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夏休み明けは子どもの気持ちの変化が起こりやすい?親がサポートできること

2022.08.19

長かった夏休みも、もうすぐ終わりですね。
長期休みの終わりは、子どもの気持ちの変化が起こりやすい時期。
夏休み中にのんびりしすぎて活動量が低下した影響から体調がすぐれなかったり、友だちとの関係や行動範囲が変わったりなど、さまざまな理由から、行動や気持ちに変化が生じることもあります。
そんな子どもの心理を紹介しつつ、夏休み明け、スムーズに園・学校生活に戻れるよう親ができるサポートを紹介します。

夏休み後半、子どもの行動を改めてチェックしよう

夏休みは、宿題等はあるものの、園・学校生活から解放されのんびりできるため、子どもにとっては“自由な期間”といえるでしょう。

しかし、夏休みの終わりが近づくにつれ、園や学校生活に何らかの不安や悩みを抱えている子どもたちに、気になる行動や言動が見られるケースもあります。

ここで、夏休み後半のお子さんの心理状態をチェックしてみましょう。

以下にあげる項目のなかで、最近のお子さんの行動や言動についてあてはまるものにチェックをつけてください。

⬜夜、寝る時間が遅くなっている。

⬜朝、自分から起きてこない。

⬜朝ごはんをなかなか食べようとしない。

⬜おやつや甘いジュースばかりをほしがる。

⬜体を動かそうとしない。

⬜テレビを見る時間、ゲームで遊ぶ時間が大幅に増えている。

⬜ちょっとしたことでかんしゃくを起こしやすい。

⬜ぐずぐずしたり、すぐに泣いたりするようになった。

⬜以前に比べてベタベタ甘えてくるようになった。

⬜学校(園)の話をすると表情がくもる。

⬜夏休みの宿題や勉強の話をしたがらない。

⬜新学期の準備を進んでしようとしない。

いかがですか?

チェックの数が3つ以上ある場合は要注意。
お子さんは、もうすぐ園や学校が始まることに対し、何かしら不安な気持ちを抱いている可能性があるかもしれません。

「夏休み後半から夏休み明け」は、家庭のサポートがとても大切な意味をもつ時期でもあります。

厚生労働省の発表によると、夏休み明けの9月1日、学校に行くのをいやがる子どもが増えてきていることが明らかになっています。

こうした流れを受け、夏休み後半から夏休み明けの時期にかけ、生活リズムや心のバランスが崩れ、ひとりで悩む子どもたちをサポートする取り組みも、数多く行われるようになってきています。

夏休み後半から夏休み明けの子どもの心理状態とは?


夏休み後半から夏休み明け。

多くの親は、「やっと長い休みが終わる」とほっとしがちですが、子どもの心は揺れ動いていることが多いもの。

この時期の子どもが抱きやすい気持ちについて、3つ紹介します。

夏休み後半、子どもが抱きやすい気持ち

・夏休み明け、友達とうまくやっていけるか心配

・夏休み明け、学校の勉強についていけるか心配

・学校(園)が始まったら、宿題や行事の練習などが面倒

夏休み明け、お友達とうまくやっていけるか心配

子どもたちは、園や学校で、さまざまなお友達と関わりながら過ごしています。
そんななか、クラスの中に気の合わない子がいたり、夏休み前、それまでは仲良しだったけど夏休みに入る直前にちょっとしたいざこざがあったりなどにより、「何か言われたらいやだなぁ」「仲直りできるかなぁ」など、漠然とした不安な気持ちを抱えることがあります。

夏休み明け、学校の勉強についていけるか心配

小学生になると、学校生活の多くが授業を受ける時間になります。
先生の説明が理解できたり、出される問題が解けたりすることで、「(勉強が)楽しい!」「面白い!」と思えるようになりますが、ちょっとしたことでつまづき、「授業がわからない」状態になると、「問題が解けた!」「できた!」といった達成感を味わえる機会が減り、授業を受けることにストレスを感じてしまうことがあります。その結果、「学校が始まったら、勉強についていけるかな」などと心配になることもあります。

