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入学・進級! 子どもと一緒に新学期準備をするときの心構え

更新日: 2022.04.15
投稿日: 2022.03.11

新学期や新入学を控えた3月は、親子の心のなかにワクワクする気持ちとちょっぴり不安な気持ちが共存する季節ですね。

新たなスタートを控えて、道具類を揃えるのはもちろん、心の準備もしておきたいもの。

準備をせずにいきなり新学期に突入してしまうと、あっぷあっぷになってしまい、子どもの精神的な負担も大きくなってしまうことがあります。

そのために、「親の心の整え方」「子どもと一緒に気持ちを準備」の2つの観点から、新学期の準備を考えてみましょう。

なぜ準備が必要なのか

「とりあえず始まれば、なんとかなるだろう」「新生活がどうなるかわからないので、準備は難しい」と思う人もいるかもしれません。

しかし人は予想しなかったことにいきなり出会うと、パニックになったり、焦ってしまったりストレスを感じやすくなります。

もちろん突然の出来事に素早く対応できる子も多くいますが、新生活や新スタートを「順応できるかどうか」のお試し期間にする必要はありません。

周到に準備をしていても予期せぬことは起こるもの。

新生活突入の前に少しでも準備を進めておけば、気持ちのアドバンテージが取れますよね。

気持ちに少しでも余裕があれば、心に弾力が生まれ、多少の衝撃も受け止められます。

先輩のお父さん・お母さんにリサーチをしたり、本やネットを調べてみたり、さまざまなアプローチで準備を進めておくことで、精神的に余裕を持って新学期に備えられます。

親の心の整え方

子どもは親の言動をよく観察し、その大きく影響を受けているものです。

何かと慌ただしい新学期・新入学を、バタバタと心の準備なくやり過ごさないように、まずは親の心を整えてみましょう。

〇子どもより親の準備を一足早く

〇新生活を前向きにとらえる

〇「なにかしら問題は起こるものだ」と肝を据える

 

子どもより親の準備を一足早く

新学期、特に新入学の場合は、子どもも親も心配や不安がつきものです。

手厚く面倒を見てもらい、先生との連携が密だった幼稚園や保育園とは違い、小学校では基本的に子どもを通して連絡が届き、学校の様子も子どもから聞きます。

「友だちとうまくやれるかしら」「勉強についていかれなかったらどうしよう…」など、親は気持ちが先走ってしまうものです。

しかし親が心配しすぎてしまうと、子どもの「新しい世界を楽しみに待つ気持ち」がしぼんで、不安が大きくなってしまうかもしれません。

道具類などの準備を始める前に、子どもより一足早く、親の気持ちを整えておきましょう。

新生活を前向きにとらえる

新入学や新学年では、「担任の先生は誰か」や「PTAの役員決め」など、ちょっぴり気の重いこともありますよね。

同じ学校の親同士、噂話などがいろいろと巡って「あの先生は去年クラスをまとめられなかったらしい」「楽にできる役員はこれだ」など、聞きたくもない話が耳に入ってくることもあるでしょう。

しかし先生の評価はあくまでも昨年のもの。クラスの顔ぶれとの相性もあり、実際に顔を合わせると「噂とは全然違う」ということも多いものです。

またPTA役員も「面倒なこと」の代名詞のように語られがちですが、実際は学校の子どもの様子がよくわかったり、学年の違う知人ができて情報交換ができたり、実はよいこともたくさんあります。

大事なのは、実際に経験する前にマイナスなイメージを持ちすぎないこと。

「楽しみだな」「挑戦してみよう」という大人の前向きな気持ちが、子どもに伝染するようにポジティブな気持ちで新学期を迎えましょう。

「なにかしら問題は起こるものだ」と肝を据える

新しい学校や新しいクラス…子どもは新しい環境に身を投じるわけですから、今まで通りにすべてがうまく進むとは限りません。

もしかしたら突然、「学校に行きたくない」「◯◯ちゃんが意地悪する」などとトラブルを口にするかもしれません。

心配をしすぎてナーバスになる必要はありませんが、「なにかは起こるかも」くらいの心の準備はしておきたいものです。

担任の先生への連絡方法を確認しておいたり(連絡帳や電話など先生によって違う場合も)、学校のスクールカウンセラーがいる曜日をチェックしたり、頼りになる先輩お母さんの連絡先をキープしたり…頼れる先を想定しておくだけでも十分です。

