屋で一日中過ごしたくなりますが、朝や夕方など日差しが落ち着いたタイミングで外遊びをして、暑さに慣れる(暑熱順化する)方が子どもの熱中症対策には有効です。

暑さ対策の冷感ウェアや冷却グッズなど、さまざまな熱中症対策が日々進化しているので、上手に利用しながら夏のスポーツを楽しみたいもの。

今回は真夏のスポーツの暑さ対策について、紹介します。

夏にスポーツの服装で気を付ける4つのポイント


夏にスポーツをする際は、服装に気をつけるだけで熱中症になる確率がグンと下がります。

例えばシャツをズボンに入れず、外に出すだけでも4℃前後の温度差が出るという実験結果もあるほど。

夏のスポーツ環境は、少しの工夫で大きな差が出ます。

素材や形、ユニフォームの着方まで、気をつけるポイントを4つあげていきます。

◯ 通気性の良い素材を選ぶ

◯ 吸汗速乾性がある服装を選ぶ

◯ 冷感素材の服装を選ぶ

◯ UVカット機能がある服装を選ぶ

通気性の良い素材を選ぶ

体から出る熱や汗を逃しやすくするために、通気性のよいドライメッシュなどの素材を選ぶといいでしょう。

またエンボス加工のように表面に凸凹がある素材は、肌にぴったりくっつかず涼しさを感じられます。

袖口や裾口が広いものやワンサイズ大きいウェアにすると、風が通り抜けやすく体感温度がグッと下がります。

夏のスポーツウェアは少し大きめのものがよさそうです。

吸汗速乾性がある服装を選ぶ

夏にスポーツをする際は、汗の吸収力が高く速乾性があるウエアを着ると汗特有のベタベタ感が少なくおすすめです。

ポリエステルなどの速乾性のあるウェアは、吸収した汗の蒸発するスピードが速くなり、その気加熱で体の熱が奪われるので熱中症対策には最適。

汗の量が少ないうちは吸水性の高い綿素材でもOKですが、大量の汗をかくと布に染み込んだ水分(汗)に熱が吸着して、より暑く不快に感じます。

真夏のスポーツ時は吸汗速乾性の高い合成繊維を着用しましょう。

冷感素材の服装を選ぶ

熱伝導率・熱拡散率が高いポリエステルなどの合成繊維は、触れた瞬間に肌の熱が生地に移動するので、ひんやりと感じるのが特徴です。

適切な圧力を加えて、筋肉の動きをサポートしてくれる肌に密着するタイプのインナーにも冷感タイプのものがあるので、ユニフォームやTシャツの下に着るのもおすすめ。

「暑いのに二枚重ね?」と驚くかもしれませんが、2枚の間に層が生まれ、外気の熱から体が遮断されるので、暑さを感じにくくなります。

UVカット機能がある服装を選ぶ

子どもは紫外線のダメージを受けやすいうえに、一生に浴びる紫外線の半分以上を18歳までに浴びてしまうというデータがあります(WHO Sun-protection)。

屋外で子どもがスポーツをする際は、しっかりUV対策も行いたいもの。

直接日光が肌に当たらないだけでも暑さ対策になるので、UV機能のある長袖アンダーシャツやアームカバー、ネックカバー、できれば帽子なども着用しましょう。

スポーツウェアに多く使われるポリエステル素材は紫外線の透過率が低いので、着用するだけで紫外線が肌まで届きにくくなります。

さらに冷感タイプのウェアを選べば、熱中症予防にもなりますね。

種目別 夏の活動時に適した服装を知っておこう


夏の運動では、屋外スポーツはもちろん、屋内でも気を付けるポイントがあります。

特に種目によっては防具などをつけて練習が必要になるため、より一層の熱中症対策が必要になるでしょう。

場所や種目によって、適した服装をチェックしていきましょう。

屋外で行うスポーツ

夏の屋外スポーツは暑さと日差しとの戦いです。

服装の対策に加え、こまめな水分補給と休憩をとりながら練習を行いましょう。

特定の防具を着用しなければならない野球(キャッチャー)やアメリカンフットボールなどのスポーツは熱の放散がうまく行われず、熱中症の危険性が高まります。

・暑さに慣れるまでの期間を1週間ほど設け、その期間は練習メニューを短くする。

・準備運動やランニング、体の部位を鍛えるトレーニングなどは軽装で行う。

・防具は安全な範囲内できつく締め付けないようにし、休憩時間には必ず脱ぐ。

などの配慮が必要です。

サッカーや陸上などの軽装に見えるウェアも、夏の間はシャツをズボンに入れずに、外に出して着るようにしましょう。

屋内で行うスポーツ

バスケットボールやバレーボール、卓球、バドミントン、剣道などの屋内スポーツでも熱中症になるケースは多く、油断は禁物です。

紫外線の心配が不要な屋内スポーツの場合、手や足は体幹部よりも熱放散効率が高いので、半袖やタンクトップに短パンなど手足を露出させて熱を発散させるスタイルがいいでしょう。