学校(園)が始まったら、宿題や行事の練習などが面倒

私たち大人も、休み明け、特に理由もないのに「会社にいきたくないな」「仕事が面倒だな」と思うことがありますよね。
子どもも同じです。

長い夏休み中、自分のペースでゆっくり過ごすことができていたのに、「夏休みが終わったら、毎日学校(園)。宿題とか、面倒くさいな」「先生が、夏休みが終わったら、運動会の練習が始まるって言ってたけど、うまくできるかな」など、漠然と不安な気持ちになる子も少なくありません。

これらに加え、

・ 下の子が生まれてお母さんお父さんが下の子のお世話で大変
・ 夫婦関係がうまくいっていない
・ 近親者の病気や死別

など、家庭環境の変化が、夏休み明けへの不安につながることもあります。

新学期をスムーズに乗り切るために親がサポートできること


夏休みが終わりに近づいてきたら、親はわが子の様子を注意深く観察しましょう。

その上で、「ちょっと元気がないな」「最近笑顔が少ないな」などと感じたら、

「どうしたの?」「何か困っていることはない?」などと聞いてみましょう。

答えない場合は無理に聞きだそうとせず、「何かあったらお母さん(お父さん)に話してね」と声をかけ、「私たちはあなたの味方だよ」というメッセージを送ることが大切です。

また、夏休み終盤になったら、規則正しい生活を心がけ、無理に遠出したりはせず、家でゆっくり過ごすようにするとよいでしょう。

親子でおやつをつくって食べたり、ゆっくり本を読んだり、家族でリラックスできる時間を確保することで、子どもの心も落ち着くでしょう。

親子でいっしょに夏休みの宿題や、休み明けの園・学校生活で必要な物を点検・確認し、足りないものがあればそろえるのもよいでしょう。
「学校(園)が始まったら、お友達に会えるね」「△△先生、みんなが学校(園)に来るの、楽しみに待ってるかもね」など、必要に応じて声かけを。

親がサポートできること

・「あなたの味方だよ」というメッセージを送る

・無理に遠出したりはせず、家でゆっくり過ごす

・親子で夏休みの宿題や、休み明けの園、学校生活で必要な物を点検、確認する

長い休み明けは、だれだって多少の不安な気持ちになったり、緊張したりは当たり前。
親は子どもの様子に注意をはらいながら、温かい目で新学期のスタートを見守りたいものです。

まとめ

・ 夏休みの後半は、子どもの様子を注意深く見守る

・ 新学期が始まる前の子どもの気持ちを想像することが大切

・ 夏休み後半は無理にお出かけせず、家族だんらんの時間をもつ

編集部より

夏休みが終わり、2学期始まる時の気持ちが憂鬱に感じてしまうのは、私たちが子どもの頃もそうではなかったでしょうか?やっぱり自由で楽しい時間が終わってしまうのは寂しいですし、嫌でしたよね?今の子どもたちも同じ気持ちになるのはもちろんのこと、それ以上に今の子どもたちは新型コロナウイルスの影響があったり、遊ぶ環境や過ごす環境が子どもたちそれぞれだったりと色々な要因で気持ちの変化も大きく影響してしまっていると思います。やはり、そんな時に支えられるのは一番身近にいる家族ですよね?今回のコラムを読んでいただき、2学期が始まる時には子どもの気持ちもリフレッシュして園や学校に行ける環境を作っていきましょう!

(参考文献)
「親野先生に聞いた!1年で一番不安を感じる子どもが多い夏休み明けに、不安を見逃さない方法とは」(出典:ベネッセ教育情報サイト)
「夏休み明けに向けた過ごし方、家庭でできるサポートチェック表付き」(出典:リセマム)
「夏休み明けに「不登校」が増えるのはなぜ? 親が知っておくべき子どものSOSサインと対処法」(出典:こどもまなびラボ)

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