【子ども編】冬のスクール開始前…「寒い!」を吹き飛ばす工夫5選

2024.12.05

「行けば楽しいのはわかっているのに…」

スクール開始前、、、「寒い!動きたくない!!」

 

冬は大人でも外に出るのが億劫になるもの。

そんな息子、娘に「行きなさい!動きなさい!」と言いつつも、風邪をひいて欲しくない気持ちも。

わかっているんです。子どもが行きたくないと言いながら帰りは催促しなければずっと残っているほど

寒さを忘れて楽しむということを。

そんな冬シーズンの活動前の寒さを少しでも緩和し、快適に活動する工夫をご紹介します!

スクール前、寒さからくる憂鬱を吹き飛ばす工夫5選

①まずはあたたかい服装を!

②ウォーミングアップは念入りに。

③着脱しやすい服装で常に快適

④あったかアイテムでほっこり

⑤「暑熱順化」ならぬ「寒冷順化」

 

①まずは暖かい服装を!実は生地が重要だった?

手袋やベンチコート、冬シーズンはたくさんの防寒着があります。活動の強度に合わせて暖かい服装を準備しましょう。分厚いだけでなく、生地や素材によっても体感温度や保温効果が変わります。

・ピステ(通称シャカシャカ)

ファスナーやボタンがないタイプの頭から被って着るウェア。ポリエステル素材にとって雨や風を通しにくく、外種目にとっては必須アイテムにもなっていますね。薄手のため動きやすいのも利点。最近では、裏地が起毛になっていて肌触りもgood!

・保温効果のあるインナーは少し注意!

寒い冬、来たくなるあったかインナー。でも少しだけ注意が必要です。とても寒い日には重宝するアイテムですが、インナーは脱ぎにくいため、汗をかいてもそのままでいることが多くなります。また、速乾性のものが多いということが身体を冷やしてしまう場合もあります。

 

②ウォーミングアップは念入りに。

冬の時期、大事なのがウォーミングアップ。寒いときは身体がこわばっているような感覚がありませんか?

体温が下がっていると血管が収縮して血流も悪くなることで、筋肉も思うように動かせなくなるのです。この状況のまま激しい運動をしてしまうと怪我に繋がる危険性も。

ウォーミングアップには体温を上げる効果のほかに、身体のこわばりをほぐす効果があります。

寒い時期は、より大きめに身体を動かすイメージで、汗が滲むぐらい念入りに行いましょう!

③着脱しやすい服装で常に快適に。運動後はしっかり保温しよう。

意外と勘違いしてやってしまいがちなのが「とにかく着込む」こと。

もちろん身体が温まるまでは暖かい格好でOK。しかし、少し汗を掻いてきた時に脱げないのはNG!

子どもたちは暑いからと言って脱ぎたがりますが、1枚脱いだら薄着になってしまうような防寒の仕方ではせっかく温まった身体が逆戻り。

細かく調整できる着脱可能な服装で子ども自身がちょうどいい服装を選べるように工夫しましょう!

そして、運動を終えたらしっかり保温が鉄則!汗が蒸発する時に熱が奪われてしまうため、風邪をひく原因になります!

 

④かゆい(寒い)ところに手が届く?「あったかアイテム」でほっこり。

・カイロ

ポケットに入れておくだけで手が冷たいときなど好きな時に使える便利アイテム!

貼るタイプは両手が自由に使える反面、暑くなると温度が高くなりすぎて少し熱かったり、

剝がすしかなくなるため少し注意が必要です。貼らないタイプで好きな時に好きな場所に使用するのがおすすめです☆

・ネックウォーマー

防寒に効果的と言われるのが、手首、足首、首といった「三首」を温めること。

ネックウォーマーは首を温められる冬シーズン必須アイテムの一つです!着脱しやすいのも特徴で、

先生の話を聞くときなど動きが止まっているときには着けるといいかもしれません。

・保温水筒

身体の中から保温!体感的にもとても温まるため、保温効果のある飲料はおすすめです。

寒い季節に外気温でさらに冷たくなった飲み物を摂取すると、余計に体が冷えてしまいます。

キンキンに冷えた飲み物は飲むのも躊躇ってしまうため水分補給の妨げにも。

 

⑤「暑熱順化」ならぬ「寒冷順化」

暑くなる夏によく耳にするようになった「暑熱順化」。それに対して、寒さに少しずつ慣れて寒さに適応できる身体をつくっていくことを「寒冷順化」と言います。

子どもたちの身体にとって、確かに暑さ・寒さはストレスです。しかし、そのストレスは適度なものであれば成長に必要なものなのです。

少しずつ、そして子どもの間に気温差にも負けない強い身体をつくることが大切です。

防寒の工夫で、快適に冬シーズンのスポーツを楽しもう!

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