この場合もポリエステル素材などの速乾性の高い素材のウエアを選びましょう。

体育館などで練習する場合、湿度が高いと床に結露ができ、転倒して怪我につながることもあります。

体育館の床はこまめにモップがけや雑巾掛けをして、怪我防止のために長袖シャツやレギンスなどを着用してもいいですね。

剣道などの防具が必要なスポーツは、屋外スポーツ同様、軽装で練習する時間をなるべく増やすことが必要です。

「体育館の上部のカーテンを閉める」「冷房やスポットクーラーを導入する」など、屋内での熱中症予防策を講じましょう。

夏のスポーツ時の暑さ・熱中症対策アイテムと選び方


熱中症を予防するには、服装以外にもさまざまな対策アイテムを活用するのが効果的です。

運動中の不快感を減らしたり、休憩時に子どもの体を冷やしてあげたり、一緒に見学している保護者の熱中症対策も一緒に考えましょう。

体の負担を減らすためのアイテムを紹介します。

体温を下げるもの

● 氷のう
氷がたっぷり入った氷のうで、首元や脇の下、足の付け根など動脈の通り道を冷やしてあげるのが、体温を下げるのには効果的です。

また動脈と静脈をつなぐバイパス部分である「AVA血管」を冷やすと、冷やされた血液が静脈を通じて心臓や体の中心へ戻り、体の深部体温が下がります。

AVA血管は手のひらや足の裏、頬やまぶたなどにあり、普段は閉じていますが、体温が高くなると開通して熱を発散する仕組み。

スポーツ開始前や休憩時に手のひらや顔などを冷やすと、効率的に体温を下げられます。

最近は氷のうの注水口部分がスプレーになっているものもあり、氷のう内の氷水をミストでかけられて便利です。

● ネッククーラー
ネッククーラーのよい点は、両手が使えて運動しながらでも装着できることと、涼しさを感じやすい首を冷やせる点。

いろいろな形状や素材がありますが、運動中なら布やジェルタイプの柔らかいネッククーラーが安全かもしれません。

ポイントは肌への接着面が広く、サイズが合っているものを選ぶこと。

炎天下で使用するとすぐに冷たさを感じなくなるので、複数用意して交換しながら使うなど工夫をしてみましょう。

暑さを和らげるもの

● 冷却スプレー
吹きかけるだけで涼感のある冷却スプレーは、上手に利用したいアイテム。

スプレーの噴射力が強くて素早く冷却できる「エアゾールタイプ」と、霧状になって体全体など広範囲に冷やせる「トリガータイプ」があるので、目的によってスプレーのタイプを選びましょう。

