Leifras SPORTS SCHOOL

自己肯定感

子どもがやる気をなくした時『親が言ってはいけない言葉・言うべき言葉10選』

2022.02.18

子どもが宿題にいつまでも取り組まない時や「やる」と言ったのにやらない時など、親としてはついひと言言いたくなるものです。

親からすれば愛情や心配から言っている何気ない言葉でも、実はそれが子どものやる気を奪っていることもあります。

子どもがやる気を失っている時、親が言ってはいけない言葉と子どもの気持ちを上向きにさせる言うべき言葉をご紹介します。

子どものやる気がない時って、どんな状態?

「いつまでもゴロゴロしていて勉強しない」
「習い事に行く時間になってもぐずぐずと動かない」

親から見るとやる気がなく、怠けているように見える子どもの姿ではないでしょうか?

でもその心の中は、

「宿題しなきゃいけないけど、実は勉強がわからない」
「本当はその習い事が面白くない・やめたくて悩んでいる」

という気持ちなのかもしれません。

「やる気がない状態」は、心のエネルギーが不足して元気がない状態なのです。
ガソリンがないのに、無理やり車を走らせようとしても動きませんよね。

まずは元気づけの言葉で、エネルギーを取り戻すのが先決です!

前に向かう元気さえあれば、そのエネルギーの向かう方向を決めるだけです!

やる気が湧いてくる言葉・自信がつく言葉を親から子どもに伝えることで、子どものエネルギータンクを満タンにしてあげましょう。

子どものやる気を奪う「言ってはいけない言葉」と子どもを元気づける「言うべき言葉」

「勉強しなさい」「ゲームをやめなさい」などの命令の言葉

人から頭ごなしに命令されて「よし、やるか!」とやる気になる人はいません。それは子どもも同じです。

親に注意されれば一時的に従うかもしれませんが、その場限りになりがちです。

本当に子どもを動かしたいなら、子どもが自分で「そろそろ勉強しなきゃ」「ゲームをやめないといけない」と思わなければ意味がありません。

それには命令の言葉は逆効果になることが多いでしょう。

言うべき言葉は…
「わからないところはない?」「何か手伝うことある?」「やりたくない理由があるの?」という問いかけです。

「心配なのよ」「あなたのためを思って」というすり替えの言葉

一見、子どもを心配している親のような言葉ですが、「あなたが心配」という言葉は子どもに「あなたにはできない」「信じていない」というふうに伝わってしまいます。

また「あなたのためを思って」という言葉の裏には、「恥ずかしくない子に育ってほしい」「きちんとしつけていると思われたい」という親のエゴが含まれていることが多いのではないでしょうか?

子どものことを思っているような「すり替えの言葉」を、子どもは敏感に察知してしまいます。

言うべき言葉は…
「きっとできる」「信じている」、もし失敗しても「次は大丈夫よ!」というポジティブな言葉!

「だからダメなのよ」「いつもこれを間違える」などの否定の言葉

ダメなこと、できなかったこと、失敗したことは、子ども自身が一番わかっています。

わかっていることを、重ねて人から言われるほどやる気を削がれることはありません。

また否定の言葉を毎日言われていると、子どもは「自分はダメな人間なんだ」「僕にはできない」と思い込み、自信を失って本当にダメな人間になっていくという負のスパイラルに入ってしまい、自己肯定感が低下していくでしょう。

