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子どもが「習い事を増やしたい」と言ってきた。どうする?

2021.09.17

「仲良しの友達が習っているから」「テレビで観て興味を抱いたから」などの理由で、「子どもが習い事を増やしたい」と言ってきたら、親はどのように対応すればよいのでしょうか?

「むげにダメというのも良くないのではないか」「子どもの前向きな気持ちを1日も早く受け入れるべきなのか」など、悩んでしまいますよね。

子どもの心身の成長に応じた習い事との向き合い方について、非認知能力の視点もまじえて紹介します。

子どもが「習い事を増やしたい」と言ってきた。その理由は?どう対応する?


水泳、英語、ピアノ、サッカーetc.

小学校低学年くらいになると、何かしらの習い事に取り組んでいる子どもも多いものです。

株式会社バンダイが2019年に行ったアンケート「子どもの習い事に関する意識調査」(3~6歳の未就学児童と小学生の子どもを持つ親700人対象)によると、子どもが習い事を始めた時期は、未就学の時期(0〜6歳)が全体の過半数となる52,5%をしめました。

また、「2つ以上の習い事をしている」という子どもは全体の53,3%で、こちらも過半数を超えています。

このアンケート結果から、「未就学時期にひとつめの習い事を始め、小学生になってから、その数を増やす家庭が多い」ということがよみとれます。

すでにひとつの習い事に取り組んでいる子どもは、「新しく⚪⚪を習いたい」などと言ってくることも多いのではないでしょうか!?

その理由として最も多いのは、以下です。

・仲良しの友達が習っているから
・テレビで見て「自分もやってみたい」と思ったから

理由は何であれ、子どもの口から「やってみたい!」という言葉が出たことを親は前向きに受け止め、

「⚪⚪ちゃんは、××を新しく習ってみたいのね。自分からそう思えるのって、すごいね!」などと共感し、認めてあげましょう。

その上で、子どもが現在取り組んでいる習い事とどのように向き合っているのかを改めて確認することも大切です。

これを機に、以下について、じっくり会話を重ねましょう。

・現在の習い事に対する子どもの気持ち
・現在の習い事についての子どもの目標
・新しく始めたい習い事に対する子どもの気持ち

これにより、子どもは自分自身を客観的にとらえることができ、非認知能力のひとつであるコミュニケーション能力が高まります。

習い事を増やすことのメリット、デメリット

子どもが習い事を増やすことのメリット、デメリットを紹介します。

【習い事を増やすことのメリット】
〇「好き」「得意」と出会える

〇新しい友達や先生と出会い、世界が広がる


〇自己管理力が高まる

「好き」「得意」と出会える

その道の専門の先生から技術を教えてもらうことで、自分の「好き」や「得意」と新たに出会える可能性が広がります。

新しい友達や先生と出会い、世界が広がる

学校外の空間で新しい友達や先生と出会うことにより、刺激を受け、世界が広がります。

「友達や知り合いが増える」という思いは、自己肯定感につながります。

自己管理力が高まる

習い事を増やすことで自由な時間は減りますが、そのぶん「明日は⚪⚪の習いごとがあるから、今日のうちに△△を終わらせよう」など、見通しをたてて行動できるようになり、自己管理力が高まります。

 

【習い事を増やすことのデメリット】
〇自由な時間が減り、子どものストレスにつながることも

〇親の経済的負担、送り迎えなどの負担が増える


〇家族の時間が減る

自由な時間が減り、子どものストレスにつながることも

習い事をかけもちすることで、練習など毎日やることが物理的に増えます。

同時に学校の宿題を終わらせる必要もあり、結果的に自由な時間が減って子どものストレスにつながることもあります。

親の経済的負担、送り迎えなどの負担が増える

習い事を増やすことで、当然のことながら、親の経済的負担が増えます。

また、送り迎えの負担も増えるため、親のほうも日々のスケジュールを見直す必要が出てきます。

家族の時間が減る

習い事を増やすことで家にいる時間も減り、食事の時間をずらしたり睡眠時間をずらしたりすることもあるでしょう。

その結果、家庭で家族が全員そろう時間の減少につながることもあります。

子どもの習い事を増やすときの親の関わり方


子どもが「習い事を増やしたい」と言ってきたら、すぐに結論を出さず、前述したように、まずは子どもとじっくり話し合いましょう。

「習い事を増やしたい」という気持ちが一時的なものである場合は、時間がたつと気持ちが冷めていることもあります。

子どもの様子を見ながら、ある程度“本気度”が感じられたなら、以下について検討し、まずは体験レッスンをしましょう。

・いつからどの教室で始めるか
・どの曜日に習い事を入れるか

反応が良く「新しく始めたい」と言ってきた場合は、以下を行いながら、準備を始めましょう。

・もともとの習い事とのバランスを考え、曜日や時間帯を考える
・習い事を増やした場合の1週間の過ごし方を親子でシュミレーションする

同じ日に2つ以上の習い事を入れると、子どもは疲れてしまいますので、十分注意しましょう。

子どもにとってプラスになるだろうと始める新しい習い事。

しかし、「そろばんを習わせるのだから、計算は得意になるだろう」「柔道を習わせるのだから、精神的に強い子になるはずだ」など、親が必要以上に結果を求めてしまうと、子どもにとって負担になってしまいます。

また、期待通りの結果がないと、子どもに対してイライラしてしまうかもしれません。

「今日も楽しく習い事ができたね」「怪我をせずに頑張れたね」など、良かった点に目を向け見守っていきましょう。

まとめ

・子どもが「習い事を増やしたい」と言ってきたときは、その理由をじっくり聞く
・子どもの習い事の増やす場合のメリットとデメリットを知っておく
・すぐにスタートさせず、子どもの気持ちを確認し、まずは体験レッスンから

編集部より

子どもたちは好奇心旺盛で興味本位新しいことをチャレンジしたくなる生き物です!また友達がやっていることに対しても、「僕も!」「私も!」となりがちです。
この「やってみたい!」と思える気持ちはとても大切なため、親はしっかりとその気持ちを受け止め、認めることから始めてみましょう!
その上で、しっかりとコミュニケーションを取りながら、子どもが一時の気持ちでその様に言っているのか、本気でやってみたいのかという、本気度を汲み取ってみましょう!
それでも「やりたい!」というのであれば、ぜひ!体験含め、やらせてみてはいかがでしょうか!?またこの時、新しいことを始めると今までの生活リズムが変わることやおうちの人やきょうだいも協力する必要が出てくるかもしれないことも伝えて、親子でしっかり話し合って決めることが大切です!
子どもの気持ちを第一に考えると共に、周りの人の協力があることも伝えましょう!

(参考文献)
・コドモブースター|小学生が掛け持ちできる習い事の数は何個まで?両立するポイントは?
・バンダイ|バンダイこどもアンケートレポート Vol.252 「子どもの習い事に関する意識調査」結果
・8歳までの子どもの脳にやっていいこと悪いこと(成田奈緒子著:PHP研究所)

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