子どもはさまざまな経験を通して成長していきますが、親も悩み、乗り越えることで一緒に成長していきたいものですね。

子どもと一緒に気持ちを準備

親の心の準備ができたら、次は子どもと一緒に新たなスタートに向けて心の支度を整えましょう。

小学生のうちは、まだまだ先のことを想定して準備するのは難しいので、親子で一緒に進められるといいですね。

〇新生活のシミュレーションを一緒にする

〇親や先生には「なんでも相談できる」と伝える

〇生活リズムを整える

新生活のシミュレーションを一緒にする

例えば新入生なら、学校までの道のりをおさらいしたり、授業のやり方、給食や掃除など、これまでとは違うルーティンを思い浮かべながら「こんなことが始まるよ」「楽しみだね」と親子で話してみてください。

習いごとが始まったり、放課後の過ごし方が変わる子もいるでしょう。

通学路や習い事への道を、一緒に歩いてみるのもいいですね。

また高学年になると、サッカーや吹奏楽などの部活動が始まったり、学童を卒業したり、生活にグッと変化が訪れます。

そんな時、親子で一緒に場面を想定しながらシミュレーションしてみると、大人も気がつかなかったポイントが見つかるかもしれません。

親や先生には「なんでも相談できる」と伝える

子どもには少しずつ自立してほしいと思うのが親心ですが、子どもだけでは解決できないことも、まだまだあります。

もちろん親や先生などの大人からの働きかけで、問題をすくい取れることもあるでしょう。

でも悩みがある時、心配なことが起こった時に、子どもが自分からSOSを出せるようになるのはとても大切なこと。

そのためには日頃から、親子でなんでも話せる関係をつくっておきたいものです。

そして親や先生、身近な大人は「相談できる」「話を聞いてもらえる」存在であることを伝えておきましょう。

生活リズムを整える

長期間の休みに入ると、子どもたちの生活リズムは乱れやすくなります。

特に春休みは宿題も少ないので、ゲームやテレビなどで夜更かししたり、SNSに夢中になってしまいがち。

またコロナ禍で外遊びの機会が減ったことで、夜にぐっすり眠れない→朝はぐずぐずと遅くまで寝ている→夜更かし、という負のスパイラルに陥りやすいですよね。

できれば春休み中も、学校がある時と同じくらいの時間に起きて朝食を食べるなど、いつもと変わらない生活リズムをキープしたいですね。

生活リズムが整っていると、体もしっかり動き、気持ちも前向きにセットしやすくなります。

まとめ

・入学や進級など新しい学年を迎える時は、まず心の準備を整えよう。
・心の準備をして気持ちに余裕があると、衝撃を受け止める心の弾力が生まれる。
・親の気持ちは子どもに伝染するので、前向きに心の支度を始めよう。

編集部より

この時期は、年度末もありながら新年度スタートということもあり、ワクワクドキドキといった楽しみにする気持ちがある反面、不安な気持ちなど様々な感情を持つ時期になりますね。
子どもにしっかり切り替えて楽しくやってもらうためには、親の心構えや行動、言動が大きく影響することが分かりました。親が生活の中でソワソワしていれば、その様子を子どもが見て、子どもが落ち着かなくなってしまいますし、心配にもなってしまいますよね?まずは、子どもを正すために伝える前に、親が自分の身の回りをしっかりと整理して、気持ちを落ち着かせる環境を作ってみましょう!
また、環境も新しくなることもたくさんあると思いますので、変化に対してのイメージを想像して、子どもと一緒に話し合うのも大切なことですね!お互いの意見や気持ちをコミュニケーション取ることで、お互いの気持ちが分かり、心の準備へも繋がっていくのかなと思いました。家族全員で今年度を気持ちよく締めくくり、気持ちよく新年度を迎えられるように準備をしていきましょう!

(参考文献)
・たまひよ | 心の準備も大切? 幼稚園入園・小学校入学に備えて準備しておきたいこと
・リセマム | 子どもの新年度スタート、親ができる3つのこと
・LEE |先輩ママから小学校入学前の4つの心構えとアドバイス

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