テストでいつも同じ問題で間違えてしまう、試合など同じシチュエーションでミスが出てしまうのは、そんな否定の言葉でがんじがらめになっているのかもしれません。

言うべき言葉は…
できている部分を見つけて「◯◯の部分は頑張ったね」「◯◯はできてるよ」と努力や頑張りのプロセスを認める言葉です。

「○◯くんはできるのに」「お姉ちゃんを見習いなさい」などの人と比較する言葉

できのいい同級生や兄弟の存在は、ライバルになれればいい刺激になります。

反面、比較対象になりやすく、比べられると自信をなくしてしまう可能性もあり、少々厄介な存在かもしれません。

親からしたら、何気なく発した「〇〇くんの近況」でも、子どもからすれば「比較された」「自分はダメだ」と感じるかもしれません。

あわよくば「刺激されて奮起するかも…」という親の下心は、マイナスに作用してしまう危険性も…

言うべき言葉は…
子どもが飽きっぽいなら「チャレンジ精神が旺盛」、気が弱いなら「慎重」、のんびりしている子なら「着実で念入り」など、言い換えの言葉です。

「片付けないと捨てる」「勉強しないとダメ人間になる」などの脅しの言葉

「脅し」と言うと大袈裟なものを想像するかもしれませんが、

「練習しないとメンバーに入れないぞ」
「食べないなら、次から食事はないわよ」

と条件を出し、子どもの恐怖心に働きかけようする言葉は、脅しとほぼ同じ意味で伝わってしまいます。

子どもは「怖いから」「困るから」という理由で、一時的に従うでしょう。

しかし「上手になるために練習をする」「バランスよく栄養を摂るために残さず食べる」という本来の理由は、子どもにはわからないまま…。

また「片付けないなら、おもちゃを捨てちゃうわよ」のような言葉も、実際には捨てることなく同じことが繰り返されれば、「言葉と行動が一致しない」と思われ、次第に子どもの信頼はなくなっていくでしょう。

言うべき言葉は…
「勉強は生きていくのに必要な知識を学ぶこと」「片付けるのは、みんなが気持ちよく部屋を使うため」と、はっきりした理由を明示してあげる言葉です。

子どもを褒めるのが難しいときは…


子育てをしていると、「子どもは褒めて育てよう」「結果よりプロセスを認めてあげよう」という話をよく聞きますよね。

そうしてあげたいけれど、「どう褒めたらいいか分からない」「子どもの長所を見つけるのが難しい」という人もいるでしょう。

子育てや仕事に追われるパパやママにとって、子どもの良い部分をじっくり観察する時間さえないことも多いはずです。

そんな時は、たった一つ「マイナスなことを言わない」とだけ心に決めて、子どもに接してみましょう。

「遅い」「ダメだな」「ちゃんとやれ」と思っても、黙って見守ってみる(無視するのではありません)。

見ているとイライラするなら、子どもから視線を外してみるのもひとつの手です。

そして何か積極的に行動した時、自主的に動いた時に「すごい!」「頑張ったね!」「かっこいい」と感嘆の声を出してみてください。

そうするだけで子どもは褒められ、認められることが「快感」になり、心の中にエネルギーが溜まっていきます。

そして「またやってみよう!」と自主的に行動するように変化するでしょう。

そうやって子どもがプラスのスパイラルに入っていかれるよう、大人が手助けしてあげられたら、ベストですね。

まとめ

・子どもにやる気がないのは「心に元気がない状態」
・子どもを褒める言葉、認めてあげる言葉で、子どもの心のエネルギーを満タンにしてあげるのが近道。
・「命令・すり替え・否定・比較・脅し」の言葉は子どものやる気を奪う
・子どもを褒めるのが難しい時は、ただ「マイナスなことを言わない」ようにする。

編集部より

振り返ると意外と普段からたくさん子どものやる気を失わせてしまう言葉を無意識に発してしまっていたと気付かされませんでしたか?私は、実際そうでしたので、反省しています>_<「命令」「すり替え」「否定」「比較」「脅し」そんな風にしていないと思っていても、実はしてしまっているのでは?と振り替えってみましょう!そして、しっかりと子どもたちのできていない所ではなく!できている所に目を向けて!たくさん認めて、褒めてあげましょう!親からのその一言が!子どもにとってはやる気になる最高の魔法となります!

(参考文献)
・『やればできるの研究』(キャロル・ドウェック著)
・ダイアモンドオンライン | 「勉強しなさい」と言わなくても子どもが自ら勉強する言葉とは
・しあわせ心理学 パンダの温度 | 【子供のやる気を引き出す方法】効果的な子供の褒め方

関連記事

非認知能力を知ろう

非認知能力とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われる、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などのことです。園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で非認知能力を高める教育への関心度が高まっています。

  • 非認知能力とは?
  • 非認知能力が必要とされる理由
  • 非認知能力を高める5つの理由
  • 非認知能力を高める方法

ラージハート公式Facebook