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夏休みに親のイライラ爆発!?親子でストレスフリーに過ごすには

更新日: 2024.08.01
投稿日: 2024.08.02

夏休みに親のイライラ爆発!親子でストレスフリーに過ごすには

夏休みは、子どもといっしょに過ごす時間が増えて嬉しい反面、毎日の家事に加え、子どもの世話に追われてイライラしてしまうことはありませんか?
「宿題をせずに家でずっとゲームをしている」「家の手伝いをする約束をしたのにしてくれない」など、子どものマイナス面の言動が気になり、「つい大声で叱ってしまいます」という声も、良く聞きます。
夏休み、親子でストレスフリーに過ごすには、どうすれば良いのでしょうか。
この記事では、夏休みの親のイライラを減らし、楽しく充実した毎日を送るためのヒントを紹介します。

夏休みにイライラしちゃうママは多い!


子どもにとっては、待ちに待った夏休み。
親としても、休みが長いぶん子どもと一緒にいる時間が増えて嬉しいものです。
しかしその反面、「一緒にいることで、イライラすることが増えてしまう」と悩む保護者も少なくありません。

しかも、今年は猛暑。
外出して気分転換しようにも暑すぎて思うように出かけられませんし、学校のプールやじゃぶじゃぶ池まで中止続出。
家にいる時間が多いことも、イライラにつながりやすいですよね。

WEBサイト「ウーマンエキサイト」が2018年に行った調査によると、約9割の母親が、「夏休みにイライラが増える」と実感しているそうです。

子どもの相手をしながら家事もこなさなければならないし、共働き家庭は、学童用に毎日お弁当を作らなければなりません。
さらに、小学生を持つ親は、宿題のチェックや自由研究のサポートなども必要です。

保護者としてやるべきことが増えるこの時期だからこそ、いつもよりもイライラしてしまうのは、当然のことなのかもしれません。

夏休みに親がイライラする原因


ここでは、夏休みにイライラする原因について、具体的にみていきましょう。

3食用意しなければいけない

夏休み中は給食がないため、毎日お弁当や昼食を用意する必要があります。
大人だけのときは、「昨晩の残り物を食べる」「おにぎり1個だけ口にする」など適当にすませることもできますが、子どもがいるとそういうわけにはいきません。
「食べざかりで成長著しいわが子のために、3食しっかり食べさせなくてはならない」というプレッシャーが、ストレスやイライラにつながることが多いようです。

ずっとゲームをしているのが気になる

学校が休みになり、友達と遊ぶ機会が減ったり、やりたいことが見つからない場合、子どもはゲームを「時間をつぶすための手段」として手軽に選択してしまいがち。
宿題を後回しにしてゲームばかりしている我が子の姿に、イライラしてしまう保護者も少なくありません。

遊びに付き合わなければいけない

夏休みは、子どもたちが学校から解放され自由な時間が増えるぶん、保護者は、子どもから遊び相手になることを求められる場面も増えるでしょう。

自分自身に余裕があるときなら良いですが、仕事が忙しいとき、家事で手いっぱいのときに「一緒に遊ぼう」「⚪⚪に連れてって」などと言われると、子どもに悪気がないことはわかっているのに、「今は無理!」「甘えてばかりいないで!」など、冷たい言葉を返してしまうことも。

四六時中、気が抜けない

夏休み、保護者は、子どもの生活リズムが乱れないよう気をくばりつつ、食事の準備や片付け、掃除、洗濯などの家事をこなす必要があります。
園や学校があるとき以上に、子どもの予定に合わせてさまざまな対応に迫られることが多いため、保護者自身がほっと気を抜ける時間をとることがなかなかできません。
「気づいたら夜で、自分はお昼ごはんを食べていなかった」などに気づいた瞬間、どっと疲れが押し寄せますよね。

家の中のトラブルが増える

夏休み中、子どもが家にいることで、さまざまなトラブルが増える可能性があります。
特に、きょうだい間でのトラブルはよくあるケースです。
いつも以上に一緒にいる時間が増えるため、些細なことで口論やけんかに発展することが多くなり、「気が付いたら1日中けんかの仲裁でしかりっっぱなし」なんてことも。
「怒ってばかりの私って、なんてダメな母親なんだろう」と自己嫌悪におちいってしまいます。

自分のペースで行動できない

夏休みは、学校がある時と比べて、子どもの睡眠時間や食事時間が変化することが多いもの。
これに合わせて、親の生活リズムも変えなければいけなくなるため、自分のペースで行動することが難しくなりがちです。

また、園・学校があるときは、夫婦でそれぞれの役割分担が定着していたものが、夏休みに入って子どもと過ごす時間が増え、生活リズムが変化することで、役割分担の見直しが必要になります。
夫婦間で、誰がどの家事・育児を担うのか、どのように分担するかを話し合い、調整する必要が生じることも、ストレスにつながりやすいといえるでしょう。

夏休みのイライラをおさえる対処法


夏休み、上記のような理由で保護者はどうしてもイライラしてしまいがち。
そのイライラを少しでもおさえるには、どうしたらよいのでしょうか。ポイントを5つ紹介します。

「べきべき思考」をゆるめる

「勉強は毎日やるべき!」「夜は必ず21時に寝るべき!」といった「べき」の呪縛から解放されましょう。
完璧を求めすぎず、「夏休みだし、たまには夜更かしするのもいいか」など、ゆるめることも大切です。
理想が高すぎると、自分自身がつらくなってしまいます。
寝る前に、1日を振り返って「今日も1日家族が元気で過ごすことができた」など小さな幸せを見つけ、自分自身への「ダメ出し」ではなく「ヨイ出し」をしてみてください。

