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スポーツ別・子どもに起こりやすいスポーツ外傷と対応策

投稿日: 2025.11.21

スポーツ別・子どもに起こりやすいスポーツ外傷と対応策

子どもがスポーツに真剣に取り組んでいると、切っては切り離せないケガの心配。

しかし、ケガや外傷は自分の体を知り、ケアの方法を覚える機会でもあります。

ケガや外傷をゼロにはできなくても、予防や対処はできます。

今回はスポーツ別に起こりやすい外傷と対応策をまとめました。

サッカーの外傷


サッカーは「走る」「止まる」「方向転換」「ジャンプ」が多いスポーツ。

なおかつ相手選手との接触が多いため、ケガも多くなります。

サッカーではどんな外傷が多い?

サッカーでは急停止や切り返しの動きが多いため、関節への負荷が高まります。

また利き足でキックをする時、軸足で体全体を支えるため負担が大きくなります。

瞬間的に踏ん張った時に、「足首の捻挫」や「膝関節の靱帯」「太ももの肉ばなれ」などを起こすことがあります。

また接触プレーの際に打撲することもあるでしょう。

サッカーの外傷の対処法は?

捻挫をした時はすぐに氷や氷嚢などで冷やしましょう。

15分〜20分ほど冷やし、感覚がなくなったら一度離して、熱っぽさが戻ったら再び冷やす、を繰り返します。

凍傷にならないようにだけ気をつけましょう。

この最初の冷却をスピーディに確実に行うことが、完治への時間を早めます。

また肉離れや靱帯の損傷の場合はかなり痛みが強いので、すぐに整形外科を受診しましょう。

ウォーミングアップやクールダウンをしっかり行い、普段からストレッチなどをして足の筋肉の柔軟性を高めておくことが予防になります。

またスネ当てを使うことは鉄則です。

野球の外傷


野球は体の片側だけを使うことが多いので、体のバランスをくずしやすいスポーツです。

「ボールを投げる」「バットでボールを打つ」といった動作はひねり動作のため、肩・ひじ・腰への負担が大きくなります。

野球ではどんな外傷が多い?

野球では「ボールを投げる」「バットでボールを打つ」といった動作は、肩・ひじ・腰の回旋(ひねり)の繰り返しです。

つまり肩やひじ、腰への負担が大きく、いわゆる「野球肩」や「野球ひじ」といわれる症状につながりやすくなります。

またスライディングや頭から帰塁するときに、捻挫や打撲、つき指、脱臼をすることもあります。

野球の外傷の対処法は?

捻挫をした時はサッカーと同様、冷やす→休む→熱っぽくなったらまた冷やす、を繰り返します。

つき指は無理に引っ張らず、固定をしてから冷やしましょう。

肩やひじが慢性的に痛む時は絶対に無理をさせず、整形外科など専門医に診せましょう。

投手の場合は球数制限を守って、投球後にはアイシングを行います。

普段から肩甲骨や股関節の柔軟性を高めておくことも、外傷の予防になります。

冬の期間は、守備などで体を動かさない時間に筋肉が冷えてケガにつながることもあるので、常に体を動かすように注意も必要です。

バスケットボールの外傷


バスケットボールは急な方向転換が多く、ジャンプ・着地を繰り返すため、足首や膝、腰への負担が大きいスポーツです。

さまざまなスポーツのなかで捻挫をする率がもっとも高いうえに、相手との接触も多いので、外傷は多いでしょう。

バスケットボールではどんな外傷が多い?

ジャンプして着地をする際、また急に方向転換する際に、足首を捻挫することが多くなります。

またボールキャッチやリバウンドの際につき指することも多いでしょう。

中腰で動く時間も長いため、腰や膝に疲れが溜まることもあります。

バスケットボールの外傷の対処法は?

足首の捻挫は、すぐに氷や氷嚢で冷やしましょう。

15分〜20分ほど冷やし、感覚がなくなったら一度離して、熱っぽさが戻ったら再び冷やす、を繰り返します。

「ブチっという音がした」や「立てない」場合は、靱帯を損傷している可能性もあるので、すぐに整形外科などを受診しましょう。

つき指は、変形がなければ引っ張らずに固定して冷やします。変形が見られるようなら、整形外科に診てもらいましょう。

「着地の際は膝を内側に入れない」「両足で着地する」などに気をつけると、足首や膝への負担が軽減できます。

普段から足首や膝を柔らかくするストレッチを行い、体の軸がブレないように体感を鍛えるトレーニングをするといいですね。

バレーボールの外傷


ジャンプ・着地・利き腕でのスパイクが多いため、足首や膝、肩、ひじなどへの負担が大きくなります。

また飛び込んでレシーブをするので、擦り傷や打撲なども多いスポーツです。

特にスパイクは背中を反らして、片腕でボールを打ち、着地をするといった瞬間の負荷が多いため、繰り返すことで「ジャンパー膝」と呼ばれる症状を起こすこともあります。

バレーボールではどんな外傷が多い?

着地の際に捻挫をしたり、膝を捻ったりすることがあります。

また指先を使ってボールを打つことが多いので、つき指や指の靱帯を損傷することも多いでしょう。

利き手を大きく振りかぶりながら腰を反らしてジャンプし、スパイクを打つため、肩の痛みや腰痛を訴える子もいるでしょう。

ジャンプしたり、膝をついてレシーブすることが多いため、ジャンパー膝になることがあります。

ジャンパー膝は、ダッシュやジャンプを繰り返すことで、膝のお皿の下の腱に炎症がおこる障害。

特に成長期は体の成長と骨の成長が同時に起こることで、バランスが悪くなり、腱が固くなって起こる炎症が増えます。

バレーボールの外傷の対処法は?

