非認知能力測定システム「みらぼ」が2年連続キッズデザイン賞を受賞!

2024.09.13

リーフラススポーツスクールでは、子どもたちのココロ(非認知能力)の成長に繋げるために年に1回、スクール会員様を対象に非認知能力測定システム「みらぼ」での測定を実施させていただいております。

その結果を調査した内容「各年代における非認知能力の成長過程について」の調査研究で第18回キッズデザイン賞を受賞いたしました!
非認知能力に関する研究がキッズデザイン賞を受賞するのは2年連続となります!

キッズデザインマーク2024

 

非認知能力とは?

「生きる力」や「人間力」とも言われる力で、社会で豊かにたくましく生きるために必要な力です。学力テストで測定できる認知能力とは異なり、学校や塾などのテストでは測れない能力とされてきました。

非認知能力が高いと、学力や進学率、就職率、大人になってからの年収やマイホーム購入率が上がることがわかっており、非認知能力を高めることが将来の成功につながると言われています。
そのため、世界の教育の現場で、非認知能力は非常に注目を集めています。
当スクールでは、非認知能力の中でも挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力といった5つを重要な力として定義しています。

非認知能力_5つの力

研究の概要

子どもの非認知能力の成長過程を明らかにするため、3歳から15歳の子ども25,358名に対して、2年間の縦断的な非認知能力の測定を行ったものです。
非認知能力が最も発達するのはいつか、また年齢・年代ごとで発達する要素に違いがあるかをテーマとし、子どもが豊かな人生を歩めるようなサービス・教育の開発につなげることを目的としています。
非認知能力の測定には、当スクールが研究機関と共同開発した非認知能力測定システム「みらぼ」を使用し、個人スキル(自己管理力・課題解決力)と社会スキル(協調性・挨拶礼儀・リーダーシップ)それぞれについてのスコアを算出しました。

非認知能力_個人スキルと社会スキル

調査の結果

1.非認知能力は幼児期に最も発達する
幼児期に最も非認知能力が発達し、特に社会スキルの発達が顕著であったことから、非認知能力の育成に注力すべきタイミングは幼児期であることが明らかになりました。

2.幼児期は社会スキルが大きく発達し、個人スキルは小学6年生まで継続的に発達する
児童期は個人スキルが発達しやすい年代であることがわかりました。周囲と協力を図るようなコミュニケーション能力は主に幼児期に発達し、課題を発見し解決方法を創造するような個人スキルは小学校高学年にかけて発達することが明らかになりました。

3.思春期は非認知能力が低下する傾向がある
自己肯定感の低下など思春期特有の要因が考えられます。この年代には特有のアプローチが必要であると考えられます。

非認知能力測定システム「みらぼ」とは?

リーフラススポーツスクールが蓄積してきたノウハウを基に、スポーツ心理学の専門家と共同研究を行い、これまで感覚的な判断に頼っていた「非認知能力」の数値化を実現したツールです。設問に回答することで子どもの非認知能力の現在地を測定でき、より伸ばしていくための目標や、指導方針を設定することができます。当スクールでは、測定データを統計分析し、非認知能力のさらなる研究を行いながら、リーフラススポーツスクールに所属する子どもたちの非認知能力向上に繋げる指導、教育サービスを提供しています。

ココロッタ

キッズデザイン賞受賞にあたり当社担当者よりコメント

このたびは2年連続の受賞をすることができ、大変嬉しく思います。
今後も非認知能力の育成についての研究に従事し、今の時代を生きる子どもたちに少しでも豊かな未来を届けられるよう、邁進してまいります。

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