Leifras SPORTS SCHOOL

非認知能力

グングン伸びる! 子どもの性格に合わせた言葉かけのコツ

2022.01.21

子どもは一人ひとり性格や気質が異なります。

たとえば、落ち着きのない子に向かって「あなたはいつも落ち着きがないんだから!」と叱ってばかりだと、その子は「いつもママに叱られる自分はダメな子なんだ…」と自信をなくしてしまいます。

「楽しいことがいっぱいでじっとしていられないのね!」と声をかけ、集中力を養う関わりを心がけるなど、性格や気質に応じた対応により、子どもを伸ばすことができます。

行動が遅い、頑固、優柔不断、すぐにふざけるなど、子どもの性格に合わせた子どもを「伸ばす」言葉かけのコツを紹介します。

子どもの性格って、どのように作られるの?


「落ち着きがない」「すぐにカッとする」「優柔不断」「物怖じしない」「人懐こい」など、子どもの性格は、どのように作られるのでしょうか。

子どもの性格は、何が原因で、何か結果なのかを明確に規定することはできませんが、以下のようなさまざまな要因の影響を受けながら作られていくと考えられています。

人との関わり

性格は、親子、家族など人との関わりを通して形成されていきます。

親は子どもの人生の中で最初に出会い、最も長く人間関係を続ける相手として重要です。

環境や文化、社会

その人が育った時代や環境の中で繰り返されてきた行動様式も、性格の形成に大きな影響を与えると言われています。

また、園や学校など子どもにとっての“社会”の環境も同様です。

家庭内の役割

第一子、第二子、第三子など、出生順位によって親との関わり方が変化し、性格形成に影響を与えると考えられえています。

生まれつきもっている気質

私たち人間一人ひとりには、生まれつきもっている気質が備わっており、人間の個性の起源として知られています。

この気質の違いにより、性格の違いも生まれてくると言われています。

ストレス

自然災害、事故、事件に加え、親の離婚や死別など家族内の事件なども、性格形成に関係することがあります。

子どもの性格に合わせた言葉かけのコツ


日々の子育てを通して、「うちの子はどうして⚪⚪なんだろう」と、我が子の性格が気になる保護者の方も多いと思います。

なぜ、気になるのでしょうか。

・いい子であってほしいから
・周りの子と比較してしまうから
・自分と似ているから
・気持ちに余裕がないから

などが原因としてあげられますが、我が子の気になる性格についてむやみに叱りつけるのはNGです。

言葉かけを工夫することで、子どもののびしろを増やすことができます。

以下、性格別に、言葉かけのポイントを紹介していきます。

〇落ち着きがない

〇頑固

〇優柔不断


〇消極的・引っ込み思案


〇すぐにふざける、お調子者

落ち着きがない

「少しは落ち着きなさい!」などと否定せず、「楽しいことがいっぱいで、じっとしていられないのね」「毎日ワクワクしていいわね」と認めつつ、5分でも10分でも何かに集中できたらほめるような関わりを心がけましょう。

頑固

「本当にあなたは、頑固なんだから!」と言いたくなってしまうところですが、「周りに流されず、自分の思ったことをやり抜くのね」「粘り強いね」などと声をかけましょう。

うまくいかない時は非常にくやしがることも多いですが、「また今度、別の方法でやってみるとうまくいくかもしれないね」など、気持ちを切り替えるよう伝えましょう。

優柔不断

「早く決めなさい!」「なんですぐに決まらないの?」と責め立てても子どもは自信をなくすだけです。

「じっくり考えているね」などと声をかけ、子どもの決断を待ちましょう。

それでも時間がかかる場合は、二者択一にするなど、親が選択肢を提示するとよいでしょう。

消極的・引っ込み思案

子どもの様子を見ていてもどかしくなり、「少しは自分から意見を言いなさい!」「もう!じれったいんだから!」とせきたててしまいがちですが、「お友達の気持ちがわかって、やさしい子ね」などと認め、最初は親や仲のよい友達が近くにいる安心した環境づくりから心がけましょう。

すぐにふざける、お調子者

「また!すぐにふざけて!」「調子にのらない!」などと制止するのでなく、「あら、楽しいわね。でもここは静かにするところよ」など、子どもを受け入れつつその場の状況に応じた判断も必要なことを根気よく教えていきましょう。

親の権力をふりかざすのはNG。「受容」と「共感」を


わが子の性格が気にならない保護者はいないでしょう。

しかし、だからといって、気になる部分を叱ったり、否定ばかりしたりしていると、子どもは自分に自信をなくしてしまいます。

優柔不断な子に「⚪⚪しなさい」と指示や命令ばかりしていると、親を依存し親に決めてもらわないと何もできない子になってしまうこともありますし、すぐにふざける子に抑圧ばかりしていると、無気力な子になってしまうこともあります。

親の権力をふりかざすのではなく、
・子どもの言うこと、やることをそのまま受け止める「受容的態度」
・子どもの気持ちに寄り添う「共感的態度」
を心がけましょう。

子育てを通して、自分の性格と向き合うことも多いでしょう。

弱さや不十分さはもちろんのこと、自分の「良さ」に気づき、自分自身をほめることも大切です。

それが、わが子を受け入れ、認めることにもつながります。

まとめ

・人との関わり、環境、文化などさまざまな要因から性格は形成される
・性格に応じた言葉がけを意識することで、子どもを伸ばすことができる
・親も自分と向き合い、自分を受け入れることが大切

編集部より

親として、どうしても我が子の性格や言動が目についてしまい、良くないと分かっていながらも、指摘してしまうことは多々あると思います…
子どもが大人になった時に困らないようにという親心からですが、子どもの自信を奪い、子どもの性格や特徴を否定することにも繋がりかねません…
それをなくすためにも、同じ意味だけれども前向きに子どもがなれる言葉のポジティブ変換が大切ですね!
子ども自身を認め、受け入れながらも、気になる部分の指摘は、ポジティブ変換した上で指摘してあげることで、子どもたちの自信や非認知能力向上に繋げていきましょう!

(参考文献)
・比べない子育て(田宮由美:著、一万年堂出版)
・子どもの気になる性格はお母さん次第でみるみる変わる(秦野悦子:著、PHP研究所)
・まなびち|周りの影響で子どもの性格が変わる!? 子どもの性格形成に関わる周りの環境を知ってよりよい子育てを

関連記事

非認知能力を知ろう

非認知能力とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われる、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などのことです。園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で非認知能力を高める教育への関心度が高まっています。

  • 非認知能力とは?
  • 非認知能力が必要とされる理由
  • 非認知能力を高める5つの理由
  • 非認知能力を高める方法

ラージハート公式Facebook