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挨拶・礼儀

感謝の気持ちを育む3STEPで「ありがとう」が言える子に!

2022.01.07

言っても、言われても気持ちがいい「ありがとう」。

もともと「有り難し=この世にあるのが難しい=貴重なもの」という意味でしたが、形を変え仏教的な意味も重なって生まれた言葉です。

人に何かしてもらった時、優しい気持ちを受け取った時、笑顔で感謝が伝えられる子になってほしいと願うのは、どの親も同じです。

「うちの子、モジモジしてお礼が言えないの…」
「ココ! というタイミングで“ありがとう”が出てこない…」
など、感謝の気持ちを伝えるのは、実は子どもにとってそう簡単ではありません。

しかしお礼を伝える習慣さえ定着すれば、スムーズにぴったりなタイミングで「ありがとう」が言えるようになります。

さぁ、大人も子どもも簡単な「3ステップ」から、気持ちのいい感謝の言葉キャッチボールを始めてみましょう。

【STEP1】まずは「ありがとう」を伝えるお手本を見せよう!

「ありがとう」が言える子どもに育てたいのなら、親が感謝の気持ちを伝える場面をたくさん見せてあげましょう。

例えば、
パパやママがお互いに、「手伝ってくれて、ありがとう」。
公園で一緒に遊んだお友だちに、「楽しかったね、遊んでくれてありがとう」。
宅配便のドライバーさんに、「荷物を運んでくれて、ありがとうございます」。

など、感謝の気持ちを伝える場面は、日常のいたるところにあります。

最初は意味が理解できなくても、子どもは大人の真似をしながら大きくなっていくものです。

子どもに「こうなってほしい」と思う理想の姿を、親が見せるのが一番の近道になるでしょう。

【STEP2】親子で「ありがとう発見」の時間を作ろう!

口先だけでなく、心から「ありがとう」を言えるようになるには、まず「感謝の気持ち」を持つことが大切です。

そのためには、日常にある小さな「ありがとうの種」を発見する習慣をつけるといいですね。

特に子どもが小さい頃は「誰に・どんな感謝をしたらいいのか」、パパやママがヒントをあげましょう。

例えば、毎日の出来事ことを振り返りながら、
「◯◯ちゃんが、大事なおもちゃを貸してくれたね」
「美味しいコロッケが食べられるのはお肉屋さんが揚げてくれるからなんだよ」

など、より身近で具体的なことから「感謝の気持ち」を育てましょう。

子どもが少し大きくなったら、お互いのありがとうを報告し合うのも楽しいですね。

一緒に探して、報告し合うことで、「ありがとう発見」のアンテナが敏感になり、よりたくさんの「ありがとう」が見つけられるようになります。

次第に、自分が毎日楽しく幸せに暮らせるのは、誰かに支えられているからだと理解でき、埋もれてしまいがちな目に見えないことにも感謝できるようになるでしょう。

【STEP3】身近な人に「ありがとう」を伝えてみよう!

たくさんの「ありがとう」に気づけるようになり、子どもの心の中に感謝の気持ちが芽生え始めたら、今度は実際に「ありがとう」を伝えます。

可愛がってくれるおじいちゃん・おばあちゃんやいつも道を掃除してくれるボランティアの人たちに対して、「いつもありがとう」と言葉で伝えたり、感謝の手紙や絵を送ったりしてもいいですね。

「ありがとう」を伝えると相手は喜ぶ→「ありがとう」を言うのは気持ちがいい、という経験を積み重ねると、お礼を言う習慣が自然と身につきます。

親はつい「ありがとうは?」と催促したくなりますが、子どもの口から自然に出てくるまで待っても遅くはありません。

何かしてもらったらお礼を言う、というコミュニケーションの基本が身につけば、周囲の人たちとの関係構築の第一歩になるでしょう。

感謝の気持ちを育みやすい親子の習慣とは

「ありがとう」が自然に口にできる子どもを育てるには、毎日過ごす家庭での習慣も大切な土台になります。

〇マイナスなこともプラスに転換して考える

〇子どもには「与えすぎない」

〇時には「不便」「嫌い」なことにもチャレンジ

マイナスなこともプラス転換して考える

「大事な試合でボールを落としてしまった」「友だちに嫌なことを言ってしまった」など、子どもにとっては失敗と思えることがあるでしょう。

しかし、「試合前の緊張のほぐし方」を親子で考えたり、ケンカ後の「仲直りの方法」を実体験から学べるチャンスと捉えたりすれば、マイナスがくるりとプラスに転じるはずです。

