Leifras SPORTS SCHOOL

Leifras SPORTS SCHOOL

ラージハート

スポーツ

子どもの未来を広げる! スポーツは1つに絞らず多種類で楽しもう!

更新日: 2025.02.13
投稿日: 2025.02.14

子どものスポーツの習い事。
日本では、ひとつのスポーツをずっと続けることが多いのではないのでしょうか。

でも、実は、このような傾向は、先進国では日本だけなのです。
例えばアメリカでは、子どものスポーツクラブは3種類以上の種目がそろっていないとクラブとして認められない州もあるそうです。

「子どものスポーツは、一つに絞らず多種類で楽しむ」のが、世界的な潮流なのです。

活躍するアスリートもさまざまなスポーツをやっていた!


オリンピック、メジャーリーグ、ナショナル大会など、世界の舞台で活躍する日本のアスリート達。
実は、彼らは幼少期からさまざなスポーツに取り組んでいました。

たとえば、今をときめくメジャーリーガーの大谷翔平さんは、幼稚園から小学校低学年くらいまでは学校から帰るとすぐ、友達と外に遊びに行き夕方まで帰ってこなかったそうです。
その後はバドミントンを始め、小学5年生まで習っていた水泳ではトップクラスの成績だったそうです。

世界的なテニスプレーヤーの錦織圭さんは、テニスを始めたのは5歳のときですが、2~3歳のころから水泳やサッカー、小学校では野球も経験しています。
スポーツではありませんが、お母様からピアノのレッスンも受けていたそうです。

また、サッカー日本代表の久保建英さんは、水泳、ラグビー、陸上に取り組んできました。
ご自身の著書『おれ、バルサに入る!』で、「水泳、ラグビー、陸上、どれも継続できてはいませんが、取り組んでいる間はコーチの指導に従い、レベルアップする楽しみを経験できました。水泳は級があがり帽子にマークが増える喜び、ラグビーでは暑い日にコーチから水を頭からかけて貰う楽しさ、陸上では肩の動かし方、速く走る方法を教えてもらいました」と語っています。

ちなみにアメリカでは、体育の授業はスポーツクラブ活動に参加するしくみが主流で、日本のようにひとつのスポーツに取り組むのではなく、季節ごとに所属できるスポーツクラブが変わります。
冬のシーズンはバスケットやサッカー、秋はアメリカンフットボールやクロスカントリー、春は陸上や野球などが行われています。

1つの競技だけだと偏った筋肉しかつかない


筋肉や骨格の発達が未熟な子どものうちから1つのスポーツだけを行うと、動きに偏りが出て、スポーツ障害が発症しやすいといわれています。
以下、発症しやすいスポーツ障害を紹介します。

⚫️野球肘…投げる動作を繰り返すことで肘に慢性的な炎症を引き起こし、ボールが投げられなくなってしまう症状
⚫️ジャンパー膝…ジャンプを繰り返すことで膝に過度の負担がかかり膝関節に炎症を起こしたり靭帯を痛めたりする症例。バスケットやバレーボールに多い。
アメリカ・エモリー大の研究チームが、7~18歳の競技者約1200人を対象に3年間でスポーツ外傷が発症したかを調査したところ、ケガをした選手は平均年齢12歳未満で一つのスポーツ競技に特化していた。
また、専門的に特化した選手の約3分の2は、ケガを複数回繰り返した。
一方、ケガをしにくかった選手は平均年齢12歳までは複数種目に取り組んでおり、12歳以降で一つのスポーツ競技に特化していた。

という研究結果も出ています。

多種類のスポーツを楽しむ方法


ここでは、多種類のスポーツの楽しむ方法について、紹介します。

短期教室や長期休みプログラムに参加する

お子さんにさまざまなスポーツを体験させたいけれど、時間や費用が気になる…という方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、短期教室や長期休み限定のプログラムです。

短期教室・長期休み限定プログラムのメリット

さまざまなスポーツを体験できる: 複数のスポーツを短期間で体験できるので、お子さんの興味関心を見つける良い機会になります。

⚫️気軽に始められる:道具を揃える必要がない場合が多く、運動経験がなくても気軽に参加できます。

⚫️費用を抑えられる:比較的安価な料金で参加できるプログラムが多く、経済的な負担を軽減できます。

⚫️時間を有効活用できる:夏休みなどの長期休暇を利用して、効率的にスポーツを楽しむことができます。

⚫️専門の指導者から学べる:専門知識を持った指導者から教えてもらえるので、安全に楽しくスポーツを学ぶことができます。

多種目のスポーツが学べるスクールも

多種類のスポーツが楽しめるスポーツスクールが、少しずつ増えてきています。
例えば、「忍者ナイン」、「ビーマスポーツ」「多種目スポーツスクールJJMIX」などが多種類のスポーツが楽しめるスポーツスクールです、

中でも、リーフラススポーツスクールで展開する「JJMIX」は、サッカー、野球、バスケットボールなどの運動要素を取り入れた多種目スポーツスクール。
2歳から始めることができ、さまざまな運動体験を通して子どもたちの心と体を育みます。
平日の午後、50分前後のレッスンで、園や学校が終わってから友達といっしょに気軽に参加することができます。

「JJMIX」のコーチは、
「スクールでは、約10分単位でさまざまな運動を行っていますが、『今日は子どもたちがボールを投げる練習に夢中になっている』という様子が見てとれたら少し時間を延長するなど、その日の子どもたちの様子をみながら指導しています。遊びの中からスポーツの基礎を学ぶだけでなく、さまざまなスポーツの経験を重ねることで『得意』や『好き』につながり、『学年が大きくなってから専門種目に移行しやすい』というメリットがあると思います」といいます。