任せる部分は子どもに任せてみる

夏休みは時間に余裕があるからこそ、子どもに「自分で考えて行動する力」を育むチャンスです。
宿題のやり方や遊び方など、ある程度は子どもに任せ、本人のペースで取り組めるようにしましょう。
もちろん、全く見ないわけではなく、困っているときにサポートする姿勢も大切です。

自分のための時間の過ごし方を考える

毎日子どもと一緒だと、自分の時間が持てずにストレスが溜まってしまいがちですよね。
1日のうちに10分でもいいから、自分一人の時間を作ることが、リフレッシュにつながります。
例えば、

・ 近くのカフェでおいしいケーキを食べる。
・ お花を買ってお気に入りの場所に飾る。
・ 子どもが寝たあとにお風呂にゆっくり入る
・ 手づくりの雑貨を作る。
・ 読みたい本を読む。
・ 好きな映画やドラマのDVDを観る。

など、どんなことでもOK。自分のための時間の過ごし方を考え、実行しましょう。

隙間時間ができたら、深呼吸もおすすめ。

大きく息を吸い込み、ゆっくり吐き出す。シンプルですが、呼吸することに意識を集中して深呼吸を続けていると、次第に気持ちが落ち着いてきます。

家事などを任せる/手を抜く

家事全般を完璧にこなそうとせず、子どもにできる範囲の家事を手伝ってもらったり、晩御飯のメニューを簡略化したり市販のお惣菜や冷凍食品を使ったりするなど、省力化を心がけましょう。
それにより、心に余裕が生まれます。

サポートしてもらう

一人で抱え込まず、家族や周りの人に頼ることも大切です。
祖父母に子どもを預かってもらったり、夏休み限定の短期教室に子どもを通わせたりすることで、ほっとひと息できる時間を作ることができるでしょう。

ちなみに、夏休み限定の短期教室には、

・ 水泳スクールによる短期水泳教室
・ 体操スクールによる夏休み短期レッスン
・ 学習塾による夏の特別教室

など、さまざまな企画があります。
入会していなくても参加できることが多いので、インターネットで近隣地域での開催情報を調べてみるのもよいでしょう。

家族で楽しく夏休みを過ごすには


せっかくの夏休み、イライラから開放されて、家族で楽しく過ごしたいですよね。
旅行、スポーツ、家事分担。
家族で楽しめる要素はたくさんあります。

旅行

計画段階から家族みんなで行き先を決めたり、スケジュールを一緒に作ったりすることで、楽しみが倍増します。また、

・ 海で遊ぶ
・ 歴史を学ぶ
・ 自然の中でキャンプ
・ 生き物観察

など、テーマを決めることで、より思い出深い旅行になるでしょう。

旅行やイベントなどがあるときは、いつもの生活リズムで行動できないこともあるでしょう。
親戚と楽しくはしゃいで寝る時間がずれたりすることもあります。
また、天体観測に行って、夜中まで星を見ているなどの体験にも特別な価値があります。
お母さんお父さんのさじ加減で、臨機応変に対応を。

家族でスポーツやアクティビティを楽しむ

海水浴、プール、バーベキューなど、季節ならではのスポーツやアクティビティを楽しむのもおすすめです。
また、夏休みは、全国各地でスポーツイベントが開催されます。
これを機会に家族みんなで新しいスポーツに挑戦することで、新たな発見や絆を深めることができます。

家族で家事を役割分担する

毎日行う家事を、家族みんなで分担して行うことで、効率的に家事を終え、自由な時間を増やすことにつながります。
おしつけ合いはNG。
家族会議を開き、それぞれの得意なことややりたいことを話し合い、家事分担を決めるのも良いでしょう。

自分なりの息抜きの方法を見つけよう


夏休みは子どもたちにとって待ちに待った長期休みですが、親御さんにとっては、毎日の食事の準備や宿題のサポートなど、何かと気をつかう日々が続きます。
そんな時、可能な範囲で息抜きをすることは、心身のリフレッシュやイライラの軽減につながります。
家族みんなで楽しい思い出を作り、子どもたちの成長をサポートするためにも、自分なりの息抜きの方法を見つけましょう。
そして、心身ともに健康で、充実した夏休みを過ごせるとよいですね!

まとめ

・周りのお母さんお父さんも、みんな同じ。夏休み、保護者がイライラしてしまうのは当たり前のことと受け止めよう。
・一人で抱えずイライラの原因を探ると、解決法が見えてくる。
・家族で協力し合いながら、自分なりの息抜きの方法を見つけよう。

参考文献)
「夏休みにイライラが止まらない!ママのためのイライラ対処法」(出典:見守る子育て)
「夏休み、イライラ増加するママが90%! リアル体験談でみえたストレス解消法」(出典:ウーマンエキサイト)
「夏休み中、ストレスが増えるママは8割以上 – みんなどうやって解消してる?」
(出典:マイナビ)
「親野先生に聞いた!夏休みのイライラのタネをなくす!《生活リズム》の大切さ」(出典:ベネッセ教育情報)

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執筆者プロフィール

長島 ともこ(ナガシマ トモコ)

フリーライター・エディター / 認定子育てアドバイザー / AEAJアロマテラピーアドバイザー

コメント

フリーライター・エディターとして、育児、教育、暮らし、PTAの分野で取材、執筆活動を行っています。息子が所属していたスポーツ少年団(サッカー)では保護者代表をつとめ、子ども時代に親子でスポーツに関わることの大切さを実感しました。PTA活動にも数多く携わり、その経験をもとに『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本 』(厚有出版)などの著作もあります。「All About」子育て・PTA情報ガイド。2 児の母。

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