3月は、全国各地で1年を締めくくる年度最後の大会が開かれました。
子どもたちにとって、大会は日々の練習の成果を披露する場であると共に、
その大会自体が大きな「成長機会」にもなります。
たった1日の大会ですが、普段の練習では経験することのできない体験が詰まっています。
心が動いた分だけ、子どもたちは成長し、忘れられない思い出になります。
子どもたちは緊張しながらも真剣に、1試合1試合に向き合っていきます。
「勝ちたい」という強い想いが、応援席や指導者にもヒシヒシと伝わってきます。
もちろん、子どもたちはスクールで学んできた「大事なこと」を忘れることなく実践していきます。
「ただ技術が上手くなればいい訳じゃない。」
どんな選手でいたいか。目の前で起こることに対して、どう感じ、どう行動するか。
指導員たちは見守りながら、子どもたちの声に耳を傾け、問いかけていきます。
様々なハプニングや事象が多い大会だからこそ、
その時に掛ける指導員の言動が子どもの考え方や受け止め方に大きく影響する可能性があるからです。
そして何より、子どもたち自身が大会の中で感じる、
緊張、ワクワク、喜び、悔しさ、もどかしさ、高揚感。
そんな感情の一つひとつを感じながら、
子どもたちは沢山の価値を掴み取っていきます。
数えきれないほどのストーリーが大会にはあります。
子どもたちは毎回の大会で、見ている人の心を動かすようなプレーや、
日々の成長を感じさせる言動を魅せてくれます。
また、新たな年度が始まります。
新チームになりますが、今後も先生たちは子どもたちの成長を全力サポートしていきます。