子どもと相談し、このような多種目スポーツスクールに通うことを検討するのもよいでしょう。

スポーツの習い事を複数させている保護者の声


ここでは、複数のスポーツの習い事をさせている保護者の声を紹介します。

「子どもが通うスクールでは、いろいろなスポーツを楽しめるので、毎週楽しみにしています。挨拶が元気にできるようになり、びっくりしています」
「複数のスポーツを異学年の友達といっしょに活動することで、年下の子にやり方を教えてあげている子どもの姿を目にしたりして、嬉しく思います」
「複数のスポーツをすることで、さまざまな筋肉や運動神経が刺激され、運動能力全体が向上したように思います」
「チームスポーツと個人競技、両方経験できたことで、協調性やコミュニケーション能力が身につきました」
「複数のスポーツを経験することで子どもの興味関心の幅が広がり、将来の選択肢の幅が増えたように感じます」
「複数のスポーツで異なる成功体験を積むことで、『やればできるんだ』という自信や自己肯定感が高まったと思います」

などの声が多く聞かれました。

リーフラススポーツスクールには、「プラスワンコース」があります。
たとえば、同スクールでサッカーを習っている場合、「プラスワンコース」では、

・サッカー+サッカー
・サッカー+野球
・サッカー+野球+バスケットボール

など、同時に複数の異なる種目に通うことや、同じ種目で複数のスクールに通うことが可能です。

日頃、通っているスクールに複数種目が体験できるコースなどがあれば、負担も少なく多種類を始めることができるかもしれません。

その一方で、

「複数のスポーツの習い事を掛け持ちすることで、子どもが疲れてしまう様子が見られることもあります。送迎、費用など、親の負担が増える面もあります」
「習い事で忙しくなってしまい、子どもが自由に遊ぶ時間が減ってしまうと感じたこともあります」

などの声も聞かれました。

多種類のスポーツに取り組む際は、以下のことに注意しましょう。
⚫️無理なスケジュールは禁物。
子どもは、体力も集中力も未熟なため、同じ日に二つ習い事をさせるなどのスケジュールにしてしまうと体が疲れてしまいます。

⚫️一気に数を増やさない。
一つのスポーツを始めたら、異なるスポーツを増やすまでは、少なくても約3ヵ月、間隔をあけることがおすすめです。
3ヵ月経って、それでもなおそのスポーツをやりたいというのであれば、体験レッスンに行ってみましょう。

⚫️親の送り迎えの負担が増えることを考慮する。
複数のスポーツをかけもちする場合、送り迎えの回数がそれだけ増えます。
保護者の負担がどのくらい増えるかも考慮しましょう。

スポーツは「楽しむ」ことが重要


「複数のスポーツの習い事をさせるのは大変…」そう感じる保護者の方も多いでしょう。
確かに、経済的負担や時間的制約は無視できません。
しかし、これまで紹介してきたように、「子どもの可能性を広げる」という観点からは、複数のスポーツに触れることは大きな意味を持つといえるでしょう。

もちろん、複数の習い事をさせるには、親のサポートが不可欠です。
以下のことを心がけましょう。

⚫️子どもの気持ちに寄り添う:子どもの「やりたい」気持ちを尊重し、無理強いはしないようにしましょう。

⚫️スケジュール管理を工夫する:習い事のスケジュールだけでなく、休息時間や自由時間も確保しましょう。

⚫️経済的負担を考慮する:複数の習い事をさせる場合は、費用対効果を考え、無理のない範囲で選択しましょう。

現在、複数のスポーツを習えるスポーツクラブに通っている場合は、子どもの興味関心を見ながら、異なるスポーツにチャレンジすることを検討するのもよいでしょう。
子どもの心身、そして非認知能力を育てるスポーツ。
勝つ喜び、負ける悔しさ、仲間との絆、努力の大切さなど、さまざまなことを体験し、成長することができます。

親は、子どもの未来を広げるためにも、子どもがスポーツを心から楽しめるような環境を提供し、最高のサポーターとして、その成長を支えていきましょう。

まとめ

・「子どものスポーツは、一つに絞らず多種類で楽しむ」のが、世界的な潮流。
・多種類のスポーツを楽しむ場合は、短期教室や夏休みプログラムに参加するのもひとつの方法。
・子どもの興味関心があれば、多種目のスポーツが学べるスクールを探してみよう。

参考文献)
「スポーツの習い事は1つに絞らない方がいい! という新常識」(出典:こども学びラボ)
「子どもの習い事を掛け持ちするときの注意点とは?両立するコツを解説!」(出典:子ども習い事図鑑)
「マルチスポーツが子どもの運動能力を高めるわけ」(出典:ドリームコーチング)
「マルチスポーツについて」(出典:スポーツ庁)

記事一覧に戻る

よく一緒に読まれている記事

無料で非認知能力を測定できます!

バナーをタップすると体験版の測定が可能です。

みらぼ

非認知能力を知ろう

非認知能力とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われる、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などのことです。園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で非認知能力を高める教育への関心度が高まっています。

  • 非認知能力とは?
  • 非認知能力が必要とされる理由
  • 非認知能力を高める5つの理由
  • 非認知能力を高める方法

非認知能力を知ろう

非認知能力とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われる、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などのことです。園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で非認知能力を高める教育への関心度が高まっています。

  • 非認知能力とは?
  • 非認知能力が必要とされる理由
  • 非認知能力を高める5つの理由
  • 非認知能力を高める方法

ラージハート公式Facebook