Leifras SPORTS SCHOOL

自己管理力

「ゲーム障害が心配!」スマホやゲームと上手に向き合える子にするための親の心得5つ

2022.01.28

コロナ禍で子どものスマホやゲーム時間が増加し、ゲーム障害やネット依存に陥る子も少なくありません。

スマホやゲームは便利で楽しいものだからこそ、親子でルールを決め適度に活用することが大切です!

スマホやゲーム依存がもたらすデメリットに加え、ルールを決めるときのヒントやルールを破ったときの対処法、非認知能力のひとつである「自己管理力」がまんする力の育み方などについて紹介します。

ゲーム障害が心配! コロナ禍が続きスマホやゲームの利用時間が増えている

コロナ禍が続き、スマホやゲーム機などデジタル機器との接触時時間が長くなっている子どもが増えています。

子どもをもつ母親を対象としたロート製薬の「コロナ禍における子どもの目の調査」(2020年10月)によると、2020年1月頃と比較し、デジタル機器接触時間が長くなったと回答した人は55.2%となり、「動画配信サービス等を見る時間が増えた(31.4%)」、「家にいる時間が増えた(30.1%)」が主な背景となりました。

学年が上がるにつれこの傾向は顕著になり、小学生以上の子どもを持つ母親の60.8%が、「長くなった」と回答しています。

デジタル機器との接触時間が長くなると心配なのが、「ゲーム障害」や「ネット依存」です。

ゲーム障害は、ゲームなどに熱中して利用時間をコントロールできなくなり、日常生活に支障をきたす病気です。

WHO(世界保健機関)では、2019年5月、ゲーム障害を“新たな病気”として国際疾病分類に加えました。

ゲーム障害の治療を行う久里浜医療センターの調査によると、ネット依存の約90%がゲーム障害で、「朝起きられない」「昼夜逆転」などの状態になりやすく、不登校やひきこもりにつながることもあるといわれています。

「使用時間を決める」など、子どもとの間でルールを決めている家庭が多いと思いますが、

・ゲームをする時間が長くなった
・たえずゲームのことを気にしている
・ゲームのことを注意すると激しく怒る
・使用時間や内容などについてうそをつく

などの兆候が見受けられる場合は、子どもとじっくり話す機会を改めてもうけ、再度、親子でルールについて話し合ってみましょう。

スマホやゲームと上手に向き合える子にするための、親の心得5つ


子どもにとって、今やスマホやゲームは切っても切れない存在になっていて、どう向き合うべきか悩む保護者も多いと思います。

スマホやゲームは楽しく、便利なものであり、楽しみ方によっては子どもの好奇心を刺激し、ストレスの発散につながることもあります。

スマホやゲームと上手に向き合える子にするために、親はどのように関わればよいのでしょうか!?ポイントを5つ、紹介します。

〇ルールは子ども主導で決める

〇ルールを守ったらほめる

〇時と場合に応じてルールを変更する


〇ゲームや動画について、子どもと会話する


〇スマホやゲームのやりすぎが及ぼす心身の影響について伝える

ルールは子ども主導で決める

ルールは親が一方的に決めるのではなく、まずは子どもの意見を聞き、やるタイミングや時間の長さなどについて相談しながら決めていきましょう。

ルールを守ったらほめる

ルールを決めると、親は破ったときに注意したり、叱ったりしてしまいがちです。

しかし、それ以前に子どもがルールを守ったらそのことを認め、ほめましょう。

ルールを守れなかったら、叱責するのでなく、「約束したのに、守ってもらえなく残念だな。」と親の残念な気持ちや悲しい気持ちを伝えることが大切です。

時と場合に応じてルールを変更する

ルールを決めたのになかなか守れない場合は、叱責を繰り返すのではなく、「ゲームって楽しいから、ついやっちゃうよね」などと共感しながら再度、話し合いをしてみましょう!

「30分って決めたけど、本当は1時間やりたい」など本音を引き出しながら、必要に応じてパパもまじえて“家族会議”をしてみるのもおすすめです。

ゲームや動画について、子どもと会話する

たとえば、子どもがゲーム機で遊び終わったら、「今日はどのレベルまでクリアしたの?」など、子どもを会話しましょう。

ゲームをやらせっぱなし、動画を見せっぱなしにするのでなく、話をすることで親子のコミュニケーションにつながります。

スマホやゲームのやりすぎが及ぼす心身の影響について伝える

「長い時間近くの画面を見続けると目が悪くなることにつながる」「夜寝る前にスマホやゲームをすると、画面からの強い光でよく眠れなくなることがある」など、スマホやゲームをやりすぎることによるリスクについて、子どもがわかりやすい言葉で教えることも大切です。

家族で「デジタルデトックス」のすすめ


スマホやゲームは確かに楽しいものですが、外遊び、おうちで工作や料理、ボードゲームなど、現実の世界にはもっと楽しいこと、感動すること、驚きや発見などがたくさんあります。

そのことを親は、子どもといっしょに体験して伝えたいものです。

そこでおすすめなのが、家族で「デジタルデトックス」をしてみること。

デジタルデトックスとは、一定期間、デジタルデバイスとの距離を置くことです。

子どもだけでなく、親も気付くと「スマホの画面を何時間も見続けてしまった」ということがあります。

「今度の週末は、家族のだれもがスマホを使わず1日を過ごそう!」と決め、どんな過ごし方をするか、予定を立てて楽しむのもよいでしょう。

家族の新しい休日の楽しみ方が増えるかもしれません。

まとめ

・コロナ禍によるゲームやスマホ時間の増加に注意!
・スマホやゲームのルールは子ども主導で決め、途中で変更もOK
・家族で「デジタルデトックス」してみよう

編集部より

おそらく子どもたちのみならず、大人たちもこのコロナ禍の影響で、外出をせずに家で過ごす時間が伸び、ゲームやネットサーフィン、動画配信サイトなどのデジタル使用時間が伸びているのではないでしょうか?
どうしても子どものことを思って伝えようとすることが、意外と自分も同じ環境だったりするかもしれません。
コロナ禍だからとかではなく、今の時代がどんどんデジタル化していることは否めません。
ですので、一度、親は自分自身を振り返り、子どもとコミュニケーションを取りながら、デジタル環境をやめる、やめさせる!のではなく、
どのようにうまく一緒に付き合っていくかを考えていくことも大切ではないでしょうか?
そして、デジタルデトックス含め、デジタルをうまく活用した共存を親子で考えていくのも良いかもしれませんね!

(参考文献)
・比べない子育て(田宮由美:著、PHPのびのび子育て 一万年堂出版)
・叱りゼロで子どもは自分でできるようになる(原田綾子:著、PHP研究所)
・:NHK健康チャンネル|やめられない怖い依存症!ゲーム障害はひきこもりの原因にも 治療法について
・ロート製薬|2020年秋、コロナ禍における子どもの目の調査を実施。約5人に一人は視力の低下を感じている!

関連記事

非認知能力を知ろう

非認知能力とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われる、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などのことです。園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で非認知能力を高める教育への関心度が高まっています。

  • 非認知能力とは?
  • 非認知能力が必要とされる理由
  • 非認知能力を高める5つの理由
  • 非認知能力を高める方法

ラージハート公式Facebook