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自己肯定感

子どもがGW明けに登園・登校しぶり !こんなとき、どう向き合う?

2021.05.07

家族の時間をのんびり過ごしたGW明けは、登園・登校しぶりする子も少なくありません。

新生活に慣れ、毎日元気に通園・通学してきた姿を見て安心していたのに、「突然どうしたの?」と、心配になりますよね。

登園・登校しぶりはなぜ起きるのでしょうか。

子どもの「行きたくない!」に、親はどう向き合えば良いのでしょうか。

休み明けの子どもの登園・登校しぶりの対処法を紹介します。

親はヤキモキ。登園・登校しぶり、その原因は?

新年度が始まり、園や学校生活に少しずつ慣れてきた子どもたち。

しかしGW(ゴールデンウィーク)に入り、長い連休が明けるタイミングで「園(学校)に行きたくない」と言い出して、朝ぐずぐずするといった行動が見られることがあります。

親はヤキモキしてしまいますが、これはどうしてなのでしょうか。
原因を考えてみましょう。

休み中の生活リズムに慣れてしまったから

GW中は、家族でのんびりしたり、近くの公園に出かけるなど自分のペースで過ごすことができます。

4月から続いた緊張感がとけてほっとひと息つけたところなのに、「またいつもの生活が始まる」という気持ちから、園や学校に行くのが憂うつになってしまうこともあるようです。

また、連休中は、朝ゆったり過ごすことができたのに、休みが明けると朝が再びせわしなくなることでリズムがつかめず、ぐずぐずすることもあります。

ママやパパと離れるのが寂しいから

園や学校で友達と楽しく遊べるようになっても、子どもにとっては、ママやパパといっしょにいられることが何よりもうれしいものです。

お休みでママやパパと楽しく過ごしたぶん、離れるのが寂しくなって登園・登校しぶりを起こすこともあります。

園や学校生活で憂うつに感じることがある

「友達といざこざがあった」「先生に注意された」など人との関わりだけでなく、「給食がぜんぶ食べられない」「トイレが暗くてこわい」など、園や学校生活で憂うつに感じていることを思い出し、行くのを嫌がることが考えられます。

行きたくない理由を聞き、不安に寄り添うことが第一


子どもがGW明けに「園(学校)に行きたくない!」というケースは、実はよくあるパターンです。

私たち大人だって、休み明けに会社に行くとき、気分が乗らないこともありますよね。

基本はそれといっしょです。

「これまでスムーズに行けていたのにどうして?」などと、親が必要以上に動揺したり、慌てたりする必要はありません。

「行きたくない!」と言い出すと「このまま不登校になってしまうのでは?」という不安もよぎりますが、登園・登校しぶりはどの子にもよく起こることであることをまずは理解し、子どもの気持ちに寄り添うことが大切です。

そのうえで、どうして行きたくないのか、その理由をじっくり聞きましょう。
行きたくない理由をうまく説明できない場合は、無理に問いただす必要はありません。

無理してでも行かせるか、休ませるべきなのか。
悩むところだと思いますが、結論からいうと、どちらでもOKです。

繰り返しになりますが、大切なのは「子どもの気持ちに共感すること」です。

子どもが心身ともに疲れているようで親に余裕があれば、思いきって休んで家でゆっくり話を聞いたり、いっしょに遊んだりする時間をつくるのも一案ですし、休ませるのが難しい場合は笑顔で送り出し、帰宅後や週末に意識して関わってあげましょう。

大人が不安になったり、過度な罪悪感を持ったり動揺したりすると、子どもにも不安が伝わってしまいます。

なるべくどっしり構え、子どもを安心させることを心がけましょう。

その上で、必要に応じて園・学校の先生や信頼できる知り合いなどに相談し、サポートしていきたいものです。

次のページでは、登園・登校をしぶる子どもに親が言ってはいけないNG言葉をご紹介します!何気なく無意識に言ってしまっている言葉もあるのではないでしょうか!?

 

登園・登校をしぶる子どもに言ってはいけないNG言葉

GW明けに登園・登校をしぶる子どもに言ってはいけないNG言葉を紹介します。

「行かなきゃダメ!」

ぐずぐずしている子どもの姿を目にするとつい、「行かなきゃダメ!」と頭ごなしに叱りつけてしまいがちですが、子どもはますます頑なになってしまいます。

「そういう日もあるよね」と、まずは共感の言葉を心がけましょう。

「弱虫な子、ママは嫌い!」「困った子ね」

親から言われる「嫌い!」「困った子ね」などという言葉は、想像以上に子どもを傷つけ、「僕は(私は)弱虫でダメな子なんだ・・」と自信をなくしてしまいます。

子どもの存在そのものを否定する言葉は避けましょう。

「今からそんなんじゃ、ロクな大人になれないわよ!」

不安な気持ちでいっぱいの子どもに追いうちをかけ、将来を暗示させるネガティブな言葉も、百害あって一利なし。

言葉の意味はわからなくても、自己否定につながってしまいます。

子どもは、これから成長していく過程で何度も“イヤなこと”を経験していきます。

それを乗り越えるには、「イヤだ」と思う感情をはねのける力を蓄えておくことが必要です。

そのためには、非認知能力のひとつである自己肯定感を高めることが大切になります。

自己肯定感は短期間で身につくものではなく、親が子どもに寄り添い、共感する関わりを重ねていくことで育んでいくことができます。

「ママ(パパ)は自分を受け止めてくれる。わかってくれている」という安心感が、登園・登校しぶりの改善につながります。

子どもが心に抱えている不安を安心感に変え、次の成長につなげるよう心がけましょう。

まとめ

・登園・登校しぶりの様子が見られたら、理由を聞き不安に寄り添う
・子どもを否定したり責めたりする言葉かけはNG
・子どもに寄り添い、共感する関わりを重ねて自己肯定感を高め、「イヤなこと」をはねかえす力を身につける

編集部より

GW明けは、子どもだけでなく大人でも憂鬱になるものです。
その点をしっかりと理解しながら、子どもの立場に立ち、寄り添い共感しあいながら、サポートしてあげましょう。
なぜ行きたくないかを知るのもそうですが、まずは行きたくないという気持ちを全面的に受け止めることで、子どもは安堵を感じます。
また子どもたちの存在を否定するような声かけは絶対NG!
しっかりと子どもから見た時にパパ、ママは自分のことを分かってくれているという環境を作ってあげましょう!

(参考文献)
・尾木ママの叱らずしつけ21のコツ(尾木直樹著、主婦と生活社)
・All About|登園しぶりは不安を安心に変えてから! 原因と対処法(田宮由美執筆)
・ウチコト|子どもが幼稚園・保育園を嫌がる・・・登園拒否への対応は?(征矢里沙監修)

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