足首の捻挫や膝を痛めた時は、すぐに氷や氷嚢で冷やしましょう。

15分〜20分ほど冷やし、感覚がなくなったら一度離して、熱っぽさが戻ったら再び冷やす、を繰り返します。

つき指は、変形がなければ引っ張らずに固定して冷やします。変形が見られるようなら、整形外科に診てもらいましょう。

膝の下部分に違和感がある時、痛みがある時は「ジャンパー膝」である可能性も。

片方がジャンパー膝になると、もう片方も腱が痛んでいる可能性が高いので、専門医に必ず両膝を診てもらいましょう。

ひじや膝など、普段から負担がかかる部分には専用のサポーターをしておくといいですね。

テニスの外傷


片手でラケットを持ち、ボールを強打するテニスは、利き手のひじや手首に衝撃が伝わり、炎症を起こすことがあります。

左右非対称の動きが多いため、体全体のバランスも崩れやすいスポーツといえます。

また前後左右に激しく動き、方向転換も多いため、足首・膝・腰に負担がかかります。

テニスではどんな外傷が多い?

サイドステップやターン、急なストップをするため、足首のねんざが多くなります。

子どもがラケットでボールを打つには、手首やひじに負担がかかりやすく、手首の痛みや腱鞘炎を起こしやすいのも特徴。

また上腕骨外側上顆炎、通称「テニスひじ」になる可能性もあります。

テニスひじは、特にバックハンドによる衝撃が手の甲側にある筋肉に加わることで起こります。

テニスの外傷の対処法は?

他のスポーツ同様、足首の捻挫や膝を痛めた時は、すぐに氷や氷嚢で冷やしましょう。

15分〜20分ほど冷やし、感覚がなくなったら一度離して、熱っぽさが戻ったら再び冷やす、を繰り返します。

手首やひじが痛いと訴えたら、すぐにテニスをやめ整形外科を受診しましょう。

休むのが一番なので、痛みがなくなるまでテニスはお休みし、痛みがひいたら腕全体のストレッチや前腕の伸筋(甲側の筋肉)を鍛えるようなトレーニングをしておくと安心です。

応急処置の基本<RICE>とは?

子どもがスポーツで「捻挫」や「打撲」などをしたとき、応急処置の基本として「RICE」を覚えておきましょう。

「RICE」とは、Rest(安静)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の頭文字をとったものです。

ケガの後にすぐ行うことで、内出血や腫れを最小限におさえることができ、痛みをやわらげて治りが早まる可能性があります。

R(REST)=安静→ケガした部分を動かさずに安静にし、それ以上の悪化を防ぐこと。

I(ICE)=冷却→患部を冷やし、血管を収縮させて内出血と腫れをおさえる。同時に痛みも和らげることができる。

C(Compression)=圧迫→ 包帯やテーピングで患部を軽く圧迫して、内出血や腫れをおさえる。圧迫しすぎは血行不良をおこすことがあるので、気を付ける。しびれや変色があれば、すぐにゆるめる。

E(Elevation)=挙上→患部を心臓より高い位置にあげることで、血液が心臓に流れやすくなり、内出血や腫れを軽減できる。クッションや毛布などを患部の下におくとよい。

ただしあくまでも応急処置なので、冷やした後はできるだけ早く医療機関に見てもらいましょう。

骨折が疑われる時は圧迫すると悪化することがあるので、固定して医師の判断に任せます。

また「野球ひじ」や「ジャンパー膝」などのような、何日も続く慢性的な痛みには効果がないうえに、悪化させる可能性もあります。

あくまでも捻挫や打撲などの外傷に対して行うようにしましょう。

子どものケガは休息と成長のサイン


スポーツを頑張っている子どもがケガをすると、親としては残念な気持ちや心配になりますね。

しかしスポーツをしていれば、「休息」はとても大事なプロセス。

「予防のためにお風呂の後はストレッチをしようか」「このチャンスに対戦相手の研究をしよう」などと提案して、有意義な時間に変えてみましょう。

ケガは避けることができませんが、最小限にまで減らすことはできます。

また成長期と重なると、骨の急激な成長に筋肉の成長が追いつかず、軟骨が剥離したり、腱が炎症を起こしたりしがちです。

早い段階で「自分の体」を知り、ウォーミングアップやクールダウン、メンテナンスやセルフマッサージなどの必要性を感じるにはよい機会になります。

ケガをして落ち込んでいる子どもに、それを伝えるのも親の大切な仕事。

一生付き合う体を大切にしながら、スポーツを楽しむ方法を親子で学んでいきましょう。

まとめ

・それぞれのスポーツには、その特性によって起こりやすいケガの種類が異なる。
・スポーツをしていると同じような動きを何度も長時間行うため、スポーツ外傷からスポーツ障害に発展することがある。
・捻挫や打撲には、応急処置「RICE」をしておくと内出血や腫れを最低限にでき、完治までの時間も早まる。
・ケガを残念なことで終わらせず、「休息やメンテナンスの重要性」「予防するためにできることがないか」を考える機会にするとよい。

(参考文献)
・射水市医師会 | スポーツ障害のあれこれ
・オムロン 痛み with | オスグッドとは?成長期に多い膝の痛みの原因と症状
・学校保険ポータルサイト | 学校での応急処置・対応
・サカイク | サッカー選手と利き足の関係は?

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