体温を下げられるわけではありませんが、メントール成分が含まれていると、すーっとした清涼感が得られます。

● 汗拭きシート
汗を拭き取り爽快感を感じられる汗拭きシートは、汗や皮脂を吸着するパウダー配合なら、ベタつきを抑えてくれます。

腕や足の汗やべたつきを拭き取りたい場合は、大判サイズで破れにくい厚手のシートを選ぶといいでしょう。

メントールが入ったものなら、拭いた瞬間に冷感を得られます。

日差しを避けるもの

● 帽子
強い日差しが照りつける屋外の運動なら、帽子を着用して直射日光を浴びないようにするのも有効な熱中症対策。

素材はメッシュ素材など、通気性のよいものを選びましょう。

帽子の中で蒸れるような感じがあれば、時々脱いで風を通さないと逆に暑さを感じやすくなるので要注意です。

帽子の中に冷却スプレーをかけたり、冷却材を入れるなど頭を暑さから守るプラスアルファの工夫をすれば、より快適です。

● サングラス
目は露出した臓器なので、紫外線の影響を最も受ける部分のひとつ。

炎天下やスキー場で長時間遊び、夜に目が真っ赤に充血した経験を持つ人もいるのではないでしょうか。

これは「紫外線角膜炎」と呼ばれ、1〜2日で自然治癒するものですが、できれば直射日光から目を守りたいもの。

可能であればサングラスを装着する、もしくはツバのある帽子をかぶって直射日光が目に当たらないようにしましょう。

夏場の運動前後の体のケア

真夏の運動は体の負担も大きいので、運動前後の体のケアもしっかりしたいもの。

熱中症対策や不快感軽減に役立つケアをして、快適に夏のスポーツを楽しみたいですね。

プレクーリング

プレクーリングとは、運動前に体を冷やしておくことで、運動時の体温上昇や疲労度合いをゆるやかにする対策のこと。

やり方は簡単。手や足の裏、顔などの末梢部位を、運動前に冷却ジェルや氷嚢で15〜20分程度冷やすだけです。

これにより冷やされた血液が静脈を通じて心臓や体の中心へ戻り、体の深部体温が下がって体温上昇までの時間を遅らせることができます。

ポイントは冷たすぎると血管が収縮してしまうので、10〜15℃程度の冷水やジェルで冷やすこと。

これ以外にも「アイススラリー」と呼ばれる細かい氷の粒子が液体に入ったシャーベット状の飲料を事前に飲むなど、体の中から冷やすのも効果的です。

フローズンドリンクやスムージーなどもアイススラリーの一種なので、運動前に飲んで体を冷やしておいてもいいですね。

また基本的な熱中症対策として、運動前に水分を多めに摂っておくのも忘れないようにしましょう。

日焼け止め

スポーツ中、特に真夏の汗を大量にかく場合は、落ちにくいウォータープルーフの日焼け止めがおすすめ。

紫外線カット率の高いSPF40〜50、PA +++〜++++の日焼け止めを選ぶと安心です。

「日焼け止めは肌に刺激があるのでは…?」と心配なら、「パッチテスト済み」や「アレルギーテスト済み」の表示がある商品を選びましょう。

日常的にはノンケミカルの肌にやさしい日焼け止めを使用し、夏のスポーツ時は紫外線カット力の強い日焼け止めを使うなど、使い分けをするといいでしょう。

大量に汗をかく時は、1〜2時間おきに塗り直すことも忘れずに。

制汗剤

子どもは汗をかく能力が未熟なため、無理に抑えず、しっかり汗をかく機能を鍛える方がいいでしょう。

あまり汗をかかず汗腺の働きが鈍いと、ニオイの強い汗が出る場合もあるので、普段から汗をかく機会を多くして汗腺機能を働かせておくことが大切。

基本的に「汗をかいたらすぐに拭き取る」「汗を吸ったウェアを着替える」などの対策で十分でしょう。

小学校高学年〜中学生くらいから、汗や脇のニオイを気にする子が増えてくるので、相談しながら制汗剤を使い始めてもいいかもしれません。

ニオイ

かいたばかりの汗は無臭ですが、それを放置すると皮膚にいる菌や皮脂と混ざり合って、ニオイが発生します。

毎回洗濯しているスポーツウェアでも、何度も着ているうちに汚れや細菌が繊維の奥まで浸透し、汗と混ざり合うとニオイが戻ってくることがあります。

夏のスポーツウェアは、洗濯前に酸素系漂白剤やセスキ炭酸ソーダなどで30分ほど浸けおきをして、しっかり皮脂汚れを落としてから洗濯をすると、ニオイが取れやすくなります。

気になるニオイは、「汚れ」「雑菌」「水分」の三拍子が揃うと発生することを覚えておきましょう。

着替え・洗濯物

汗をたっぷり吸ったウェアは通気性が悪くなり、気加熱を利用できずに体温が下がりにくくなります。

大量に汗をかく真夏のスポーツ時は、着替えを多めに用意しましょう。

汗をかいたウェアは嫌なニオイの原因になり、洗った後もニオイ戻りがあるので、なるべく早く洗濯するのが大鉄則です。

ニオイは「汚れ」「雑菌」「水分」の三要素が重なると起こるもの。

忙しくてすぐに洗濯できない時などは、汚れたウェアをとりあえず広げて乾燥させておくと多少のニオイ予防になります。

また洗濯後にしっかり乾燥させないと、生乾きのニオイが加わってしまうので、洗濯後は太陽光の下でカラカラに乾かしましょう。

夏は洗濯を繰り返しても型崩れしづらく、色褪せせず、乾きやすいポリエステルなどの化学繊維のウェアを選ぶと、洗濯・乾燥が気兼ねなくできますね。

まとめ

・夏のスポーツ時は、通気性がよく吸汗速乾性の高い素材を着ると快適に動ける。
・夏の暑い時は、屋外はもちろん、屋内スポーツでも熱中症対策が必要になる。
・冷感スプレーや汗拭きシートなど、不快感を軽減するグッズも上手に利用するとよい。
・スポーツ前のプレクーリングをしっかり行うと、熱中症の危険性が低くなる。

(参考文献)
・朝日新聞デジタル | 運動着の裾、出してもいい? 暑さ対策、理科教諭が実証
・日本経済新聞 | 綿とポリエステル 体温上昇を抑えるTシャツはどっち?
・WHO | WHOの進める紫外線対策
・子どものための紫外線対策協会 | 子どもの紫外線対策
・デサント | 熱中症予防対策実証事業にて、手のひらを冷やすことの有用性が実証!子どものために知っておきたい深部体温のプレクーリングとは
・KOWA | 何度洗ってもスポーツウェアの汗臭さが消えない!臭いを取る洗濯方法とは?臭いを予防する方法も解説

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