Leifras SPORTS SCHOOL

Leifras SPORTS SCHOOL

ラージハート

非認知能力

「空間認識能力」って? 子どもの空間認識能力を育む遊び、言葉かけとは?

更新日: 2022.06.02
投稿日: 2022.06.03

最近スポーツクラブなどでよく聞かれる「空間認識能力」。
まっすぐに見ている状態だけでなく、さまざまな角度から複数の物事を関連づけて理解する能力ともいえます。
空間認識能力が育つことで、スポーツや勉強だけでなく、建築などなにかをつくりあげることが得意となるともいわれています。
小学生や園児の時に空間認識能力をつけるための方法について紹介します。

スポーツにも勉強にも関わりが深い「空間認識能力」とは

空間認識能力という言葉、聞いたことはありますか?

空間認識能力とは、「三次元空間における物体の状態や関係(位置・方向・形状・姿勢・間隔・速度など)を、すばやく正確に把握する能力」をさします。

わかりやすくいうと、

・ 三次元空間で、「人やモノはどのような状態にあるか」を正しく理解できる能力

・ まっすぐに見ている状態だけでなく、さまざまな角度から複数の物事を関連づけて理解する能力
といえます。

たとえば、サッカーをプレイしているとき、
「味方チームの選手たちはどこを走っているか」
「敵チームの選手は次にどう動くか」などを瞬時に判断し、パスを送る、ドリブル突破するなどの動きができる子は、「空間認識能力が高い」といえるでしょう。

また、平面上でも立体的な絵を描くことができたり、算数の立体図形の問題が得意で、早く正確に解くことができたりなども、「空間認識能力が高い」といえます。

さらに、空間認識能力が高いと、物体の位置や形状などを瞬時に正確に認識できます。
例えば地図を見たときに、自分のいる位置が正確に把握できるため、目的地までスムーズに行くことが可能です。

自転車を運転する際にも、とっさに障害物を避けたりなどができる ため、転んだり、事故にあったりするリスクが軽減するともいわれています。

空間認識能力は、

・「目に見えている部分」と「見えない部分」を結びつけて理解する能力

・スポーツや勉強だけでなく、日常生活に深く関わっている
といえるでしょう。

現在、大脳生理学や認知心理学、発達心理学など幅広い分野の専門家が、研究課題として空間認識能力に注目しています。

子どもの「空間認識能力」を育む5つの遊びとは

子どもの空間認識能力は、小学生や園児の時にめざましく成長するといわれています。

日々の何気ない遊びの中に、子どもの空間認識能力を育む要素が含まれています。

以下、子どもの空間認識能力を育む遊びを5つ、紹介します。

子どもの空間認識能力を育む遊び

・️かくれんぼや木登りなど、外での遊び

・ボールを使った遊び

・️ブロック遊びや積み木遊び

・️地図を使った遊び

・️山歩き、フィールドスレチック

かくれんぼや木登りなど、外での遊び

かくれんぼや木登り、秘密基地づくり、砂山づくりなどは、三次元のイメージが必要になることが多く、これらの遊びをやればやっただけ「空間をイメージする力」を育むことができます。

ボールを使った遊び

相手がミスをしてボールがこちらに転がってくる、ボールがイレギュラーバウンドして高く舞い上がる……など、ボールを使った遊びは常に「予想できない状況」の中で対応したり、周りの友達の動きも観察しなければならないため、空間を感じとる感性が鍛えられるといわれています。

ブロック遊びや積み木遊び

積み上げられたブロックの個数を数えたり、別角度からの見え方を想像したりすることで、立体物の位置や構造をイメージする能力が鍛えられます。

地図を使った遊び

近所の地図を見ながら歩く探検ごっこをしたり、動物園や水族館などに出かけたとき、館内地図を渡して、ルートプランを立てるのも効果的。経験を重ねることで、大きさや向き、位置関係、形をすばやく把握できるようになります。

山歩き、フィールドアスレチック

でこぼこした地面、坂道、一歩踏み外せば危険な場所etc。山歩きにより、周りの空間に注意を向けるようになるといわれています。フィールドアスレチックやボルタリングも、空間の中でどのように手足を動かせばよいか考えながら遊ぶことで、空間認知能力を育むことができるといわれています。

日々の言葉がけでも、「空間認識能力」を育むことができる!


子どもの空間認識能力は、日々の言葉がけに気を配ることでも、育むことができます。

たとえば、お皿を棚に戻すなど日頃の手伝いの時に、「これをあそこに戻してくれる?」ではなく、「このお皿を、上から2番目の棚のコーヒーカップの隣にしまってくれる?」と、具体的にお願いするようにします。

大きさ、高さ、形状、位置関係を具体的に伝える言葉をたくさん使って会話することが、空間認識能力のアップにつながるのです。

買い物のときは、「このエコバッグに全部入るかな?」「どの順番で入れたらバランス良くおさまるかな?」、おもちゃを片付けるときも、「ブロックは、どんな大きさの順番で片付けたらスムーズかな?」など、日常的に空間を意識するような言葉がけに気を配りましょう。

日頃の遊びや家庭での会話を通して、楽しく、身近な方法で子どもの空間認識能力を伸ばしていきましょう。

まとめ

・空間認識能力は、スポーツや勉強と関わりが深い

・日々の遊びを通して空間認識能力を育むことができる

・大きさ、高さ、形状、位置関係を具体的に伝える言葉を日常会話に取り入れよう

編集部より

空間認識能力っていう言葉。ご存知だったでしょうか?文字だけ見ると、小難しそうに捉えちゃいますね。この空間認識能力ですが色々な角度から物事を様々な形で見ることができる力ということが分かりました。変化が激しいこの時代にとっては、必要不可欠な能力ではないでしょうか?身に付けるのは難しいと思いきやかくれんぼやボール遊びなど意外と普段のやっている遊びの中で育めることが分かりましたね。そして、コミュニケーションの中でも育めることが分かりました!抽象的な言葉ではなく、具体的に分かりやすい言葉で伝えることが大切な様です。日々のあたりまえのような生活の中で身に付けられる力ですので、ぜひ!
ぜひ!意識してみましょう。

(参考文献)
・小学生の伸びる脳は、4月、7月、9月で決まる!(高濱正伸著:PHP研究所)
・武器としての図で考える習慣―抽象化思考のレッスン(平井孝志著:東洋経済新報社)
・こどもまなびラボ|理数系科目に強くなる! 子どもの「空間認識力」を鍛える、5つの日常トレーニング
・コエテコ|空間認知能力とは?能力の育て方と生かせる仕事まとめ

記事一覧に戻る

よく一緒に読まれている記事

無料で非認知能力を測定できます!

バナーをタップすると体験版の測定が可能です。

みらぼ

非認知能力を知ろう

非認知能力とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われる、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などのことです。園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で非認知能力を高める教育への関心度が高まっています。

  • 非認知能力とは?
  • 非認知能力が必要とされる理由
  • 非認知能力を高める5つの理由
  • 非認知能力を高める方法

非認知能力を知ろう

非認知能力とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われる、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などのことです。園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で非認知能力を高める教育への関心度が高まっています。

  • 非認知能力とは?
  • 非認知能力が必要とされる理由
  • 非認知能力を高める5つの理由
  • 非認知能力を高める方法

ラージハート公式Facebook