この考え方を身につけると、予期せぬことが起こっても前向きに受け止められるようになります。

子どもには「与えすぎない」

子どもが自分で「◯◯がほしい」とリクエストする前に、つい親は与えてしまいがちです。

「寒いだろうから上着を着せる」「欲しそうにしているから買い与える」など、本人が感じる前、主張するより前に与えられる癖がつくと、自ら意思を表明して働きかけなくなります。

親が先回りせず、子どもから「◯◯がほしい」「◯◯が必要」と言ってくるのを待つと、自分の状態を把握し気持ちを伝える練習になります。

時には「不便」「嫌い」なことにもチャレンジ

子どもに都合のよいことばかりさせず、時には「不便なこと」「嫌いなこと」にも挑戦させましょう。

例えば、親が車の送迎をお休みしてバスや電車を使ったり、少し苦手なメニューを食卓に出してみたり…。

そうすることで、当たり前に思っていたことが、実は「周囲が自分のためにやってくれていた」「普段、好きなことに囲まれている」と気づく機会になるかもしれません。

「感謝の気持ち」は人も自分も幸せにする


人への感謝の気持ちが生まれると、心の中がほっこり温かくなるような気がします。

それは気のせいではなく、脳内にセロトニンやオキシトシンなどの、幸福感やポジティブな気持ちになるホルモンや成分が分泌されるからだと言われています。

「感謝の気持ち」や「ありがとうの言葉」には、人も自分も幸せにする力があるようです。

またお墓参りや寺社仏閣へお参りするのは、お願いをするのではなく、「いつも見守ってくれてありがとう」という感謝をするためのものです。

初詣やお彼岸などの日本古来の行事は、本来の意味を子どもに教えるチャンスでもあります。

そして親が子どもに「生まれてきてくれてありがとう」という感謝の気持ちを持つと、子育てに追われる毎日にも少しゆとりが出るかもしれませんね。

日常生活に埋もれている「感謝の種」を見つけて、大人も子どもももっともっと伝え合い、コミュニケーション力をアップさせましょう。

まとめ

・「ありがとう」が言える子に育てるには、まずは親が手本を見せ「感謝すべきこと」に気づかせてあげる。
・そして子どもの心の中に感謝の気持ちを育ててから、言葉にする練習を重ねる。
・感謝の気持ちを持つと、幸福感や満足感が得られる。

編集部より

子を持つ親としては、自分から「ありがとう」が言える子になってほしいと思う方が全員かと思います。
ですが、なかなか思うように「ありがとう」が言えないのも子どもたちあるあるですよね。恥ずかしい気持ちが大きいのかなと思います。
まずは、親が背中で「ありがとう」を言っている姿を見せてあげたり、親から子どもへどんな小さなことでも「ありがとう」を伝えたりすることが大切ですね!
また「ありがとう」の意味や、なぜ大切なのか、言われたら嬉しい気持ちになるなど、「ありがとう」を伝えることは周りの人をハッピーにすると同時に、自分自身もハッピーにしてくれるということを実感させてあげましょう!

(参考文献)
・「しからない・せかさない・求めない 子どもが笑顔になる幸せな子育て」/Edu 小学館MOOK
・Diamond online|「人に感謝できる子」の親がしている5大習慣
・TABI LABO|「ありがとう」が言える子供に育てる5つの方法
・Madhuleena Chowdhury、The Neuroscience of Gratitude and How It Affects Anxiety & Grief、PositivePsychology.com、2019(カルフォルニア大学デイヴィス校、エモンズ教授らによる論文)

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