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子どもに大切な「おやつ」について 考えてみました!

投稿日: 2025.04.25

8月2日は「おやつの日」。
子どもたちが大好きな「おやつ」は、子どもの栄養面だけでなく、精神面からみても、とても大切なものと考えられています。
家庭でのおやつとの正しい向き合い方や、周りの子どもたちへあげる際の注意点などについて紹介します。

おやつで、子どもの「心」も元気に。スナック菓子は食べる量を決めて

8月2日は「おやつの日」。
おやつの情報や魅力を広く伝えている一般社団法人「日本おやつ協会」が、「日本のおやつの魅力と文化を広め、多くの人と笑顔あふれるおやつの時間を共有したい」という思いから制定しました。

「おやつ」というと、ケーキ、チョコなどスイーツ系をイメージする人が多いと思いますが、子どものおやつは「1日3回の食事ではとりきれない栄養を補う」ことが目的と考えられています。ですので、「食を補う」と書いて、「補食」といいます。栄養を補給するだけでなく、

・家族と会話しながら食べることで心が落ち着く。
・好きなおやつをゆっくり食べることで気分転換ができる。

など、子どもの「心」にも良い影響を与えると言われています。

厳密に「おやつ」と「補食」の違いを述べるとすれば、「おやつ」は趣味嗜好品、「補食」は栄養を補うものです。

栄養面から考えた理想的なおやつ(補食)は、

おにぎり、野菜をのせたピザトースト、ふかしいも、お好み焼き、野菜いり蒸しパン、とうもろこし、果物のヨーグルト和え、ゼリー

などがあげられますが、ポテトチップスなどスナック菓子が好きで、欲しがる子も少なくありません。

スナック菓子には子どもの成長に必要な栄養素があまり含まれておらず、塩分も多めで「健康に悪い」というイメージがあります。食品添加物が気になる親もいるでしょう。

でも無理にスナック菓子を制限してしまうと、子どもにとっても親にとってもストレスになってしまいかねません。

スナック菓子は小皿に取り出すなどして、食べる量を決めてから食べさせるようにする、ごはん(補食)をしっかり食べた後で、など約束を決めて食べるとよいでしょう。

スナック菓子を選ぶとするならば、

・ 小魚やナッツ、ドライフルーツを使用したスナック
・ 野菜チップス
・ 減塩タイプのスナック

などがおすすめです。

子どもにおやつを与えるときに気をつけたい3つのポイント


子どもにおやつを与えるときに気をつけたいポイントを、3つ紹介します。

・おやつの「時間」を決める
・「ながら食べ」に注意し、親子で会話を楽しむ
・1回に食べる量だけお皿に出す

おやつの「時間」を決める

おやつを欲しがる子どもにいつまでも与え、だらだら食べさせるのは、肥満や虫歯の原因に。おやつの時間を決めておきましょう。学校から帰宅してから夕ごはんの間であれば、できればスナック菓子ではなく「補食」を選びたいものです。

「ながら食べ」に注意し、親子で会話を楽しむ

テレビを見ながら、遊びながらなどの「ながら食べ」は、食べ過ぎの原因となりますので注意。親子で会話を楽しみながら食べましょう。

1回に食べる量だけお皿に出す

子どもは、食べ物が目の前にあれば食べてよいものだと思いがちです。その子に合ったおやつの量を食べるだけお皿に出すよう習慣づけるとよいでしょう。

何かを飲みながら食べる

水分補給のためにも、牛乳やお茶など何かを飲みながら食べます。食事までの間に水分補給ができていないと食事時にがぶのみをしてしまいがち。おやつや補食のタイミングでの水分を取りましょう。果物と牛乳のスムージーなどもおすすめです。

 

子どもの友達におやつをあげるとき、おやつ交換をするときの注意点


子どもの友達におやつをあげるとき、注意しなければならないのが、アレルギーです。

中には自分から教えてくれる子もいますが、

・自分のアレルギーを認識できていない
・お菓子を食べたいからアレルギーがあるのに隠してしまう

という子もいるため、本人の「申告」を鵜呑みにするのは注意。
面倒に感じてしまうかも知れませんが、必ず相手の親御さんに

・アレルギーの有無
・食べさせてはいけないものはあるか

などを確認してからあげるようにしましょう。

また、友達同士でおやつ交換をする際は、事前にアレルギーの有無を確認した上で、

・個包装のもの
・形が崩れにくいもの
・暑さで溶けないもの

を選ぶようにしましょう。

まとめ

・スナック菓子は、量を決めて食べるようにする
・おやつタイムは親子のコミュニケーションタイム
・おやつを友達にあげるときは、アレルギーの有無を確認する

(参考文献)
「おやつの定義」(出典: 一般社団法人日本おやつ協会)
「小学生のおやつの選び方」(出典:一般社団法人母子栄養協会)
「幼児期のおやつの目的や与えるポイント」(出典:日本安全食料料理協会)
「スナック菓子との付き合い方、どうする?」(出典:まなびち)

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監修者プロフィール

阿部 優(アベ ユウ)

陽だまりきっちん料理教室代表 スポーツジュニア食育コンシェルジュ主宰

コメント

スポーツを頑張る子どもを持つ母親として、子どもたちの体つくり、怪我予防、健やかな成長に欠かせない大切なことを 広く伝えていくべく活動をしています。保護者の皆様がお子さんの一番のサポーターとなれるよう、お子さんの成長を末長くサポートできるよう、「お母さんが、無理をしない」をモットーに掲げて 毎日のごはん作りはもちろん、2018年からはスポーツを頑張るお子さんをお持ちのお母さんの個人サポートに取り組んでいます。

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