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健康な歯は生涯の宝物! 歯についての知識を今一度見直そう

更新日: 2022.11.08
投稿日: 2022.08.23

8月24日は「歯ブラシの日」。
毎日きちんと歯みがき、していますか?
しっかり歯のメンテナンスを続けている人が多いと思いますが、歯を失う原因のひとつである歯周病は、年齢が増すにつれて高い傾向を示しています。
歯周病は、高血圧や糖尿病など生活習慣病につながるともいわれており、今後、健康診断の一つとして定期的な歯科検診が検討されています。
歯のメンテナンスの重要性、歯を大切にする方法について紹介します。

歯みがきが不十分だと歯周病に? 歯周病ってどんな病気?

8月24日は「歯ブラシの日」。

制定したのは、歯ブラシメーカーとして知られる株式会社オーラルケアです。
8・24で8(歯)2(ブラ)4(シ)と読めることから、歯ブラシでの歯みがきをもっと普及させ、口腔ケアへの関心を高めてもらうことを目的に、記念日として制定しました。

ところで、毎日きちんと歯を磨いているつもりでも、細菌の感染によって引き起こされる「歯周病」にかかる人の割合は、年齢が増すにつれて高まる傾向にあります。
「2016歯科疾患実態調査」によると、すべての年齢層の約4割の人に、歯周病の症状のひとつである歯肉出血がみられたそうです。

歯周病の原因は、歯みがきと食生活と言われています。

歯磨きが不十分であったり甘いものを摂り過ぎたりすると、細菌が歯垢(プラーク)を形成します。
歯垢を放置すると、炎症が起こって歯肉の周辺が赤く腫れ、歯周病の第一歩に。

初期の歯周病は痛みがありませんが、進行すると歯がグラグラし、最終的には歯を失うリスクもあります。

さらに、歯周病の原因菌が全身へ廻ることで、動脈硬化をはじめ、肺炎、糖尿病など生活習慣病の発症にも影響を及ぼすと言われています。

正しい歯みがきと定期的なメンテナンスが大切


歯周病を予防し健康な歯を保つためにはどうしたらよいのでしょうか。
大切なポイントを3つ、紹介します。

・正しい方法で歯みがきを行う
・「食べたら歯みがき」の習慣をつける
・定期的に歯科医院に通いお口をチェックしてもらう

正しい方法で歯みがきを行う

歯みがきの際は、1か所を20回以上、歯並びに合わせてみがきます。
歯ブラシの毛先を歯の面にあて、軽い力で小刻みに動かすのがポイント。

・歯と歯の間
・歯と歯ぐきの境目
・かみ合わせの面

などは、歯垢がつきやすいので意識してみがくようにしましょう。

「食べたら歯みがき」の習慣をつける

飲食後30分くらいの間は、細菌が糖分を使って酸を作り出し、歯垢(プラーク)が形成されやすい状態になります。
1日3回「食べたら歯磨き」の習慣をつけ、細菌と歯垢(プラーク)を取り除くことが大切です。

定期的に歯科医院に通いチェックしてもらう

歯科医院に定期的に通い、虫歯のチェック、歯周ポケット検査、磨き残しの検査の検査をしてもらうことで、歯周病を予防することができます。
現在虫歯などのトラブルがなくても、歯科医院に足を運んでお口の様子をチェックしてもらいましょう。

歯の健康を保つためには「食べ方」にも気をつけて


政府が2022年6月にまとめたいわゆる「骨太の方針」において、国民に毎年の歯科検診を義務づける制度の検討が盛り込まれることになりました。

「歯周病を防ぎ、歯の健康を保つことが脳梗塞や心筋梗塞などの予防にもつながり、1人当たりの医療費を抑えたい」という考えです。

歯周病菌を減らし、歯の健康を保つためには、「食べ方」も大切です。

主食、主菜、副菜の揃ったバランスの良い食事を心がけ、よく噛んで唾液をたくさん出し、お口の浄化作用・殺菌作用を高める働きがある ニンジン、ピーマン、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、トマト、じゃがいも、いちご、みかん、大豆製品やキノコ類などを積極的に食べましょう。

また、糖分の多い飲み物や菓子類を摂りすぎないようにしましょう。

まとめ

・歯周病予防が体全体の健康につながる
・歯垢がつきやすい部分を意識して歯みがきしよう
・よくかんで唾液をたくさん出すことで歯周病菌を減らす

(参考文献)
「歯周病について」(出典:日本成人病予防協会)
「歯周疾患の有病状況」(出典:e-ヘルスネット)
「正しい歯の磨き方」(出典:クリニカ)

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