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コミュニケーション能力

心の発達は7歳が分かれ道!「乱暴な子」と「やさしい子」

2022.04.08

思い通りにならないと、物を投げたり手が出たり。

親としてはちょっと心配になるものです。

わが子には、元気だけれど乱暴をしない、思いやりのある子に育ってほしいと思うもの。

でも、やさしすぎて気持ちを押さえ込んでしまう子、自分の気持ちをうまく出せない子も心配です。

子どもの心の発達や感情表現の方法、気持ちのコントロール力を知り、親としてのサポート法や関わり方について考えてみましょう。

7歳が分かれ道! 子どもの年齢別・心の発達を知り、適切な関わりを

幼児期から学童期にかけては、家庭とは異なる人間関係(=園・学校の先生や友だち、習い事の先生や仲間、近所の人など)のなかで、自分をとりまくさまざまな人と関わりながら、心身の成長を遂げる時期といえます。

3〜6歳くらいは、たくさんの感情を体験し、自分の気持ちを思うままに表現する時期。
欲求をおさえてがまんすることが難しく、思ったことを一方的に表現しあうなかで、騒ぎすぎて周りから迷惑がられたり、友だちとの関わりのなかで嫌な思いをしたり・・・。

これらの経験を重ねながら、 “ちょうどよい関わり”を学び始める時期といえるでしょう。

この時期、エネルギッシュな子は、友だちにぶつかったりモノを壊したりなど、「乱暴な子」として見られてしまいがち。

大きな声を出して楽しめる場などで、十分にエネルギーを発散させる場を設ける
ようにするとよいでしょう。

逆に、聞き分けのよい子は「やさしくて思いやりがあるけれど、自分の気持ちを上手に伝えられない」というケースが少なくありません。

「もっとみんなと遊びなさい!」などとけしかけず、その子のペースを大事にしてあげましょう。

7歳くらいになると、自分の気持ちを言葉にすることができるようになり、相手の気持ちを想像したり、その場の雰囲気を理解して行動することができるようになります。

親子のコミュニケーション、友だち同士のコミュケーションも、少しずつスムーズになるでしょう。

この時期、言葉での説明が苦手な子は、ネガティブな感情を、モノをこわしたり友だちをたたいたりなど乱暴な行動で表すこともあります。

「イヤだったんだね」など、子どもの気持ちを言葉で表し、共感してあげましょう。

いっぽうで、やさしい子、思いやりがある子は、相手のことを考えすぎて、思いを言葉で伝えることが控えめになる傾向があります。

子どもの様子を見守り、困っているようなら「⚪⚪⚪⚪と伝えてみたら?」などとアドバイスしてあげましょう。

「乱暴な子」「やさしい子」と決めつけるのはNG。親としてのサポートポイント3つ

多くのお母さん、お父さんたちは、わが子の言動を見て「乱暴な子」「やさしいけど気が弱い子」などと決めつけてしまいがち。

しかし、マイナスのレッテルをはり、否定してばかりでは、子どもの自己肯定感を育むことはできません。

子どもの性格や気質は、成長とともに変化していくものです。

自分の感情の対処の仕方や周りへの働きかけ方を学ぶこの時期は、わが子を「乱暴な子」「やさしいけど気が弱い子」などと決めつける前に、

・自分の感情を言葉にする方法
・自分の感情をコントロールする方法

を根気強く教えていくことが大切です。

このために、親としてどんなサポートをすればよいのでしょうか。

ポイントを3つ、紹介します。

〇自分の気持ちに気づけるようにする

〇ネガティブな感情を否定しない

〇「家庭は安心していい場所」というメッセージを届ける

自分の気持ちに気づけるようにする

子どもの話に耳を傾け、「友だちとおもちゃの取り合いになった」などと言ってきたときは、「それは悔しかったね」と言葉にしてあげましょう。

これを繰り返すことで、「このモヤモヤは悔しさなのか」など、自分の気持ちに気づけるようになります。

ネガティブな感情を否定しない

「怒り」「悲しみ」の感情は否定されがちですが、イヤなことをされて腹が立ったり、別れが悲しかったりするのは自然なことです。

しかし、怒りを暴力などで表現するのNG。

「イヤなことをされて腹がたったんだね」と受け入れつつ、「暴れなくてもイヤな気持ちは表現できると思うよ。どうしたらいいと思う?」など、子どもといっしょに考えるようにしましょう。

「家庭は安心していい場所」というメッセージを届ける

「何か心配なことがあったらお母さんに言ってね」などとおりにふれてわが子に伝え、「家庭は安心していい場所」「悩みやぐちを言っていい場所」というメッセージを伝えましょう。

個性を伸ばしながら、人とうまく関われる子に


泣いて怒って自分の感情のままに行動する子もいれば、周りの状況をみながら自分の気持ちをおさえこんでしまう子もいます。

繰り返しになりますが、親はわが子の言動を見て「乱暴な子」「やさしい子」などと決め付けず、それぞれの個性に応じ、時と場合に応じて自分をコントロールしながら思っていることをうまく表現できるようサポートしていくことが大切です。

・ 乱暴な行動をとる子に「やめなさい!」と大きな声で叱るのでなく、話すトーンをゆっくりやわらかくしながら「どうしたの?」「何があったの?」などと問いかける。

・ やさしいけれど、気弱で引っ込み思案な子に「はっきり言いなさい!」などと命令するのでなく、「どうしたい?」「どっちが好き?」といった言葉がけで本人の気持ちを引き出す

などの対応を心がけましょう。

言葉で説明しきれないことや、すぐにできないことは、親がモデルとなって日常生活の中で示していけばいいのです。

わが子をよく見て、気持ちを理解し、言葉にしてあげることからはじめましょう。
親に見守られ、理解してもらっているという安心感が、子どもの成長の原点となるのです。

まとめ

・ 年齢に沿った心の発達を知っておこう
・ 「乱暴な子」「やさしすぎる子」と決めつけない
・ わが子をよく見て、気持ちを理解し、言葉にしてあげよう

編集部より

親としては、子どもが優しい心を持ってほしいと願ってほしいものですよね?
7歳からが分かれ道ということで、大切なのは3~6歳までの時期にたくさんの感情を経験することだそうです!そのため親が「うちの子どもは〇〇な子」と決めつけるのではなく、ありのままの子どもを客観的に見ることを意識してみましょう!そして、個性として認めて、受け止めてあげることで、子どもたちの心の居場所を作ってあげましょう!そうすることで子どもたちの心に成長に繋がっていきます。

(参考文献)
・絵で見てわかるしぐさで子どもの心がわかる本(渡辺弥生:著、PHP研究所)
・まんがでわかる発達心理学(渡辺弥生:監修、講談社)
・〇のない大人 ×だらけの子ども(袰岩奈々:著、集英社)
・PHPのびのび子育て|脳の発達はどう違う?乱暴な子とやさしい子(加藤俊徳:監修)

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