Leifras SPORTS SCHOOL

Leifras SPORTS SCHOOL

ラージハート

非認知能力

「園(学校)で友達とケンカした!」こんな時、どうする?

更新日: 2023.01.04
投稿日: 2021.06.18

「園(学校)で友達とケンカした」。

子どもからこんな言葉を聞くと、親はドキッとしますよね。

幼少期、友達とのケンカは、人間関係やコミュニケーション能力を育む大事な練習です。

友達とぶつかりあいながら自分と相手との違いを受け入れ、そこで相手の気持ちを理解したりすることで、視野を広げていくことができます。

親は、子どもどうしのケンカ(トラブル)にどのように対処すればよいのでしょうか。

ケンカのあと、どのような言葉をかければ子どもの成長につながるのでしょうか。

非認知能力の視点も含めて解説します。

ケンカはコミュニケーション能力や課題解決力を磨く絶好の機会

幼児期の子どもたちは、さまざまな体験を通して自分の感情や思考に気づき、「周りの人は自分とは異なる考えや感情を持っている」ということを理解していきます。

この心の発達を促すために最適な状況のひとつとしてあげられるのが、子どもが「コミュニケーションの当事者」となることです。

ケンカはまさに、当事者にならざるを得ない場面といえるでしょう。

わが子から「今日、園(学校)で⚪⚪ちゃんとケンカした・・」などと聞くと、親は心配になってしまいますよね。

しかし、子どもは友達とのいさかいを通し、「自分の意見が通らない、思うようにならないネガティブな感情をどうしたら解消できるのか」「自分が心の底から思っていることをどう伝えるか」「物の言い方や頼み方はどうすればいいのか」など、子ども自身が考えることにつながります。

友達とのトラブルは、非認知能力のひとつとしても知られるコミュニケーション能力や問題解決力を磨く絶好の機会ともいえるのです。

園や学校でケンカが起こった場合、先生は、子どもの様子を見ながら必要に応じて介入し、お互いの気持ちを理解したうえで納得できる妥協点を見つかるようサポートすることが多いものです。

親はあまり深入りせず、「イヤだったのね」「悲しかったのね」などと共感し、そのときの様子を聞いたうえで、どうやったら仲直りできるか、どんな解決方法があるのかを一緒に考えましょう。

もちろん、「子どもが普段の様子と違う」「トラブルが毎日続いているようだ」など、心配なことがあれば、早めに園(学校)に相談しましょう。

子どもからケンカの報告を受けたときの親のOK対応、NG対応


子どもから「友達と園で(学校で)ケンカした」という報告を受けたときの、親の良い例と悪い例を紹介します。

・寄り添い、共感し、子ども同士で解決できるよう導く
・「そのとき、あなたはどう思ったの?」
・「それは悲しかったね。そのときどんな行動をとったの?これからどうしたらいいと思う?」
・「お友達とケンカして困っているのね。どんなことができるか、いっしょに考えてみようか」・・・など

まずは子どもに寄り添い、共感し、なるべく子どもどうしで解決できるような関わりを心がけましょう。

その子の思いを言葉にして共感することを繰り返していくことで、成長するにつれ、相手がわかりやすい言葉でコミュニケーションを取れるようになっていくでしょう。

・介入しすぎ、解決へ手を出しすぎは子どもの成長につながらない
・「そんなお友達と遊ぶのは、もうやめなさい!」
・「何があったの? ママが解決してあげるから、くわしく教えて」
・「先生はケンカを止めてくれなかったの? 園(学校)に電話して聞いてみるね」・・・など

親が介入しすぎたり、相手の親と連絡をとって解決の段取りをしたりなど、手を出しすぎるのは、子どもの成長にはつながりません。

親が解決してしまうのではなく、子ども自身が感じて動く時間をゆっくり待ってあげましょう。

友達づきあいに大切なのは、「伝える力」と「聞く力」


子どもは、園(学校)で友達とのいざこざを経験しながら成長し、友達づきあいの方法を学んでいくといっても過言ではありません。

友達づきあいに大切なのは、自分の気持ちを「伝える力」と相手の気持ちを「聞く力」でです。

特に「聞く力」は、「伝える力」と比べると見過ごされがちですが、臨床心理士の「幼児期が大切です 聞く力で伸びる7つの能力」を執筆した河井英子さんによると、

なかでも、思いやりの心、共感する心は、友だちづきあいを円滑にするのにとても有効です。
聞く力が身についている子どもは、相手の話に共感し思いやりをもって耳を傾けることができます。
その結果として、友達とのやりとりを円滑に進ませ、友達づきあいもスムーズになるのです。

幼児期に「聞く力」をしっかり育んでおくことが、集中力、想像力、思いやりの心、共感する心、コミュニケーション能力などの成長に欠かせないそう。

聞く力を育むためには、家庭での会話に加え、読み聞かせもおすすめです。

親が本を読み、子どもから感想を聞いたり親子で思ったことをいいあったりすることで、子どもは相手の言葉に耳を傾けるようになります。

 

まとめ

・子どものケンカに親はあまり介入しすぎない
・子どもの言葉に共感し、仲直りするにはどうしたらよいか一緒に考える
・「聞く力」を育てることが、友達づきあいをスムーズにしていくことにつながる

編集部より

友達とのケンカも、子どもたちの非認知能力を伸ばすために必要なきっかけや環境のひとつであることが分かりました!
親としては、子どもの園や学校での人間関係が悪くならないかなど、不安な気持ちや心配な気持ちが生まれてしまうかもしれませんが、
一呼吸して見守ってあげることや話を聞いてあげることで、自分で物事を考えて、解決しようとする力を育むことに繋がります。
また、相手の気持ちを汲み取る力を育むためには子ども自身が聞く力を身に付けることも大切になります。
親が寄り添い共感しながらも、親の話や気持ちを伝えるコミュニケーションを子どもと一緒に取っていきましょう!

(参考文献)
・すぐに止めない!? 子どものけんか(松井智子監修、「エデュカーレ」/臨床育児保育研究会)
・叱りゼロで子どもは自分でできるようになる!(原田綾子著、PHP研究所)
・幼児期が大切です 聞く力で伸びる7つの能力(河井英子著、PHP研究所)

記事一覧に戻る

よく一緒に読まれている記事

無料で非認知能力を測定できます!

バナーをタップすると体験版の測定が可能です。

みらぼ

非認知能力を知ろう

非認知能力とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われる、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などのことです。園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で非認知能力を高める教育への関心度が高まっています。

  • 非認知能力とは?
  • 非認知能力が必要とされる理由
  • 非認知能力を高める5つの理由
  • 非認知能力を高める方法

非認知能力を知ろう

非認知能力とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われる、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などのことです。園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で非認知能力を高める教育への関心度が高まっています。

  • 非認知能力とは?
  • 非認知能力が必要とされる理由
  • 非認知能力を高める5つの理由
  • 非認知能力を高める方法

ラージハート公式Facebook