実は最近のジュニアサッカーは、11人制ではなく8人制で行われることはご存知でしょうか?
“ジュニアサッカー=8人制”というわけではありませんが、日本サッカー協会(JFA)がU-12の試合でも導入して以降、現在はかなり8人制サッカーが定着しています。
今回は、サッカーは11人でやるもの!と思っていた皆さんに、11人制サッカーと8人制サッカーのルールの違いについてご紹介します。
子どもたちは、試合でプレーすることで、練習とは違う経験を通して、選手として成長することができます。
しかし、大人と同じように11人制サッカーをした場合、ボールに関わる時間が短かったり、プレー回数を十分に確保できなくなるという課題がありました。
そこでルールを工夫し、この8人制サッカーを導入することで、より多くの子どもたちが試合に出場でき、試合を通して選手として成長する機会が増えることになりました。
ジュニアサッカーといっても、実は基本的な競技ルールは大人のサッカーとほとんど同じです。
ただ、ジュニアサッカーの場合、大人との体の大きさや体力の違いがあることやプレー時間をできるだけ確保することを考慮し、フィールド(コート)の大きさが縮小されていたり、競技時間が短縮されています。
先ほどの「ボールコンタクトを増やす」、「試合でプレーできる環境を増やす」ための11人制サッカーとの主なルールの違いはこちらです。
また、リベルタサッカースクールでは、8人制サッカーのルールに加えて、よりサッカーを楽しむために独自の工夫で試合を実施しています!
スポーツにおけるルールの役割は、公平にプレーを行うこと、そして選手の安全を守ることにあります。また、ルールによって公平性が確保されることでサッカーを見ている人も楽しめるようになっています。
もしルールを無視してしまうと、サッカーが危険な競技となり、選手の安全が脅かされるほか、見ている方も楽しいものではなくなってしまいます。だからこそ、ルールが存在しているのです。
きちんとルールを理解し、スポーツを楽しみましょう!
▼ 参考文献 ▼
・サカママ「ジュニアサッカーのキホン!8人制サッカーについて知ろう」
・ウマサカ「少年サッカー(8人制)のルールを解説!11人制との違いは?」