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入園・入学!春からドキドキの新生活が始まるわが子との関わり方

更新日: 2024.03.27
投稿日: 2024.03.19

桜の開花情報がニュースとなり、いよいよ入園・入学の時期が近づいてきました。
子どもが入園・入学を迎える家庭では、嬉しさがある半面、「子どもが園や学校になじんでくれるのか」などの不安も感じているのではないでしょうか。
この記事では、入園・入学前の子どもにどう寄り添えばよいのか、親としての大事な心構えについて解説します。

子どもの入園・入学を控える保護者の不安は?この時期の子どもの気持ちは?


子どもの入園・入学までカウントダウンの季節になりました。
子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」が2022年3月に行った保護者アンケートによると、子どもが園・小学校に入園・入学する前は、多くの保護者がわが子の成長に喜びを感じる反面、

・ 子どもがグズらずに、毎日登園・通学できるか
・ 子どもが朝決まった時間に支度して登園・通学できるか
・ 子どもが園や学校で集団生活になじめるか
・ どんな先生が担任になるか
・ 子どもに新しい友達ができるか

など、さまざまな不安を抱えていることが浮き彫りになりました。

子どもの気持ちはどうでしょう。
入園・入学は、子ども自身にとっても、大きな環境の変化。新しい生活が始まることに対して楽しみな気持ちを抱く反面、「どんな生活が始まるのだろう」と、不安やストレスを感じるのは、ごく自然なことです。
しかし、その不安やストレスが過度になると、さまざまなSOSサインが現れることがあります。

入園・入学を控えたお子さんに、

・笑顔がなくなってきた
・熟睡できなくなってきて、夜何度も起きる
・体調が悪いわけではないのに、食欲が落ちてきている
・これまでおねしょをしていなかったのに、してしまう
・目をパチパチしたりなど、独特な癖が出る

などの様子が見られたら、入園・入学に対して不安やストレスを感じている可能性があります。
新生活スタート直前のこの時期だからこそ、わが子の様子をいつもより注意深く観察しましょう。

こんな声かけや関わりに気をつけて!入園・入学前の子どもに対する親のNG行動


入園・入学前の子どもに対する親の無意識の言動が、子どもの不安をさらに増加させてしてしまうこともあります。
以下のような言動には、くれぐれも注意しましょう。

過度な期待やプレッシャーをかける

「○○ちゃんなら、きっとできるはずよ」「幼稚園に行ったら、お友達をたくさんつくってね」「小学生になったら、勉強を頑張らないといけないよ」など、過度な期待やプレッシャーをかけると、子どもは「本当に大丈夫かな」「自分はできるのかな」と、不安になってしまいます。

入園・入学後の生活を過度に心配し、口にする

「友達ができなかったらどうしよう」「先生に怒られたらどうしよう」「勉強についていけなかったらどうしよう」・・・。
保護者の方の心配はよくわかりますが、それをそのまま子どもの前で口にしてしまうと、子どもの緊張やストレスは増すばかりです。

環境変化のネガティブな面を強調する

「園は毎日行かなくちゃいけないんだよ」「小学校は宿題が多いんだよ」「ルールを守らないと、先生にしかられるよ」など、まだ新しい環境を知らない子どもに、ネガティブな面だけをとらえて話すのもNGです。
子どもは園や小学校に対し、「こわいところなのかな」「仕方なく行くところなのかな」などと抵抗感を抱いてしまうこともありますので、このような物言いには十分注意しましょう。

子どもを甘やかしたり、過度に干渉したりする

入園・入学前で子どもが緊張しているからといって、今まで子どもがひとりでできていたことを手伝ったり、手を出しすぎてしまうと、自分で考え行動する機会が減り、入園・入学に向けての自立心が育ちにくくなります。

いつから入園・入学するかをはっきり伝えない

「もうすぐ入園(入学)だね」という言葉を使っていませんか?
「もうすぐ」というのは、使い勝手が良い反面、非常に抽象的な言葉です。
子どもからすると、「“もうすぐ”っていつ?」と、具体的なイメージが湧かず、不安になってしまうこともあります。
カレンダーなどで「この日から園(学校)に行くんだよ」と“視覚”で教え、心の準備をさせてあげましょう。

入園・入学前のいまの時期、親は何をすればよい?


入園・入学前は、子どもにとって大きな不安と期待が入り混じる時期です。
親ができることは、子どもの不安を理解し、1日も早く新しい環境に慣れるようサポートすることです。
以下、入園・入学前の子どもと親はどう関わればよいのか、ポイントを5つ紹介します。

入園・入学後のイメージを共有する

まだ見ぬ園や学校生活を想像するのは、子どもにとって難しいものです。
写真や動画を見せてイメージを共有したり、実際に園や学校に足を運んで雰囲気を体感したりするとよいでしょう。
可能な日や時間帯に、親子で園庭や校庭に足を運び、遊んだりすることで、「ここではこんな風に遊べるんだな」などとイメージがわき、不安の軽減につながります。

周囲の友達の存在を伝える

「近所の○○くんも一緒だよ」など、同じ園・小学校に通う友達がいることを伝えると、心強さを感じることができます。
事前に友達と遊ぶ機会を設けたり、「みんなドキドキしていると思うよ」と、不安に思っているのは自分だけではないことを伝え、気持ちを楽にさせてあげましょう。

困った時の対処法を伝える

新しい環境では、子どもは誰に助けを求めれば良いのか分からないことがあります。「困ったことがあったら、何でも先生に伝えれば大丈夫だよ」などと話し、先生や保育士に頼ること、困ったことを自分から伝えることの大切さを教えてあげましょう。

親自身の不安を解消する

親自身の不安は、子どもに伝染してしまうことがあります。まずは、自身の不安を整理し、夫婦で話し合ったり、親しい友人に相談できるとよいですね。
一人で抱えず、周りの人に自分の気持ちを知ってもらうことで親自身の気持ちをラクにすることが、子どもの心の安定につながります。

生活リズムを整える

入園・入学後は、新しい生活リズムに慣れる必要があります。
規則正しい生活を送ることで、子どもの心身は安定し、環境変化への適応力が高まります。
園や小学校では、早起きして登園・登校する必要がありますので、入園・入学前から早寝早起きを習慣化することが大切です。
入園・入学後の一日の流れをイメージし、規則正しい生活を習慣づけておきましょう。

規則正しい生活のためには、

・毎日、決まった時間に寝起きする
・寝る前にテレビやスマートフォンを見ない
・朝起きたら太陽の光を浴びる
・朝食をしっかり食べ、なるべく決まった時間に食事をとる

などを心がけましょう。

年度の切り替えの時期は、親自身も仕事や生活の変化などがあって落ち着かないもの。
しかし、入園・入学を控えた子どももいろいろな不安を抱えています。
親自身の不安はなるべく具体的に解消しながら、子どもの不安に可能な限り寄り添っていきましょう。
安心した生活を規則正しく送ることで子どもの気持ちも安定し、親子そろって入園・入学とポジティブに向き合うことができます。

まとめ

・入園・入学を控える子どもの様子の変化に注意深く目を向けよう。
・入園・入学後のイメージを親子でさりげなく共有することが大切。
・親自身の不安があれば、なるべく周りに相談して軽減させる。

参考文献)
「【入園入学の悩み】「新しい環境が苦手」「お友達とのトラブルが心配」ママパパの不安に柴田愛子先生がお答え!」(出典:HugKum)
「もうすぐ入園・進級!子どもの不安を解消する声かけとは?」(出典:きずなネット)
「入園・入学で不安に思うことに関するアンケート」(出典:PRタイムズ)

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