子どもたちにとっても、保護者の皆さまにとっても何かしら人生の一部分となっている「スポーツ」。
スポーツとどのような形で出会い、どのような経験や思い出を持っているかどうかはその後の自分の考え方や生き方にも大きな影響を与えます。
人間形成の視点からも、「協調性」「リーダーシップ」「やり抜く力」など人生で大切なことを学べる機会の詰まったスポーツは子どもたちや学生にとっても最高の成長機会と言えるでしょう。
そんな教育とも切り離せなくなっているスポーツですが、本来スポーツとは「遊び」「気晴らし」「休養」といった意味を持っていることをご存じでしょうか。
語源はラテン語の『deportare(デポルターレ)』
体育とスポーツは似ているようで少し目的や成り立ちが異なります。
体育は人格形成や心身の発達、集団行動や規律などを「学ぶ」場として学校教育の一つの教科として生まれたのに対し、スポーツは前述のとおり「楽しむ」ことを前提として生まれた背景があります。
スポーツは人々にとって、「休養」にも「遊び」にも「仕事」にも「生きがい」にもなり得るもの。
私たち指導員はスポーツを通して子どもたちの成長をサポートしている訳ですが、この背景を知っているからこそ、ベースには「楽しさ」「遊び」が無くてはならないものだと考え、指導する時にもとても大切にしているのです。
そして今日は「スポーツの日」。
ぜひ今日1日は子どもも大人も関係なく、運動やスポーツを楽しみ、スポーツの本質に触れてみてくださいね♪
ちなみに・・・
2020年(令和2年)に「体育の日」が「スポーツの日」に変更されました。
体育の日と言うと固定で10月10日のイメージが強い方も多いかもしれませんが、
そのため、「スポーツの日」は直近3年間でいくと、
と日付もバラバラなんです。
少し覚えにくさはありますが、必ず3連休になるという点では子どもたちはきっと嬉しいですね!