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秋の運動会に向けて!家庭でできる「かけっこが速くなる練習法」

更新日: 2024.10.03
投稿日: 2024.09.17

秋の運動会に向けて!家庭でできる「かけっこが早くなる練習法」

秋の運動会シーズンです。
「今年はかけっこを頑張りたい!」というお子さんもいるでしょう。
そんな子どもたちとお母さんお父さんが、家庭で一緒にできるかけっこ練習法を紹介します。

かけっこで速く走るために大切なこと


運動会シーズンになると、決まって聞かれる「今年こそかけっこで速く走りたい!」という声。
「うちの子は運動神経がにぶいから、かけっこも遅くて……」「両親ともに運動が苦手だから……」という保護者の方もいますが、幼児期から小学校低学年くらいの場合、かけっこの速さと運動神経は、あまり関係ありません。
また、背が低い、太っているなど体型も、足の速さにはあまり関係ありません。
きちんとした練習をすれば、だれでも足が速くなれるといえます。

かけっこで速く走るために大切なのは、以下の3つです。

正しい姿勢

背中が丸まっていたり、腰が曲がった状態で走ると地面をける力が弱まって、遅くなってしまいます。
走るときは、背中がのびたまっすぐな姿勢のまま、おでこを出しながら少し倒れるイメージで。
そうすると、体が自然に前に出て足もうまく前に出て、速く走ることができます。

目線

足元ばかり見てしまうと、猫背になってしまい、力がうまく地面に伝わりません。
また、まっすぐ前を見てスタートをしてしまうと、上手く前傾姿勢が取れず、スピードに乗ることができなくなってしまいます。
スタート直後は目線を足元の3歩先くらい、その後は少しずつ目線を前にあげていくことで、効果的に加速できます。

腕の振り方

腕は前に振り上げるときは小さく、逆に後ろに引くときは大きく引くのがポイント。
腕の振りが速いと足も速く動きます。

スタートダッシュが命!家や公園での練習法

かけっこにおいては、走る距離が短ければ短いほど、スタートダッシュは特に重要になってきます。
「よーい、ドン!」の合図ですばやくダッシュが切れるようになるには、反射神経を養う反復練習を重ねるとよいでしょう。
子どもが座った体勢で、後ろにオモチャやカードなどを複数おき、親が、「よーい、赤い電車!」「よーい、緑のカード!」などと声をかけ、できるだけ早いタイミングでとれるような練習をするのも一案です。
遊び感覚で楽しみながら繰り返すうちに、反射神経を養うことができます。
公園など外で練習する時は、スタートラインをひいて、「よーい、ドン!」の合図と同時にすばやいダッシュがきれるよう、イメージトレーニングを。

かけっこで速く走るためのトレーニング法4つ


ここでは、自宅で簡単に取り入れることができる、かけっこで速く走れるようになるためのトレーニング方法を4つ紹介します。

つま先でジャンプ

背中がのび、まっすぐな姿勢で走ると、足をすばやく地面からはなすことができ、ばねの力を利用してはずむような走りができます。
そのために必要なトレーニングは、ずばり、ジャンプ。
まっすぐな姿勢を保ったまま、つま先でジャンプの練習をすることが、かけっこが速くなるためのトレーニングにつながります。
親子で外遊びに出かけた時、一緒に買い物に行く時に玄関の前で練習するなど、毎日の生活の中のちょっとした時間を使ってジャンプの練習を。

なわ跳び

かけっこなど走ることが苦手な子どもの特徴として、「姿勢が安定しない」「軸がふらつく」「着地がうまくいかない」などがあげられます。
なわ跳びが上手にできるようになることで、体幹が鍛えられて姿勢が良くなります。
さらに、脚の力がつくことで上手に着地できるようになり、かけっこが速くなることにつながります。
両足とびがリズミカルにできるようになったら、片足とびにもチャレンジしてみましょう。

スキップ

スキップは、全身をうまく連動させて行う協調性運動であり、体全体を動かしてさまざまな動作を一度に行う練習にぴったりのトレーニングです。
スキップは意外と大人でも難しいものです。
子どもと練習するときには、少しずつ繰り返し練習していきましょう。
軽やかなばねと、全身の動作を合わせるタイミングが習得でき、すばやい体の動きにつながります。

動画でフォームをチェック

練習の成果が出ているか確認するためにも、スマートフォンの録画機能を活用し、わが子が走る様子を定期的に動画撮影するのもおすすめです。
練習を始めた頃と今の自分を比較して、どのように変化があったか子ども自身に確認してもらいましょう。
漫然と練習しているだけでは気づかなかった自分の成長を感じられると、子どものやる気も引き出されます。

速く走れるようになる言葉かけ


子どもにとって、親の言葉かけはとても大切です。子ども自身に「速く走りたい」という気持ちがあっても、練習に気が乗らない日もあります。
そのような時は「練習しないと速く走れないよ!」などと叱るのではなく、「今日はおやすみにして、明日やろうか!」など、気持ちを切り替えるようにしましょう。
その上で、本番が近づいてきたら、以下のような言葉で励ますとよいでしょう。

「ゴールが近づいてきたら、もう1回スピードをあげようね」

運動会で直線コースを走る場合、よくあるのが、ゴールテープの手前でスピードダウンしてしまうこと。
スタミナ切れの場合もありますが、ゴールテープを見て無意識のうちにスピードダウンしてしまう子も多いので、「ゴールテープが近づいてきたら、もっと腕ふりをしようね!」」などと声をかけましょう。
疲れてきても、最後まで腕ふりを頑張り続けることが大切であることを伝えましょう。

「スタートからゴールまで、ずっと前を見て走ろう!」

当日はもちろん、練習中も、お母さんお父さんの姿に気をとられてしまう子は少なくないもの。
そうすると、集中力もキープできませんし、スタートダッシュも遅れがちです。
「ようい!」のときから走り終わるまで、よそ見をせずにまっすぐ前を向いて走るよう、声をかけましょう。
キョロキョロせずに走るだけで、タイムが違います。

「100%の力で走ろうね!」

練習のとき、「今の走りは何%の力だった?」と聞いてみてください。
「う~ん、70%くらいかな」と子どもが答えたら、「じゃあ次は100%の力で走ってみよう! 〇〇君(〇〇ちゃん)ならきっとできるよ」と伝えましょう。
子どものやる気がアップします。

子ども達にとって、一大イベントのひとつでもある運動会。
その中でもかけっこは、だれもが一度は「1位をとりたい!」と願うもの。
ここで紹介したトレーニング法を実践して、少しずつレベルアップしていきましょう!

たとえ本番で思うような結果が出なくても、「フォームがきれいだったよ!」「ちゃんと前を向いて走っていたね!」など、頑張っていた点を見つけて声をかけてあげましょう。即効性はないかもしれませんが、高学年になったときも、走ること、体を動かすことの楽しさを味わえる子になっていることでしょう。

まとめ

・ かけっこは、姿勢、目線、腕の振り方が重点項目。
・ ジャンプ、なわ跳び、スキップなどのトレーニングが早い走りに直結。
・ 本番で思うような結果が出なくても、頑張ったところを見つけてほめる。

参考文献)
「かけっこで速く走る方法!トレーニングや練習のコツ・教え方」(出典:オールアバウト)
「自宅で練習できる!かけっこで速く走れるようになるトレーニング方法」(出典:ドリームコーチング)
「体育指導の専門家が教える! かけっこがすぐに速くなる3つのコツと “魔法の言葉かけ”」(出典:子ども学びラボ)
「かけっこはスタートダッシュが命!タイミング、フォームを徹底解説!」(出典:MELOSスポーツ)

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