感情の浮き沈みは、心の成長に必要不可欠な反面、
緊張や焦りに繋がったり、逆に油断してしまいミスすることもあります。
「練習でできないことは試合ではできない」と言われることがありますが、
いつもと違う環境だからこそ、普段の練習でしていることが無意識のうちに出てしまうのです。
だからこそ、強いチームは普段の練習から、普段の生活から自分の身の回りを整えています。
「感情は行動に影響を与える」と同様に、
落ち着きたいときには、深呼吸をします。
頑張りたいとき、力を出したいときには声を出す。
そうやって自然に行っていることの中にも行動によって心に影響を与えていることがあります。
強いチームをみると、普段の練習から違いますね。
道具がとても大切に扱われています。
気持ちの良い挨拶をしてくれます。皆自分で考えて動いているように見えます。
強いチーム、勝てるチームはなぜか練習以外でも格好いい。
それはどうしてでしょうか。
先生に言われているから? いいえ、違います。
もちろん最初はそれがきっかけだったかもしれません。
しかし、そういった言動の一つ一つを繰り返し、習慣化して当たり前となり、
その中で自身の行動で自分がどう感じるか、自分の心がどう変化するか、
経験として感じることができるからこその結果なのです。
だからこそ、身近なところから。
強いから、勝つからできるようになる訳ではありません。
普段の生活から「心が整う」体験を重ねていきましょう。